yomoblog

南信州で地域エネルギーに関わりながら思うこと

テクテクノロジー

2008-11-18 | 
辻信一さんがいろんな人と対談するゆっくり堂のシリーズ本の2冊目で、
発明家の藤村靖之さんとの対談を収めたもの。

藤村さんは、非電化コーヒー焙煎器(電気でなく家庭用のガスの火で効率よく焙煎できるホウロクのようなもの)や非電化冷蔵庫(放射冷却の作用を利用した冷蔵庫)など非電化製品を発明し、途上国の支援などをしている人です。

単なる機械や商品の発明ではなく、いかによりよい社会へ役立つものを発明するか考えています。科学技術の使い方、生かし方を本質的に考えています。

「便利をたくさん得ると、何かがたくさん失われる。便利をすこし捨てると、何かをたくさん得られる。」

後半では、スローな発明の基本思想や社会起業家としての思想を提示していて、とても刺激的でした。

那須の非電化工房アトリエ、行ってみたくなります。
この対談シリーズは、とても本質的な話だけど読みやすくてお勧めです。

Re:S 10号発売

2008-11-15 | 
毎度紹介する、Re:Sの10号が出ました。

今回は、「木からしる」というテーマで、
木の家作りを尋ねる旅です。

日本の伝統的な木の癖、性格を生かした風土にあった家作りは、
高度経済成長以後、急速に消えていきました。
大学での林業の授業では、外国産の安い木材に押されて経済的にまったく成り立たない日本林業を悲観する内容に暗くなった記憶があります。

うちの近所でも何件か最近家が建ったけれど、1,2ヶ月で簡単に建ちます。
「パスッパスッ」とテンポ良く音が聞こえてくるなあと思ったら、
大工さんが屋根に上って、ビス(?)というか止め具を、まるでお店で商品に
値段シールを貼るがごとく、ぽんぽんと器械を当てて止めていく音でした。
そして、骨組みである柱と柱の接続箇所は、ボルトや金具を使っています。
素人目には、強い力がかかったときには木と鉄の強度の違いで一箇所に
力が集中して折れるんじゃないか・・と思いました。

特集の中では、固めの木と柔らかめの木を絶妙に組ませて作っていく、金属を使わない伝統的なやり方を熱く語る林業家のインタビューがあります。

今回も、護りたい「ふつう」を旅して提案している<Re:S>です。

浅野さんの野菜

2008-11-09 | いろいろ
お隣の阿見町で自然農の野菜を作っている浅野さんが、つくばへ毎週土曜日に出張販売に来てくれます。

場所はつくば市春日のデニーズの向かいにある県営住宅の駐車場にて、午後3時ごろから。

写真は浅野のおじちゃん。
いい顔をされています。話もゆるくていい感じ。
息子さんが来ることもあります。

下は数週間前の写真ですが、野菜はこんな感じにコンテナに入っていて、量り売りのものもあります。



買い物に行くと大体知り合いに会い、ちょっとした井戸端会議になるのも楽しいところです。

sunset

2008-11-08 | いろいろ
借りている畑からの夕日。
雑木林の向こうに日が沈みます。
手前はヤーコンの葉(ほかの人の作物ですが・・)

畑では、野菜だけでなく広い空も楽しめます。
きれいな夕日も楽しめます。
ひばりのさえずりも聴こえます。
気持ちいい!

sunsetといえば・・
つくばの洞峰公園のすぐ北側(元のスペースシャトルのビル)に、<cafe sunrise>というおにぎりカフェ+古着店ができました。
rainbowという古着屋さんの新店舗です。
味噌汁やトン汁とセットで食べられるおいしいおにぎり屋さんです。