ひよりみっ!

ディープインパクトが三冠馬になった年からやってる日記

石川界人くんと日高里菜ちゃんで読んだ

2014-06-22 12:09:22 | 雑記
あれっすよ、古典SFの名作と言われている「冷たい方程式」っすよ。
ネタバレは食らってるのですが、一度はちゃんと読んでおこうと思いまして。
あらすじは、「とある宇宙辺境惑星にいるキャンプのメンバーが疫病にやられた。その人たちを助けるために、薬を積んだ小型の宇宙船が派遣されるが、その宇宙船に『もうひとつのキャンプのほうにいるお兄ちゃんに会いたい』と思っている女の子が乗りこんだ。その女の子がいると、重量オーバーで着陸のための減速を行う燃料が足りなくなって、自分たちもキャンプの人たちも全滅する。規則では『密航者は即時放り出せ』って言ってるけど、女の子だよ? どーしよー(オチは省略)」という、いかにもオマージュしたくなりそうなやつ。
あ、女の子といっても、18歳です。日本人的には小学生くらいまで年齢下げたくなるところです。
というわけで、勝手にそのようにイメージ変換した結果、主人公と少女の脳内声優はタイトルのようになりました。
「こんなかわいい女の子が死なないといけないなんて間違ってる!」と思うために必要なイメージというのは、人それぞれ違うと思うので、ご意見をおうかがいしたいところw

とまあ、少女本人が言ってるように「私は死ななきゃいけないようなことは何もしていない」というところに感情移入できるかどうかなんですが、正直18歳設定だと、「立入厳禁」と書いてるところに入ったほうがいけないだろうと思う(一方で「これだけで『即死刑』とか思うわけないとも思う)部分も少しはあるので、もうちょい分別つかない年齢にしようぜと思うんですな。
とはいえ、「こんなの少女が全面的に悪いじゃん。何で悩むわけ? アホなの、死ぬの?」と思うような、言ってみれば相良宗介みたいな人とは友達になりたくないなーw
そして、私が、こういう状況で泣く泣く誰かを切り捨てないといけないという話に弱いのは、「君が望む永遠」にドハマリしたことで証明されているw
あれも、「どうがんばっても全員は救えないよ。そして、誰を救わないかは自分で選べよ」という話で、ある種の方程式ものだと思うのです。
「Kanon」も、「あゆ以外の誰かが救われる=あゆ本人は救われない」なところがいいと思ってるし。エロゲのたとえが古くてアレだな。
方程式ものについては、

・最後に辛い決断するところがいいんじゃん派(悲劇上等派)
・最後に「たったひとつの冴えたやりかた」を見つけるのがいいんじゃん派(ハッピーエンド待望派)
・いや、その決断を行えない理由が理解できない派(ドラマツルギー無用派)

とがいて、私は悲劇上等派なんだわ。ハッピーエンドももちろん好きだけど。
そのわりに、本来泣くシーンで笑いをこらえてるとかいうおかしなことをしばしばやってるんですが、これももはや芸風の域になってきたわ。

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