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Kei's Yoga

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内なる月を満たす「陰ヨガ&SlowYoga」レッスン

「ヨガ講師有志による安保法案の廃案を求める声明文」全文掲載

2015-09-04 23:19:09 | ささやかなお話
私たちヨガ講師有志は、
呼吸するように当たり前に、平和の大切さ、希望ある未来、
武力に頼らない世界平和への貢献の仕方を語り、発信し、行動し、
森のように広がり、連帯していきます。

~声明文より~



【声明文】 
私たちヨガ講師有志は、非暴力・正直さ・足るを知る生き方を尊重する立場から、
二度と私たちに武器をとらせ悲惨な戦争を繰り返させないために、
世界中で武力行使を可能とする「安保関連法案」に強く反対し、すみやかな廃案を求めます。

また、私たち主権者の基本理念と命令である「日本国憲法」を平然と無視して暴走する安倍政権に対して、日本国憲法の遵守を強く求めます。
 
===================================

日本は、1945年に終わった過去の悲惨な戦争を経験し、真摯に反省し、平和と自由の大切さを学びました。
そして、もう二度と同じ過ちを繰り返さないように、武力による戦争を放棄する憲法9条を掲げる平和憲法を手に、武力に頼らない方法で世界平和に貢献する国として歩んできました。

しかし、昨年7月、安倍政権は、「集団的自衛権」も行使できると憲法の解釈を変え、現在の国会で安保関連法案を強行に成立させようとしています。
成立すると、たとえ日本自身が攻撃されていない場合でも、他国間で起こっている戦争に、日本が「自衛のために」と世界中で武力行使することが可能になります。これゆえに、この法案は世間では戦争法案と呼ばれるのも納得がいくところです。

世の中には色々な種類の暴力がありますが、戦争は、生きづらさを生む最大の暴力で、平和とは対極にあるものです。
ヨガの流派は多数ありますが、ヨガには人生を歩む上でしてはならない事として、非暴力の考えがあります。
ヨガ講師は、ただマットの上でヨガのポーズを伝えるだけではありません。
その人に寄り添い、人間が本来もっている心の平和を引き出す、心に花が咲くお手伝いする職業でもあります。

戦争の影を落とす生きづらい日常では、この花の種まきも困難になります。

「戦争法案」の審議を巡っては、私たちの多くが反対し、
危機感を覚えた憲法学者をはじめ、大学職員、医療従事者、ママ、大学生、高校生までもが声明文を出したり、
特定の政党色を持たない学生達(シールズ)が中心となり国会前で抗議のデモを行ったりと「違憲」の声は大きくなりました。

そうした中、7月16日、十分な審議をせず法案の中身を説明不足のまま、衆議院で強行採決を行い、法案を通過させました。
これは、安倍政権が私たちの声に耳を傾ける謙虚さを失い、暴走し、民主主義と立憲主義に反しています。 
  
さらに、その後の参議院審議では、
防衛大臣が「銃弾は武器でないから輸送が可能。法律上、核弾頭は銃弾に当たるから輸送は可能」と今までは到底認めることができないであろう発言をしたり、国会議員が「殺したくないし、殺されたくない」
そういった人間としてあたり前の感覚も批判したりと、憲法9条や基本的人権が軽視される状況が続き、戦争の足音が近づいています。

「戦争法案」が強行され「戦争するのも厭わない国」になった後は、
当然の様に、基本的人権や表現・言論・結社・集会の自由が規制されます。
「戦争は嫌だ!」という当たり前の感覚が許されなくなり、公の場で戦争反対を表明するのも難しくなります。

そうなれば、私たちが愛するヨガも規制されるでしょう。
仮に自衛隊が海外で武力行使に関わり犠牲者を出した場合、平和を求めるヨガ講師が戦争反対するために、
ただ平和を祈るヨガの集まりを公園ですることも難しくなります。

