ひよりみっ!

ディープインパクトが三冠馬になった年からやってる日記

こうして私は騙される

2005-03-30 14:35:02 | つぶやき
昨日のスクラン『次回予告』を思わず信じそうになったのですが、
人間がかつがれるのは、

1.そうであってほしいという願望がある
2.多分そうだろうと思っていた

という場合だと思います。
今回のケースは前者で、
愛・地球博の件は、後者でしょうね。
他に前者の例としては……「水晶の龍」の野球拳ウソテクとか(笑)。
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しいていうならアイデンティティの弱さ

2005-03-30 00:59:15 | ゲーム
TH2、このみルート終了です。
このみはかわいかったですが、シナリオ的に食い足りなかったというのが
率直なまとめであります。

柚原このみというキャラは、
おおよそ主人公好き好き幼なじみの基本をおさえているのですが、
では柚原このみが柚原このみである部分がどこかと言われると非常に弱いです。
これは、実のところ主人公の河野貴明にも通じるところです。
シナリオも、やはり幼なじみものの王道で、
「ぬるーい関係にいたふたりが、何かをきっかけに互いを男女として意識しはじめる」
というものなのですが、それに対するもうひと押しがありません。
そんな感じで、このシナリオとキャラからは個性というものが
いまひとつ感じ取れなかったのですね。

あるいは、このみが幼なじみでなくて、義理の妹なら成立した話なのかもしれません。
血縁はなくても、兄妹という関係が成立しているなら、
その関係を恋愛に置き換えることに躊躇するのは自然です。
しかし、いくら「兄妹のような関係」であっても、
幼なじみは他人同士なのですから、そこを越えて恋愛関係に持ち込めないのは、
お互いがちょっとヘタレであると言わざるを得ないかと。

さて、ぼちぼち高評価部分を。
このシナリオのタマ姉は、非常にお姉ちゃんでよかったです。
3ポイントさしあげます(笑)。
まあ、タマ姉自身、身につまされる部分があったから、
ああいう行動をとったのでしょうけど。

で、このみと愛佳シナリオの比較になるんですが、
愛佳シナリオは「相手が自分のことを好きかどうかがわからなくて躊躇する」ですが、
このみシナリオは「自分が相手のことを好きと認められなくて躊躇する」となっております。
どちらに感情移入しやすいかというと、おそらくは前者でしょう。
また、愛佳シナリオでは愛佳が貴明に「ひかれていく過程」がわかりやすいのに対し、
このみシナリオでは、このみが貴明を好きなのは「前提」であるがゆえに、
「こいつのどこが好きなの?」となり、感情移入を妨げている部分があると思います。
前作のあかりシナリオの場合は、まだ浩之ちゃんにほれる理由は
わからんでもなかったのですが、貴明はそのへんが弱いですから。
発売前と発売後でこのみと愛佳の人気が入れ替わっちゃったのには、
そういう理由ではないかと勝手に推測しております。

さて、最後に由真シナリオであります。
こないだ買った同人誌が、由真シナリオネタバレを含んでいて、
これを終わらせないと読めないのですよ(笑)。
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