yomoblog

南信州で地域エネルギーに関わりながら思うこと

手前味噌仕込み

2009-01-25 | いろいろ
今年は生協で大豆と麹を購入し、手前味噌を作ることにしました。
大豆、麹(お米をふかして麹菌を付けて繁殖させたもの。醗酵のスターターとなる)は茨城のもの。
地産地消がミソです。


麹(こうじ)
糀とも書く。お米に花が咲いたようだから。食べると甘いです。

一度農家さんの手伝いで作ったことはあるものの、自分でやるのは初めて。
うちのアパートでは狭いので、かみさんの実家の台所を借りてました。


<レシピ>

【材料】
・大豆1kg
・麹(こうじ)1kg
・塩900g       
 (材料はこれだけです。とってもシンプル。)

【道具】
・大きな鍋
・ボウル
・大きなすり鉢(大きな鍋でも可)
・太いすりこぎ(ビール瓶でも可) ※すり鉢とすりこぎはミキサーでも可
・味噌樽
・ラップ
・重石2kgくらい(ビニールに米や塩を入れて重石にしてもOK)

【作り方】
1)豆を3倍くらいの水に、一昼夜浸します。
  →すると最初の写真のように、水をすって大きく柔らかくなる。

2)水を切って豆を鍋にいれ、3時間くらいコトコト柔らかくなるまで煮る。

3)ゆでている間に、麹と塩の9割を混ぜておく。また、樽やすり鉢などを焼酎で拭いておきます。

4)茹で上がったら、すり鉢、すりこぎで、豆をすりつぶす。
 豆の形が残っていると、味噌になっても残り、いわゆる田舎味噌になるようです。

5)3と4を良く混ぜる。パサパサ硬いときは、ゆで汁を残しておいてここに入れて、耳たぶくらいに柔らかくする。

 麹をお米から作ると2日くらいかかって大変なんですが、麹を買ってしまう場合には、この豆のすりつぶしが最大の難関です。なかなかうまくつぶれません。
 一人より二人がいいさ、二人より三人がいい~(サンバルカン♪)作業です。(以前作ったときは、これをミンチ製造機でやったので楽でしたが、今回は苦労しました)

6)5をボール状にして、味噌樽の底へ投げつける!
  ペシッ!
  全部投げつけなくても、ぎゅーっと押し付けて、できるだけ空気が入らないように入れます。

7)カビ防止のために、残り1割の塩を味噌のもとの表面にかけてラップし、重石を載せて、ふたをして終了。
  あとは家の中で日陰のところに半年置けばできあがり。1年くらい熟成させたほうがよいそうです。

さあ、カビずにおいしい味噌ができるかな。

地大豆納豆

2009-01-18 | いろいろ
以前にも書いた「七福地大豆納豆」
日本各地の7種類の地大豆(F1品種ではなく、その地域に昔から伝わる伝統の品種)を使ったこだわりの納豆です。
昨秋の日比谷公園での「土と平和の祭典」で出店していたのに出会って、食べてみたらとってもおいしくて感動したものです。

年末に友人と話していたら、大の納豆好きということがわかり、同志を見つけたうれしさでプレゼントしました。ついでに自宅用にも注文。年末に注文したものがついに届きました。

食べてみると・・やっぱりうまい!
味わい深く、濃いけれどくどくない納豆です。
たれは付いてないので、できれば“上質な”本物の醤油(キッ●ーマンとかじゃなく小さな地方の醸造会社のもの。つくばでは、「沼屋本店」)をかけて頂きましょう!
茶豆や黒豆、紅花豆などの大粒のものも入っていますが、ぼくはやはり小粒の「こすず」がいいなあ。

販売元:雑 That's〈ザッツ〉
東京都品川区西品川2-12-20
(HPはまだ工事中ですが、faxかメールで注文できます。7種類の納豆が計16パック入(1パックは普通のパックの1.5倍くらい)で3500円です。)

味については、友人のリエちゃんが、blogで品評会レポートを詳しく書いてくれました!