このような世の中にしないためにも、「戦争法案」に強く反対します。

今後、わたしたちの国はこれからますます、周りの国々と仲良く協調し、
人類が先導して破壊してしまった地球環境をなんとか元通りにしていくためにリーダーシップを発揮していかなくてはなりません。 

資源を奪い合い、経済戦争にうつつをぬかすのではなく、
人類全体がどうすれば足るを知り、破滅を避け、持続可能なライフスタイルや経済のあり方を確立することができるのか、
その叡智を模索し、実践し、世界に広げていく国でありたいと思います。
トラブルがあっても武力に頼らず、外交と対話で解決する、世界のお手本でありたいと思います。

私たちヨガ講師有志は、
呼吸するように当たり前に、平和の大切さ、希望ある未来、武力に頼らない世界平和への貢献の仕方を語り、発信し、行動し、
森の様に広がり連帯していきます。

私たちヨガ講師有志は、非暴力・正直さ・足るを知る生き方を尊重する立場から、
二度私たちに武器をとらせ悲惨な戦争を繰り返させないため、
世界中で武力行使を可能とする「安保関連法案」に強く反対し、すみやかな廃案を求めます。

また、私たち主権者の基本理念と命令である「日本国憲法」を平然と無視して暴走する安倍政権に対して、
日本国憲法遵守を強く求めます。

銃弾ではなく、心と手には平和の花を。
シャンティ シャンティ シャンティ


                  
安保法関連法案の廃案を求めるヨガ講師の会
呼び掛け人 

杉田宗一郎
中園順子
内柳亜由美
渡部累


以上です。

以前こちらのブログでもご紹介した、東京の杉田さんから声明文が届きました。
フェイスブックをしている方は、ぜひご覧ください。
ヨガ講師でなくとも、ヨガ愛好家の方、またご賛同いただける方は杉田さんまでメッセージを寄せていただけたらと思います。
私keiも賛同し、賛同文を送らせていただきました。
ヨガを生きる者として、そしてこの地球上に生きる人間の一人として、私はこの法案に反対し廃案を求めます。




「魂のないシステムを変えるには」マハトマ・ガンジー

人々の心を打ち砕いた一連の出来事は、起こるべくして起こったのだ。
わたしたちにこう伝えるために…。

魂のないシステムを、暴力的手段によって改革することなど出来ない。
ましてや、わたしたちまでもが魂をなくしてしまったら、元も子もない。
そうではない。

わたしたちが犠牲になることなく、システムを変えるただひとつの方法は、
悪魔が張り巡らした蜘蛛の巣の罠一つひとつに対し、力強くノーと声を上げることである。




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バーバラ・リーさん 420対1 たった一人反対票を投じた人

2015-08-24 22:21:26 | ささやかなお話
あっという間に8月も下旬に…!
ひぐらしの鳴き声が耳に優しい今日この頃、みなさまお元気でしょうか。


写真はゆんフリー素材写真集さんより…秋の空^^


突然ですが、バーバラ・リーさんをご存知ですか?

2001年9月11日、ニューヨークで同時多発テロがありました。
9月14日、アメリカ連邦議会ブッシュ大統領に報復戦争の軍事力を行使する権限を与える決議を採択しました。
上院は全会一致、下院は420対1でした。
唯一の反対票を投じたのがバーバラ・リー議員です。

420対1…です。
どれだけ勇気がいることか。
その心境を想像してみてください。
私にできるでしょうか?
信念を貫きとおすことができるでしょうか?

