ひよりみっ!

ディープインパクトが三冠馬になった年からやってる日記

成長の感じられる話だった>うさぎドロップ・花咲くいろは

2011-09-28 00:35:48 | アニメ
早い局では、もうイカちゃん2期始まってるんですね。
こっちは、たぶんニコ動で先にみると思われます。

それでは、ここまでのアニメ感想。

・うさぎドロップ
最終回で、親戚一同再び終結。
大吉とりんの姿を見て、みんな「あのとき施設に送るとかいう選択をしないでよかった」と、大吉のことをちょっとありがたく思ったに違いない……。
それもこれも、りんが非常に頭のいい子だったからなんだけど。
どうしたら他人が喜ぶか、常に考えていられるとか、大人でも(大人だからかもしれんが)なかなか難しいことなんだぞ。
そして、人間関係として望ましいのは、相手のために何かしてあげることを苦に思わないでいられることじゃないかと改めて思った。
誰に対してもそう接する必要はないけど、この人の力になりたいと思える相手がたくさんいる人はきっと幸せだ。
というのは、最終回で子供のために時間をさくことを当然と思っているパパママを見て感じたわけ。

まあ、普段アニメを見ないような人に、何かよさげなのあるかと聞かれたら、最初にすすめるのはこれだな。
世界に入り込むのに、理解しておかなければならない前提ってなものがないし。
あのはなもいいんだけど、あれは幽霊なんて非現実的なものがからんでくるんでさあ……。

・快盗天使ツインエンジェル
ミスティナイトの「爆発を我慢したんだ!」で超噴いたwwwwww
タイバニの虎徹よりもいさぎよい生き残り方である。

バーナビー「虎徹さん、あなた死んだはずじゃあ」
虎徹「なあに、ビームを我慢したのさ!」(サムズアップ)

いや、これはこれでありのような気がしてきた……。
「こまけえこたぁいいんだよ!」くらいの勢いで。

ギュスターブを止める方法についても、「もう直接壊すくらいしかないわ」「なら宇宙行こう!」「大丈夫できるできる! 私を信じて!」みたいな修造理論で解決とか、開き直りすぎて面白かった。
このバカなノリで最初から最後まで見たかったよ。

とまあ、後半はけっこう面白かったので、序盤のサブキャラお当番回がすべり気味だったのがもったいなかった。
いや、あれについては「すべり芸」を狙ってたような気がしないでもないが。

・花咲くいろは
総括すると、「ばあちゃん最高」の一言。毎年やってる、今年のベストキャラの上位を飾ってくださるだろう(笑)。
そこにきて、緒花の願い事が「四十万スイになりたい」と来たものだから、実にわかっていらっしゃる。
若い登場人物は、いろいろ迷走して、ときにはやっかいごとを引き起こすけれど、ばあちゃんは「お客様が喜ぶことが一番」という軸がぶれないから、きちんとそこに落ち着くという安心感があった。
一番やばいと思ったのはみんちかなー。
彼女は理想がガチガチすぎて、そこからはずれるとすぐに攻撃的になるところがあった。
そういういっぱいいっぱいなところがかわいいと思う人もいただろうし、そのへん否定する気はまったくない。
ただ、私は緒花くらい漠然とした理想を持ってる子のほうが感情移入しやすいってだけ。
それが、最終的に「ばあちゃんになりたい!」に集約されたのがさらに嬉しかったのだ。

構成的には、序盤から旅館のピンチをにおわせ、どう建て直すのかと想像させながら、それを裏切り、にもかかわらず「この終わり方でよかった」と思わせたあたりがよくできていたと思う。
各キャラに対して、お当番回というイメージを持たせずに見せ場与えられた状況設定のうまさも見られたし(修学旅行が実質結名回だったとか)。
天才系キャラとか、人外とか、超能力持ちとか、そういう非現実的なキャラを使わないで、お話だけで2クールものをきれいに描ききったことはとても評価できると思う。

・アイドルマスター
ああ、やっぱり伊織ちゃんはやよいにはやさしい設定なんだ(笑)。
他にも、貴音が雪歩にからんでいったりしてて、強い関係性を出そうとしているのが目立つ。
このへんは、アニメからの人でも感じられるところだと思う。
雪歩とか、ゲームではそういうの省略されてたけど、レッスン部分を描写するとああいう感じになってたかもなあ。相方が伊織とかきつい感じの子だと、もう許してあげてと思ったかもしれん。
このアニメは各キャラのテンションの上がり下がり設定を反映してるんだなあ。
春香なんて、見事なまでにムードメーカーで、彼女となら誰とでも組ませられると思うもん。
ギャグ作品ならアッカリ~ンされそうなタイプだけど。そして、美希にこそ京子的風格がある。
その美希については、なんで竜宮小町にこだわってるか理解してなかったもんで、ラストのメールですねてたあたりも心配してなかったり。ネタバレくらってる分も関係なく(笑)。

・ゆるゆり
ドラム缶内部で転がされつつ全裸で放り出されたら死ぬだろ、さすがに……。
そこでわりと平然と帰ってこられるあかりは意外とすごい人だ。爆発も我慢してたし。
てか、みんなあかりの存在スルーして晩飯とかひでえ。
ああ、オセロの石の存在感消すとかいうのは、ステルスモモかよと思った。
アッカリ~ンにも、「私は、君がほしい!」と言ってくれる人が現れないものか。

カップリングでは、京子と綾乃の密着ドラム缶風呂がおいしすぎた。
そのためにアッカリ~ンは犠牲になったのだ……。
千歳を止めるためのチューもかわいらしかったなあ。
でも、あんだけ鼻血噴いたら死んじゃいません?

全体的には、捨てるキャラなしともいえる、見事なキャラの生かしっぷりだった。
どのキャラも、見せ場ではみんなかわいく思えたんだなあ。
そして、どういう関係性が好みかがよくわかるできになっていると思う。
私は、優等生が自由奔放な子に振り回されるシチュが好きなので、京綾に落ち着くわけだが(笑)。

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