それでもワタミの社長なら「無理というのは嘘つきの言葉」って言うんだろうな

今日は仕事が終わってから家でうとうとしていて、親が帰ってきたのでぼちぼち食事の用意をしようと思ったところで仕事の電話ががが。
いわく、作ったインクジェットシートがベースの形に合わないということ。
向こうはレーザーで作ったというから、問題があるとしたらうちのせいという可能性が高そうなんな。

しかし、実際に行ってみると、今回合わなかったベースはレーザーでカットしてなかったとのこと。
むしろ、縮尺で作られた図面をみて、なんとなーく形とトータルの外寸だけ合わせたっぽい。
つまり、うちは何もやらかしてない。
だがしかし、もう一度ベースを作り直せという時間も金もないので、こっちがやり直さないとどうしようもないのだった。

「つまり、データをベースの形に歪ませればいいんでしょ？」
「はっきり言いますけど、ムリだから」

そもそも、ベースの正確な形状がデータ化できないのに合わせようもない。
それでも、ワタミの社長なら私を嘘つき呼ばわりするんだろうね。
「無理というのは嘘つきの言葉なんです」だから。
十分すぎる時間があればできないではないけど、それをするくらいならベースを作り直した方がよほど早い。

「ベースを作り直すと金がかかるけど、データを直すだけなら金はかからない」

とか言ってるやつは、「なんでこの程度のイラストにこんなに費用が掛かるの？」とか言っちゃうタイプ。
物の価値を、原料費だけで考えるのよね。
イメージできない人は、ヒャダインに曲作ってもらうとして、

「できあがった曲には材料費かかってないから、タダみたいなものだよね」

って言ってみて。