バーバラ・リーさん。
私は心から彼女を尊敬します。


2015年、いまや世界中がこの報復戦争が誤りであったことを知っていますね。
アメリカ政府ですら、この戦争が間違いであることを認めました。
バーバラ・リー議員の報復戦争反対の議会演説 (和訳文付き 長文)


下記、バーバラ・リーさんのスピーチ全文です。
転載歓迎とのことですので、下記にも貼り付けます。
よかったらご一読ください。


アメリカ下院議会におけるバーバラ・リー下院議員の発言
2001年9月14日

 議長、私は今日、ニューヨーク、バージニア、ペンシルベニアで殺され傷つけられた家族と愛する人々への悲しみでいっぱいになりながら、耐えがたい気持ちで演説に立っています。
アメリカ国民と全世界の何百万もの人々をとらえた悲しみを理解しないのは最も愚かな者か最も無神経な者だけでしょう。
アメリカ合衆国に対するこの筆舌に尽くしがたい攻撃のために、私は向かうべき方向を求めて自らの道徳指針と良心と神に頼らざるをえませんでした。

 9月11日は世界を変えました。最も深い恐怖が今や私たちの心に付きまとってます。しかしながら、私は軍事行動はアメリカ合衆国に対する国際的なテロリズムのこれ以上の行動を防がないと確信しています。
私は、大統領はこの決議がなくても戦争を行なうことができることを私たち全員が分かっているにもかかわらずこの武力行使決議が通過するのだということを知っています。
この[反対]投票がどんなに困難なものであろうとも、私たちの何人かが自制を行使するように説得しければなりません。

 しばらく距離を置いてみて今日の私たちの行動のもつ意味を通して考えよう、その結果をもっと十分に理解しよう、と言う何人かが私たちの中にいなければなりません。
私たちは従来型の戦争を扱っているのではありません。私たちは従来型のやり方の対応はできないのです。
私はこの悪循環が制御不能になるのを見たくありません。今回の危機には国家の安全や外交政策や社会安全や情報収集や経済や殺人といった諸問題が入っているのです。
私たちの対応はそれと同様に多面的でなければなりません。
私たちはあわてて判定を下してはなりません。
あまりにも多すぎる罪のない人たちが既に亡くなりました。

 アメリカ合衆国は喪に服しています。もしも私たちがあわてて反撃を開始すれば、女性や子どもやその他の非戦闘員が十字砲火を浴びるという大きすぎる危険な目に遭う恐れがあるのです。
同様に私たちは、残忍な殺人者によるこの狂暴な行為に対する正当な怒りがあるからと、あらゆるアラブ系のアメリカ人やイスラム教徒や東南アジア出身者や他のどの人々に対しても人種や宗教や民族を理由として偏見をあおることはできません。

 最後に、私たちは退場の戦略も焦点を合わせた標的もなしに無制限の戦争を開始しないように注意を払わなければなりません。
私たちは過去の過ちを繰り返すことはできません。
1964年に連邦議会はリンドン・ジョンソン大統領に攻撃を撃退しさらなる侵略行為を防ぐために「あらゆる必要な手段をとる」権力を与えました。その決定をした時に、本議会は憲法上の責任を放棄し、長年にわたるベトナムでの宣戦布告なき戦争へとアメリカ合衆国を送り出したのです。
 当時、トンキン湾決議にただ二人反対票を投じたうちの一人であるワイン・モース上院議員は言明しました。
「歴史は我々がアメリカ合衆国憲法をくつがえし台無しにするという重大な過ちを犯したのだということを記録するであろうと私は信じる。
……次の世紀のうちに、将来の世代の人々はこのような歴史的な過ちを現に犯そうとしている連邦議会を落胆と大いなる失望をもって見ることになるだろうと私は信じる。」
 モース上院議員は正しかったのです。私は今日、同じ過ちを私たちが犯しているのではないかと恐れています。
そして私はその結果を恐れています。私はこの投票をするのに思い悩んできました。
しかし私は今日、ナショナル・カテドラルでのとてもつらいが美しい追悼会の中でこの投票に正面から取り組むことにしたのです。
牧師の一人がとても感銘深く「私たちは行動する際には、自らが深く悔いる害悪にならないようにしましょう。」と語ったのです。



Statement of Rep. Barbara Lee on the floor of the House of Representatives
Sept. 14, 2001.

