月下樹のおと

樹月けい、オタク母のブログ。アニメ・漫画。お絵かき展示等。義母の介護終わり、義父のご飯お手伝い中。

8/15(火) 映画「ある夏の送り火」上映会

2017-08-19 00:30:18 | 感想★アート演劇 映画ドラマ アニメ等


8/15(火)
映画「ある夏の送り火」上映会
香川産業頭脳化センターにて
12:45~

今回は、英語字幕入り。
初めにインタビュー映像や予告編、
監督の話があってから本編の上映。

上映後、
出演者や監督、脚本の堤さんより挨拶。
三女は、
自分も前に出るとは思っておらず
緊張しきりだったが、何とか一言(笑)。

前回の志度音楽ホールでは
500席が満席になる程、多くの人。
今回は会議室での上映で、
人数は少なめ。
でも、こっぽりと和やかな感じで
こういうのもいいなと思った。

……………………

私は何回か観る機会があったが、
その時々で、少しずつ
響くポイントが
変わったかもしれない。

映画の中のお話では
下の娘が亡くなり2年経っている。
小学生になった同学年の子に
偶然会って声をかけられる場面では
胸が痛くなった。

“ 生きていればこれくらい ”
けれど我が子は記憶の中の
2年前の姿のまま。
何もなければ我が子もランドセルを
背負っていたはずなのに。

悲しさや、
やり場のない気持ちを感じた。

子どもを亡くした人の気持ちは
きっと、分かりようがない。

けれど
生きていても色々なことがある。
思い描いていた道、
思いがけない道。
長く生きていればその分
分かれ道をいくつも通り
いつか遠く離れることもある。

人は皆同じではない現実を知る時
胸にわき上がる気持ち。
それは多くの人も同じかもしれない。


そういう意味では
観る人の境遇は違っても
それぞれの心に響くものが
あると思った。

………………………

それぞれの境遇や状況が違い
分かり合えないとしても
何かを共有したり
寄り添ったりすることはできるのか?

たぶん子どもの頃にも
そんなことを思ったことがある。
大人になった今も、
形は色々変わっても
そんなことを問われる場に
出くわすことが度々ある。
けれど、なかなか見つからない答えを
ずっと探しているような気がする。

答えではないけれど、そのひとつが
この「ある夏の送り火」
かもしれない。

色々な人の色々な思いに
寄り添える映画であってほしい。


自分の小さな日常も
大きな世界のことも
大人や子ども、この国や他の国
違っていても繋がる何かが
あると思う。

少しでも、そういうことを感じたい。

英語字幕の英語表現は
正直、英語にうとくて分からないけど(笑)
これがあることで、色々な人に届き
何かを感じてもらえたら嬉しい。

そんなことを思った 上映会だった。


この後、予定では
ロケ地の海で行われる
送り火を見に行くことになっていたが
天候の関係で中止。

しかし、せっかくなので
海まで行ってみることにした。
思いがけない出会いもあり……

長くなるので、それは 次へ。

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