アタマ、カラダ、ココロ

2009-01-18 | いろいろ
以前教わったヨガの先生は日系ブラジル人で、変わったイントネーションのゆる~い日本語で指導してくれた。

ヨガをやると、けっこうハードで血の巡りもよくなり、そしてリラックスもできて心が落ち着いた。

しかし、その後運動する機会が激減し、仕事も事務仕事なのでアタマばっかり使う日々。
その結果、肩こりはもちろん、腰も張るし、夜寝ると足先が冷たくて目が覚めるし・・体力が衰えてきた。
単純に年をとってきたのもあるんだと思いますが。



そこで、今年はつくばマラソン完走を目標に、年明けからジョギングをしています。(土日の早朝)

しかーし、ゆっくりと1時間くらい走るつもりで駆け出した初日、身体がびっくりしてか、15分過ぎから右ひざに違和感が・・。それはどんどん痛くなり、30分もすると走れなくなり半分はウオーキングで帰ってきました。
股関節も痛く、階段の昇り降りも苦労するほどに。
その後はもっと軽い練習にしています。

ジョギング2週間後の結果:
→まだひざは痛くなるけれど、軽くなってきた。
足先の冷えも軽くなり、気分もよい。

ヨガの先生がよく言っていたのが、
「アタマ、カラダ、ココロ、ひと~つに。」

運動することで、体調がよくなり、気分も良い。
頭、身体、心をバランスよく使うように、人間はできていると感じます。

さあ、11月の本番まで続くか!?はお楽しみ。

kibou

2009-01-17 | いろいろ
田中優さんのメールマガジンより長々と転記。ガザの状況に気が重くなりますが、希望のある記事です。

ガザ医療支援の情報も再掲。
ぼくもクレジットカード募金しました。
何か役に立つことを。

>>以下メルマガより転記>>

「タニス」

あまりにびっくりしたので、急にメルマガを出したいと思いまし
た。
以下はぼくの岩波ブックレット、「戦争って環境問題と関係ない
と思ってた」のあとがきです。このあと多少手直ししたから、本
そのものの文とは違っていますが。

******

最近、ブーゲンビル島で元ゲリラ兵士だったジェームス・タニ
スという名の友人ができた。彼はゲリラ兵士ではあったが、実は
その戦いを終結させた人物でもある。誰も知らない無名の一人に
すぎないのだが。

ブーゲンビル島と言っても、戦時中の話に詳しい人以外では誰
も知らないことだろう。ブーゲンビル島はオーストラリアの北、
パプアニューギニアの東にある人口30万人ほどの小さな島だ。地
理的にはソロモン諸島に近く、文化的にもその一部にある。しか
しソロモン諸島の一部になるべきブーゲンビル島には、不幸にも
とても価値ある資源が眠っていた。鉱物だ。銅鉱山があるのだが、
実際に掘られているのは金やダイヤモンドだと言われている。何
よりそれらの鉱物は直接イギリスに送られてしまうから、調べよ
うがないのだ。そして掘っている鉱山会社にとっては、価格の安
い銅を掘っていることにしておいた方が都合がいい。

この鉱山があるために、ブーゲンビル島はソロモン諸島にされ
ず、パプア・ニューギニア(以下バブアと省略する)の支配下に
置かれた。パプアは実質的にイギリスに支配された国であり、未
だに英国連邦の一員である。イギリスの持つ世界一の鉱山会社
「リオ・チント・ジンク」の子会社がこの鉱山を掘り、それがパ
プアの外貨の6割以上を稼ぎ、国家財政の2割を生み出していた
のだ。

しかしこの鉱山開発は極めて環境破壊的なものであった。水も
土地も海も汚染され、ちょうど足尾銅山のような状況を呈してい
た。それに反対した地主たちは、鉱山会社に土地の返還を求めた
が、支配するパプア軍はそれに対して徹底的な抑圧で応えた。度
重なる人権侵害と抑圧の元、組織されたのが「BRA(ブーゲン
ビル革命軍)」というゲリラ組織だった。タニスが属していたの
はその団体だ。

ところが彼は、その戦いを続けながら疑問を持った。ブーゲン
ビル島にはわずか30万人の人口しかおらず、戦い合う兵士は互い
に友人だったり、親戚だったりする。それなのに互いに1万人以
上を殺してきた。「本当の敵は他にいるのではないか」と。
部隊長だった彼は、兵士たちに「相手の軍の頭の上を狙え(つ
まり空砲のように相手を狙わない)」と命じた。そして彼らは敗
走する時、たとえば建物の壁に「WE LOVE YOU」と書いた。敵の
兵士たちも、なぜ殺そうとしないのかと疑問に思い始めた。
次に彼は敵の兵士を見つけると、笑顔で手を振って、その後に
走って逃げるという行動を取る。さらにはチラシを降らせて敵軍
に不戦の意志を伝えていく。次第に殺し合わない状況が前線に生
まれ(これは台湾と中国の間の、金門島周辺でも同じようなこと
が起きている)、互いに話ができる状況が生まれた。