Mr. Speaker, I rise today with a heavy heart, one that is filled with sorrow for the families and loved ones who were killed and injured in New York,Virginia, and Pennsylvania. Only the most foolish or the most callous would not understand the grief that has gripped the American people and millions across the world. This unspeakable attack on the United States has forced me to rely on my moral compass, my conscience, and my God for direction.

September 11 changed the world. Our deepest fears now haunt us. Yet I am convinced that military action will not prevent further acts of international terrorism against the United States. I know that this use-of-force resolution will pass although we all know that the President can wage a war even without this resolution. However difficult this vote may be, some of us must urge the use of restraint.

There must be some of us who say, let's step back for a moment and think through the implications of our actions today--let us more fully understand its consequences. We are not dealing with a conventional war. We cannot respond in a conventional manner. I do not want to see this spiral out of control. This crisis involves issues of national security, foreign policy,public safety, intelligence gathering, economics, and murder. Our response must be equally multi-faceted.
We must not rush to judgment. Far too many innocent people have already died. Our country is in mourning. If we rush to launch a counter-attack,we run too great a risk that women, children, and other non- combatants will be caught in the crossfire. Nor can we let our justified anger over these outrageous acts by vicious murderers inflame prejudice against all Arab Americans, Muslims, Southeast Asians, or any other people because of their race, religion, or ethnicity.

Finally, we must be careful not to embark on an open- ended war with neither an exit strategy nor a focused target. We cannot repeat past mistakes. In 1964, Congress gave President Lyndon Johnson the power to ``take all necessary measures'' to repel attacks and prevent further aggression. In so
doing, this House abandoned its own constitutional responsibilities and launched our country into years of undeclared war in Vietnam.

At that time, Senator Wayne Morse, one of two lonely votes against the Tonkin Gulf Resolution, declared, ``I believe that history will record that we have made a grave mistake in subverting and circumventing the Constitution of the United States.........I believe that within the next century, future generations will look with dismay and great disappointment upon a Congress which is now about to make such a historic mistake.''

Senator Morse was correct, and I fear we make the same mistake today. And I fear the consequences. I have agonized over this vote. But I came to grips with it in the very painful yet beautiful memorial service today at the National Cathedral. As a member of the clergy so eloquently said, ``As we act, let us not become the evil that we deplore.''






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抗議って暴力的ですか?ネガティブなオーラに満ちていますか?

2015-07-18 00:49:51 | ささやかなお話
☆今日はバガヴァッド・ギーターを読む会vol.7でした。
ご参加下さったみなさま、ありがとうございます!
次回は8/21(金)、第6章「瞑想のヨーガ」後半、そして第7章を読んで行きます。
※単発ご参加ももちろん可。インドの思想、ヨーガに興味のある方はぜひご参加下さい。


先週、そして昨日と、国会議事堂正門前で行われた「安保法制反対の集会」に行ってきました。




衆議院で強制採決となった安保法制。
みなさんは、この法案についてどんな考えをお持ちでしょうか。

いろいろな考え方があると思います。
私はこの法案には反対です。

昨日の集会はたくさんの方のスピーチを聞きました。
どのスピーチも考えさせるところがたくさんあったのですが、
特に印象に残ったスピーチがあります。

ある政治家が言ったそうです。
「日本も少しは血を流さなくては。」
その方はこう言ったそうです。
「ではその血を流す人は誰ですか?」と。
政治家は、言葉に詰まってしまったそうです。

自衛・防衛のため…ほか、安保法制にはさまざまな名目がありますが、
この法案は、日本の自衛隊が世界中の戦闘の場に送りだされるということです。
たくさんの命が失われる可能性がある。

