月下樹のおと

樹月けい、オタク母のブログ。アニメ・漫画。お絵かき展示等。義母の介護終わり、義父のご飯お手伝い中。

3/18~19 市民劇『私たちの街の記憶』

2017-03-24 23:21:06 | 感想★アート演劇 映画ドラマ アニメ等


市民劇『私たちの街の記憶』
3/18(土)~19(日) ノトススタジオにて

これはぜったい観て欲しいと思った。
琴線に触れる物語が きっとある。
眠っていた いつかの自分が目を覚まし
きっと 自分の物語になる。
そして、これからを生きる
あなたの物語が始まる。

………………………………

私が初めて稽古を見学したのは
稽古6回目、本番の2週間と少し前頃
だっただろうか。
アートマネジメント公開講座の実践演習
舞台制作の一環として。


皆さんが輪になってそれぞれの
記憶に残る話を出し合っていた。
昔のある場所ある景色、私も同じ!
同じように覚えている人がいるなんて。
とても嬉しかった。
初めて眼鏡をかけて見た景色の驚きも、
もう再現はできないけれど
その時の感動は記憶の中にある。

そして介護の話も心に残った。
6年ほど前から病状が悪くなった義母の
お手伝いを続けた後に要介護に入り
育児と共に葛藤の日々もあった。
それだけに “ ありがとう ”という言葉が
胸に刺さった。
自分はそう言えるまでには
至らなかったという思いが
義母を見送った後もずっと
心に引っ掛かっていたから。
それでも、舞台を観て
理屈ではなく感覚として
そんな自分も救われたような気がした。

境遇はそれぞれ違うけれど
どんな人のどんな思いも受け止めてくれる。
違うけれど
どこか共有できるものがある。

それが、私が感じる救いなのかもしれない。

共有できるものを見つけられるというのは
演劇というもの、
この市民劇というものの
性質なのかもしれない。


一段高い丸い舞台は
組んだ白木の積み木で囲まれていて。
更にその舞台の周りには
カラフルな積み木が散らばっていた。
最後の方では出演者が
その積み木を思い思いに積んでいた。

それが小さな建物に見え、
人が去ると 街のように見えた。
そして すうっと夜になり
舞台の下から ほんのりと
灯る明かりが家々の
シルエットを映し出して
家路へ向かうような気持ちになった。

あの積み木のひとつが自分で、
それは小さな欠片だけど
人の日々の営みとして
あそこで確かに生きていると思えた。


誰にでも ささやかなエピソードはある。
年表に載るような大事件ではなくても
その人の心に残り、
その人を動かしてきたもの。
いつもは記憶の中で眠っているけど
観ているうちに目を覚ます。

自分のこととして感じ、
自分のこれまでを振り返り、
これからを生きていく自分の力になる。

私にとって今回の市民劇は
そういうものだった。

たぶん他の人も それぞれに
響くものはあっただろう。


この短い期間で、
演劇初心者の方もいる中で
出来上がった市民劇に拍手。

その過程もまた
大切な記憶として残り
人を動かしていくのだろう。

…………………

《 写真 》
当日パンフレットには
市民劇参加者紹介。似顔絵つき!

ロビーには
お客さんが書いた思い出メモを
貼るコーナーも!

他にも 思い出の品がたくさん
並べられていた。


講座の受講生として
少しではあるけれど
お手伝いできてよかった。
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3/17(金) 次女 小学校 卒業式

2017-03-24 22:59:33 | 子ども ボランティア 読み聞かせ


3/17(金) 次女 小学校 卒業式

無事終わった卒業式。

卒業生の合唱 『結―ゆい―』良かった。

6年4クラス
4組の出席番号、最後なので
卒業証書を最後にもらい
退場も一番最後。
振り返り会場に礼をして。
二人でタイミング合わす
練習もしていたとか。


外に出て、
マーチング演奏や
在校生たちの拍手で送り出してもらい
校門から外へ。

運動場に戻って担任からの挨拶。

そこからは 個人個人で写真撮影。

校長先生と。友達で集まって。
マーチング仲間や先生と。
6年団の先生と。

受付でもらった親への手紙。
家に帰って開封。
次女の思い伝わる言葉だった。
卒業式間近に書いたとか。

個人的には担任以外の先生にも
何人か手紙を書いていたらしい。
それを持って先生回りも(笑)。

5年の時の担任には、よりお世話になった
思い出もあるとのことで。
次女の発案した募金活動を
取り上げてくれて、
全校生にお手伝いを募る
呼び掛けができるようアドバイス
してくれたという経緯もあった。


色々なとこがあり
色々なことを思い、
時には歯をくい縛り
その分喜びも感じた
小学校生活だったのではないかな。

もう中学生……(^^;
今になって
長女の中学時代の裏話も聞き(笑)
親の見えない波乱の予感に
楽観してはいられないけど、
その時はその時と
腹をくくっていくのみ。

何もかもないゼロの気持ち。
無くすもののないスタート地点。
そこから始めたい。

ありがとう。そして
これからもどうぞよろしく。
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3月23日(木)のつぶやき

2017-03-24 04:22:37 | 日記等 未分類
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