ついに話ができる場が生まれると、彼は敵軍の兵士たちにこう
話した。

「本当にオレたちは互いに敵なのか? 他に本当の敵がいるん
じゃないのか」

こうして次第に「前線」とは名ばかりの停戦状況が生まれてく
る。互いに殺し合いのではなく、互いに認め合い始めたのだ。

しかし、それによって鉱山開発が進められなくなったイギリス
は怒った。英国連邦の一員であるパプアは97年、国防軍の訓練
と革命軍壊滅を、英国の民間軍事請負会社であるサンドライン・
インターナショナル(SI)社に依頼する。その契約には、紛争
の元となった鉱山会社も同席している。しかしこれに反対したの
がパプアの国防軍だった。彼らと住民の抗議によって、契約は中
途で放り出され、SI社の社員(実際は傭兵だった)は監禁され
て追い返された。これがきっかけとなってブーゲンビル島の内戦
は終結。和解し自治政府が認められた。2015年には独立投票が行
われる予定だという。

しかしなぜ、パプアの国防軍がゲリラの壊滅作戦に反対したの
だろうか。これは想像だが、タニスが作り出した状況がそうさせ
たのではないだろうか。敵同士ではない、人間同士のつながりが。

ただの「敵」なら何人だって殺せるだろう。しかし親しい友人
・知人だったら…。パプア政府は人懐こい笑顔のタニスを、停戦
を生み出した友人であるタニスを殺そうというのだ。それを容認
することは、自分を壊すことを意味したのではないか。タニスは
武器を自分たちの上官に差し出し、「オレはもう女子どもを殺さ
ない、殺すなら自分でやってくれ」と言ったという。相手の兵士
にも自分の武器を差し出し、「オレをその銃で撃ち殺してもかま
わない」と言ったという。

「なぜそこまでできたのか」とタニスに訊くと、彼は「オレは
平和のためなら死ぬのはかまわないが、戦争で死にたくなかった
んだ。臆病だからね。だから一生懸命考えたんだよ」と答えた。
笑いながら話す彼の目からは、ずっと涙が溢れ出ていた。

ぼくらはタニスのようになれるだろうか?


********

以上のような原稿でした。そのタニスとパプアニューギニアの
ホテルで飲みながら話していたとき、一緒にいたのはマエキタミ
ヤコさんだった。彼は突如、「パプアニューギニア政府と交渉し
たのは、このホテルの隣の部屋だったんだ」と言い、「実はこの
国に入ったとき、ホテルまで尾行がついて航空券を盗まれた。今
もオレはこの国ではテロリスト扱いだから。いつ殺されてもおか
しくないんだ」と話した。

「戦争以来、オレは夜ぐっすり寝られたことがないんだ。夜は
急襲される時間帯だからね。朝までいつも起きてたんだ。だから
今夜も眠れない」と言う彼を、マエキタさんと二人で部屋まで送
っていき、部屋の中を隅々まで調べてから寝かせた。彼が少しで
も恐怖感から逃れられたらいいと思って。その夜の眠りはぼくも
浅いものになった。しかし何事もなく翌朝になり、タニスは寝坊
して遅れて部屋を出てきた。

「眠れたの?」と聞くと、「昨夜はぐっすりだったよ、珍しく
」と、人懐っこい笑顔を見せながらタニスが言った。

そのタニスが、なんとブーゲンビル自治政府新大統領になった
そうだ!!!


ブーゲンビル自治政府新大統領にタニス氏
【メルボルン30日NNN=ベルマナ通信】パプアニューギニ
アのブーゲンビル自治地区の大統領選でジェームス・タニスが当
選した。

記事はパプアニューギニアのポスト・クーリエ紙(2008/12/29)
からの引用で、11月の補欠選挙でタニスが当選したという。1年
半後には本選挙が実施される予定。2005年に自治政府が設立され
、今後ブーゲンビル島の独立も含めて住民投票が行われることに
なっていると伝えている。(ベリタ通信編集部翻訳・編集) 

(2008年12月30日18時26分掲載、NNNデイリーダイジェスト)
http://www.nikkanberita.com/read.cgi?id=200812301826322

パレスチナでのイスラエルによる大虐殺のせいで夜も眠れない
悲しみの中、それでも世界は動いていくのだな、と少しだけ灯り
がともる気がした。


□◆ JVCパレスチナ・ガザ支援のお願い □■□  

□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□

日本国際ボランティアセンター(JVC)
パレスチナ・ガザ地区への緊急支援にご協力ください
●クレジットカード募金も受付中!● 

http://www.ngo-jvc.net                           
□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□