軍事力には軍事力を持って挑む?
自衛のための攻撃?
人を殺し、人から殺されるという戦争という狂乱。
わたしは、正当化できる戦争などこの世には存在しないと思っています。
正義のための戦争?
あるわけないでしょう?やめてください。
そんな言葉を言う人は、血を流すことがない安全な場所にいる人たちです。

日本の平和を守るための戦争?
あり得ません。
何を言っているんですか。
そんな綺麗事を言えるのは、実際に痛みを感じる必要がない安全な場所にいる人たちです。

デモに関しても賛否両論いろいろな意見があるでしょう。
「やめろ!」
「民主主義ってなんだ?」
「強行採決絶対反対!」
そのシュプレヒコールが暴力的で、ネガティブなエネルギーに満ちている。
…そういう意見をたくさん聞きます。

そうでしょうか?

実際、デモなどの抗議運動には、反対の立場にいる人達が混ざっているものです。
煽り屋というような人達も混ざっています。
わざと煽ろうとする。暴力沙汰を起こして暴徒化させようとする。
でも、その場にいた人たちは動じません。
煽りに乗る人もいるでしょう。
でも周りの人たちが促します。
非暴力、徹底しているんです。
辺野古で行われていること、ツイキャスなどで見られた方もいるでしょう。
基地建設の反対運動をしている人達も非暴力を徹底しています。
非暴力だけではない。もちろんそれは不服従ということです。
時代は変わっています。
いつまでも旧時代の「デモ」の固定観念にしがみついているのはナンセンスではないでしょうか。

おそらく、誰もがこの法案に関しても、何等かの考えを持っているでしょう。
自分の社会的な立場を考えて自制している人もいるでしょう。
いいんですか?それで。
それは自分のメリットを考えて、沈黙を選んだということですよ。
そろそろ、そういうの、捨てませんか?

別に抗議の方法はデモだけとは限りません。
ファックスを送る、抗議のメールを送る、まわりの人達に話をする…
できることって考えればいくらでもあります。

抗議をするというのは、社会と自分がつながっていることを認識しているからできること。
社会と自分を切り離し、他人事だとクールを気取る人こそもっとも暴力的だとわたしは思います。
まずは内面の安定を…なんて言って、他人事のように傍観している人こそもっとも暴力的に思えてならないのです。

おそらくこのまま進んでしまうと、
とんでもない未来が待っています。
そのことに一人でも多くの方が気づき、何等かの行動を起こしてほしい。
そのように切実に願いながら、自分にできることをひとつずつ実践して行きます。

最後にマハトマ・ガンジーの言葉を…

「これまでどおり、自分以外の働きに期待し続け
 誰かが動けば問題は解決すると考えている限り、
 わたしたちは、自分たちの目的を達成して、
 そのせいかを手にすることはできない。」

(第2回ジャラート教育会議でのスピーチ 1917年10月20日)




過去記事より紹介
今日はマハトマ・ガンジーの命日でした
ガンジーの説いた非暴力・不服従…アヒンサ。
ガンジーの言葉もご紹介しています。


今、思うこと
シリアやイラク、そしてパレスチナで起こっていること。
平和について考えたこと。


世界では今、こんな素晴らしい事が起こっている
これはよろしければ、どうぞ読んで下さい。
国同士が憎み合うイランとイスラエル。
その国民同士がネットを通じて愛を送りあい、大きなネットワークが構築されました。
希望があります。



OM,shanti,shanti,shantihi





夕焼け










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コーチングセッションを受けてきました!

2015-06-10 12:23:56 | ささやかなお話


昨日は、星読みコーチ、まるおかよしこ先生のコーチングセッションを受けてきました。
まるおか先生のブログはコチラです。→灯台屋日記 星よみコーチまるおかよしこ

実は初めてのコーチングでした。
コーチングってどういう感じで行うのだろう?

