『いのちをいただく』

『いのちをいただく』


読んだとき
ちょっと思ったこと。

手元にないから
メモしとこうかな、と。

………………

私たちは
色々なものから
切り離されたところで
生活している。

より早く よりたくさんの
ことをするために。


生活にかかわる
あらゆることが

私たちの
目に触れないところで
行われている。

便利な生活。



だけどそのことで
できにくくなっている
こともあると思う。


つながりが
実感できない。

目に見えないものを
想像できない。


だから ひとり だと
思うのかもしれない。



最後の方に、あった言葉。
“肌身にしみる”

そういう経験が必要なのだ。

体を通して感じること。
理屈ではなく感覚に近いもの？

時間や手間が かかる。
すぐに結果はでないもの。




意識しなくても
当然のようにあったことが

今は
意識しないと
得られないのかもしれない。


………

泣けたのは
食肉加工センターの人のこと。

何度も
いやだ やめたいと
思いながらも
誰かの言葉や出来事で

また頑張ろうと思う くだり。


葛藤、

あるんだなぁ。


だけど いいんだ。



どれだけあがいても
それがまた後の
自分を支えるものになる
と思うから。


そして、
それはたぶん
誰にでも あること。


形は違っても
奥から手繰り寄せてみたら

みんなどこかで
つながっていればいいなあ。

そう思ってちょっと
じんときたのかな。



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