今回のガザの緊急事態を受け、JVCはPMRS(=Palestinian Medical
Relief Society、パレスチナ医療救援協会)を通した緊急医療支
援(第1次支援)を12月31日に決定しました。

<<<< 第1次支援 (2009/1/7更新) >>>>

現在、ガザ中心部にある病院は重傷者であふれかえっており、中等
度や軽症のけが人に対応することができないそうです。また、そも
そも病院まで負傷者を運ぶことが困難なほどに混乱もしています。
PMRSはもともと地域の診療所(クリニック)をベースに医療活動を
行っており、また救急活動に携われるボランティアを数多く養成し
てきました。

そこでJVCは、PMRSのクリニックへの救急セットの配布と救急ボラ
ンティアのトレーニングを通して、現地の医療活動を支えるにしま
した。同時にこのことが、ガザの人たち自身が互いに助けあい、こ
の危機状況を乗り越えていくための励みにもなれば、と考えていま
す。

支援内容 ガザ地区全域の人々に対し、以下の支援を行います。

救急セットの配布
ボランティアへの救急法トレーニング(既にトレーニングを受けた
人たちの再講習も含む)実施
救急法講習のための道具の購入

支援額 10,000 USD(約93万円)


<<<< 経過報告 >>>>

1月6日現在、ガザ緊急募金として、136件、1,241,884円が集まりま
した。ご協力ありがとうございます。同日、パレスチナ医療救援協
会(PMRS)に、上表の支援内容のために1万ドル(約93万円)を送金
しました。今後、現地から活動報告が来ましたらまた報告いたしま
す。

<<<< 今後について >>>>

緊急医療支援のニーズは高く、12月30日の時点で、PMRSからは全体
で1億8千万円、救急セット及びトレーニングに関する部分だけでも
、約3000万円の要請が出されています。欧米のNGOも一部支援を決
定しましたが、必要金額には到底達していません。地上戦が開始し、
死傷者が増えるなか、更なる支援の必要性が出ています。

また、人道支援物資のガザ内への搬入が制限されるなか、イスラエ
ル側の検問所近くで待機している間の倉庫の賃料、可能性を求めて
検問所で並んでいるときのトラックの費用や運転手の人件費など、
イスラエルによる厳しい封鎖に伴う経費が発生していると現地協力
団体からの連絡が届いています。

この状況が落ち着いたとしても、ガザの人々は身体的、精神的に大
きな傷を負っていて、立ち直るまでには相当の時間と支えが必要に
なることが予想されます。厳しい状況が続くガザの人々に対して、
JVCでは、緊急支援を継続します。今後の支援に関する具体的な内容
は、決定次第公表いたします。引き続きのご協力をよろしくお願い
いたします。


─────────────────────
■募金にご協力ください
─────────────────────

(1)インターネットからクレジットカードで募金

JVCクレジットカード募金 情報入力画面からお申込ください。
「募金先指定」の項目で「パレスチナでの活動」を選択してください。
https://gt205.secure.ne.jp/~gt205119/form_creditbokin11.html

(2)郵便振替で募金

00190-9-27495 「JVC東京事務所」
※通信欄に「パレスチナ」とご記入ください。


すでにご協力くださった皆様に心より感謝申し上げます。
皆様のご支援を、確実に現地で役立てていきます。
引き続き活動を見守ってください。

ガザ~45%の子供、女性

2009-01-08 | いろいろ

テヘランでのデモでプラカードを掲げるイラン人の女の子。

 “パレスチナ医療関係筋によると、昨年12月27日にイスラエル軍がガザ攻撃を開始して以来、パレスチナ側の死者は少なくとも680人、負傷者は3000人に増加した。国連人道問題調整事務所は(UNOCHA)は、死者の3分の1前後、負傷者の45%が女性や子どもだとしている。イスラエル側の死者は兵士7人と民間人3人。 ”(CNN.co.jpより)

写真はアルジャジーラのサイトから。
日本のメディアでは十分報道されませんが、海外のメディアを探せば情報があります。
(そういえば、TBSラジオで大竹まことさんが、日本のメディアはガザの報道が甘い!というようなことを言ってました)

そして、戦費にならないよう注意深くお金を使うためには、パレスチナ情報センターのサイトを参照。

日本国際ボランティアセンター(JVC)がパレスチナ・ガザ地区への緊急支援をおこなっています。(クレジットカード募金も受付中)      
    http://www.ngo-jvc.net/