月下樹のおと

樹月けい、オタク母のブログ。アニメ・漫画。お絵かき展示等。義母の介護終わり、義父のご飯お手伝い中。

5/11(土) 朗読劇『小さな家族草子』観劇

2024-05-13 18:46:43 | 感想★アート演劇 映画ドラマ アニメ等




5/11(土)
『小さな家族草子』


阿波おどり&ミュージック
コティ
( 徳島駅近く、ぽっぽ街 )

市民劇でお世話になった
明樹由佳さん。
劇団まんまる
の皆さんとのコラボ公演。

『家族草子』という
台本を手にしながらの演技、
朗読と芝居を融合させたもの。

朗読劇の
色々な可能性を感じた。

演劇は敷居が高いと
躊躇する人も、
これなら
出来ることがありそう。

楽しくできる
入り口になりそうな。

今回、
観る機会ができて良かった!

…………………

❲ 劇団まんまる ❳
「心浮く二拍子」
作・清水宏香( 劇団まんまる )

阿波おどりの楽しさ、
心が浮くという感覚。
亡き母との思い出を胸に
この先へと進む彼女の
これからを応援したい
気持ちになった。


❲ 家族草子 ❳
「準備万端」
作・森浩美 
双葉文庫
『終の日までの』所収

終活に目覚めた母と
それに付き合う娘の
やりとりが面白く、
あたたかい気持ちになれる
家族のお話だった。

…………

どちらの作品も
ちょっとした
日常の場面ではあるが

人生の行く先を
ふと考えさせられたり

今あるものを
大切にしたい気持ちになった。



色々な家族がいて
色々な関係がある。

その中の
ある場面を目にして、

自分の
過去を振り返ったり、
これからのことを
考えたりした。


まったく同じ
境遇ではないけれど、
より身近なリアルを
呼び起こされる
感覚だった。


………………

朗読劇、
というやり方も
面白いと思った。


大がかりな
物や場所も要らない
シンプルさ。

そして、
台本を持ってできること。

セリフを頭に入れて
立って演技ができるまでには
それなりの期間や
個々の稽古も必要になる。

色々な事情で
それが難しい人も
これなら
入りやすいかもしれない。


間で
色々な動きはあったものの、
基本的には
椅子に座っての朗読&演技。

(ここでは、高めの座面の椅子
いわゆるカウンターチェア)

動きに制限のある人も
参加しやすいだろう。


そういう意味でも
色々な可能性がありそうだ。



公演後、明樹さんと
そんなお話もした。


そして、
今回どういう作品を選んだか
ということも。


確かに、何でもいい
というわけではないだろう。
ボリュームや内容
配役も考えて…

なるほど、
と思うお話も色々。

押さえておくポイントは
ありそうだ。


悩んだ時に、
明樹さんのように
意見を聞ける人がいる
というのは
ありがたいことだと思う。

( 実際 明樹さんは、
そういう 不安や疑問を
投げかけても、
真摯に応えてくれる
安心感のある存在なのだ )

……………

演じることが、
私たちの日常に
自然に溶け込める
やり方があったらいいな。

頑張り過ぎなくても
楽しく取り組めたらいいな。

そういう演劇も
あっていい。

それなら
演劇になじみのない人も、
演劇は難しそうと
尻込みする人も
気楽に一緒に楽しめそう。

そんなお話で
盛り上がった。

……………


そんなふうに
明樹さんとお話するうち、
成り行きで
他の方とのお話に
交じることになった。

視覚障がい者の
伴走をされている方。

新たに知る分野。
演劇と繋がる
活動ができるかも!
というお話。

これもまた
新たな出会い。


同じように、
演劇を通して
新たな可能性を
見つけようとしている
人がいるのだなと
嬉しくなった。


今回の公演そのものも
良かったけれど、
こんなお話を通して
考えるきっかけや
出会いなどもあり、
本当に良い機会だった。

皆さま
ありがとうございました!



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