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南信州で地域エネルギーに関わりながら思うこと

まさか笠間さま

2005-09-19 | 2008年1月まで
「開けゴマ!」


そんな感じの世界が、個人的には笠間で広がっている。

ふと7月末に笠間焼きの笠間に行ってみよう、と訪ねた笠間。笠間稲荷の近くに何か気になるお店があった。「ごま」と書いてある。建物は古~い。
入ってみると、昔のおせんべい屋さんが使っていたガラスの容器にゴマを入れて売っている。笠間産、無農薬有機栽培のごまという。ごまの直売なんて初めてだった。そして、ごまのとなりには粟(アワ)や黍(キビ)、高キビなどの雑穀も笠間産のものを売っている!これはすごいと思って、店主にいろいろ質問すると何倍にもなって話を帰してくれて、しかも同じような方向でさらに先を行くことを考えている方で、話が大変盛り上がった。

笠間は、笠間稲荷神社を中心に旧市街が広がる古い町であり、そして笠間焼きの陶芸のまちでもある。笠間焼きは流派などがかちっとしていないので、作家の作風が自由で、外からの人がやりやすいらしい。陶芸関係のギャラリーやカフェもたくさんある。
そして、笠間クラインガルテンという宿泊タイプの都心からの市民農園も農業の業界では有名だ。

そんな芸術系の人を多く受け入れてきた笠間では、おもしろい人がかなりの密度で集まっている。はでな所ではないけれど、スローライフを素でやっている人が多いように思う。気持ちの良いところだなあ。

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