ここのところ、いろいろな出来事に遭遇し、あれこれと考えることが多かったということもありますが、
コーチングを実際に受けてみたいという好奇心も相まって、先生にお願いしたのです。
昨日私が受けたのは、「お試しコーチングセッション」。
NLPを主体としたセッションをしていただきました。
実際はお試しどころか…みっちり充実した内容で、驚きの発見がいくつもありました…!
話の内容は、結構プライベートなことだったりするので
書ける範囲でどのような発見があったのかをご紹介したいと思います。

まずは今後の目標。
そしてその目標を阻んでいるものが何なのか。
そうしたことからセッションがはじまりました。

まるおか先生から質問される。
それに私が答える。
そんな感じで対話が進んで行きます。
まるおか先生から投げかけられる質問は、非常にシンプルです。
シンプルなのですが、私の深い部分を引き出すようなそんな的確な質問なんですね。
それによって、うーん…と考え、私の口から答えが出る。
自らの言葉なのに、発した途端に「えっ?」と思ってしまう。
意外な答えが内側から飛び出してくる感じなのです。

セッション中、なんども
「え?」
「あれ?」
「私ってそんなこと考えていたのか?!」
「実はこれが本質だったの?!」
という流れがありました。

クライアントの話をじっくりと良く聞いて、
もっともクライアントの本音を効果的に引きだす言葉選びをしなければ、
こうした質問立てはできないと思うんですね。
先生は今回NLPの手法を使ったとおっしゃっておられましたが…
いくら技術を学んだところで、誰もがまるおか先生のようにクライアントとの対話を進めることはできないだろうと思います。
先生の質問は、シンプルで優しいけれど、そのように私の本質を引き出すようなものでした。
先生のお人柄もあると思いますが、
なんだか、自分でもびっくりしちゃうくらいベラベラ話まくってしまいました(汗。
これってめずらしいんですよ、私にしては。
それができてしまう位の安心感があるんですよ…!

セッションが進行して行く中で、
実は最初に「一番の問題」だと言っていたことが、
たいして重要な問題ではなかったということがわかりました。
それは単なる表層の一部に過ぎず、
本質的な問題はもっと深層にあること。
そこに触れることができました。

また、自分の活動の基盤となっている部分が
どこにあるのかもクリアになりました。
「わーこんなこと忘れていたよ!!」
というようなことが、ずるずるっと芋づる式に引き上げられるみたいに…!

また、今回の悩みとして
自己PR力が低いこと、いわゆるセルフブランディングが苦手である…というのがあったのですが、
先生との対話を通じて、「え?これって私独自のスタイルなのか!」と発見できました。
誰とも違う自分だけのスタイル。
その発見ができたことは大きいです。。。今後の活動に活かして行きたいです。
最後にワークを行って、終了しました。

対話によって引き出される本音。
視点が変わることによって見えてくる本心。
人の心の働きって実に巧妙です。
本質的な部分には触れないように防衛する力がある。
それが、別の出来事を「問題視」するように細工する。
その表面的な部分に振り回され、それを解決しようと躍起になり解決したところで、
本質的なところが変わっていなければ、また別の出来事を「問題視」するようになるんですね。

これってヨガと同じです。
プラクティスが進むにつれて、上記の「問題視」することが浮上してきたりする。
止まらない頭の中のお喋り。
さらに痛む体。思うように動かない体。
焦り。迷い。戸惑い。欲望。
でも、これらは、心の海がざわざわと波立っているその表層に過ぎません。
海の底はいつも穏やかで凪いでいる。
それを知ること。気づくこと。
まるおか先生のコーチングのセッションでは、そのような深い部分に対話を通じて触れることができるのですね。


今のタイミングで、先生のコーチングを受けることができたのは幸運でした!
この流れに感謝です。
まるおか先生、本当にありがとうございました(…それから、時間オーバーしてしまってすみませんでしたm(__)m)


コーチングセッションは、通常何回かのセットになっているようです。
一回だけではなく、何回か回を重ねるごとに理解が深まり、しっかりと体に落とし込まれるのでは。
はっきり問題が何か掴めない等、なかなか考えがまとまらないという方。
目標が何なのかわからないという方も。
迷いや不安が拭いされないという方。
また、今も順調だけどもっとこうなりたいという意欲がある方にも!
対話を通じて、考えを整理し、どの方向性で実践して行けばよいかが見えてくると思います。
まるおか先生のセッション、おすすめです^^






★6/19(金)「バガヴァッド・ギーターを読む会vol.6」
単発でのご参加も大丈夫です。お気軽にご参加下さい!

・日時:2015年6月19日(金)19時~21時頃まで
・場所:横浜馬車道・関内ホール地下、青少年育成センター ミーティングルーム(注:和室ではないです)
・参加費:500円(会運営に使わせていただきます。)
・参考図書:神の詩 バカヴァッド・ギーター 田中嫺玉 訳
※当日読む文のプリントを用意しますので、必要な方は予約時にお申し付け下さい。
ギーターは日本語・英語を含めて複数持っているのですが、田中嫺玉さんの翻訳されたこの本は、本当に秀逸!
おすすめです。アマゾンで書籍購入できます。キンドル版もあり。

vol.6:第4章に入ります~^^

※最初と最後にマントラを詠唱します。最後の5分は瞑想にあてます。
※ギーターを読む会は、毎月第三金曜日夜に開催予定です。
(日程が変更になる時は、事前にご連絡できるように致します。)


★6/28(日)13:30~14:45@シルクロード舞踏館(中華街チャイハネネネB1F)にてSlowYoga「月礼拝オープンクラス」を開催します。

ゆるやかな呼吸でこころとからだをつなげて行くSlowYogaの月礼拝(チャンドラナマスカーラ)。
シンプルなアサナや呼吸法の練習も取り入れたオールレベルのクラスです。
ヨガはじめての方も安心してご参加下さいね。(体験レッスンあり)
月礼拝動画
お申込みはコチラへ →iida330@gmail.com





★出張ヨガ(個人、グループ、団体)行ってます。
ご希望の場所にうかがいます!(個人レッスンについてのQ&A
SlowYoga出張レッスンによせて
日程等応相談。
初回、カウンセリングのお時間をとり、
その方だけのプログラムを組みます。
マイペースで練習したい…という方は、お気軽にお問い合わせ下さい。

※個人レッスンは60分~になります。
ご希望により、75分、90分なども可。お気軽にご相談下さい。

※NEW 個人(グループ)レッスン+骨盤調整 75分~
腰周りを中心に組んだプログラム。土台からしっかり整えましょう。

※当日キャンセルの場合キャンセル料が発生します。ご了承下さい。

※ご予約いただいた順番にレッスン日決定させて頂いております。
ご興味持っていただけた方は、お早目にお問い合わせ下さいね。


お問い合わせご予約はコチラにメール下さい。 iida330@gmail.com










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旅したことのない場所で

2015-05-28 13:11:33 | ささやかなお話
まずはお知らせです。
5/30(土)13:30~Slowyoga月礼拝オープンクラスを開催します@シルクロード舞踏館。
まだまだご参加いただけます。ヨガ初心者大歓迎!
タイミングの合う方はお気軽にご参加下さいね。
お申込みはコチラにお願いします→ iida330@gmail.com



いただいたバラを見ていたら
E.E.カミングスの詩を思い出しました。
素敵な詩なので、シェアを^^



「旅したことのない場所で」


旅したことのない場所で

どんな体験をもこえ

君は静かなひとみをむける

その、かすかなしぐさの中に

わたしを包むものがある

近すぎて触れることのできないものがある



君のまなざしがわたしの心を開く

指で閉じてしまったわたしの心を

ひとひらづつゆっくりと開く

まるで春が

最初の

薔薇を咲かせるように











バラの季節ももうじき終わりかな。
そろそろ雨のシーズンですね。




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