第2次大戦後のチェンバロの復興者、ズザナ・ルージイチコヴァー女史が昨年
就寝中に安らかに亡くなったと、彼女の家族から発表されました。90歳でした。
1927年、彼女はチェコ人の父とユダヤ人の母のもと、チェコの第4の都市、プルゼニで生まれました。
初めはピアノを学びましたが、彼女の才能に驚いたピアノ教師のすすめでチェンバロに転向しました。
その後、ワンダ・ランドフスカに師事することが決まりましたが、
1939年にナチス・ドイツがチェコ全域を占領したため実現しませんでした。
1942年に彼女の一家はユダヤ人だったためテレージエンシュタットに移送されます。
1943年に彼女の父は亡くなり、その後、
母親とともにアウシュヴィッツ・ビルケナウ、ベルゲン・ベルセンへと移送されました。
彼女は各収容所で想像を絶する残虐行為を目撃してきましたが、
ベルゲン・ベルゼンについては「それまでも地獄だったが、ここは最悪の地獄だった」と述懐しています。
1960年代にはフランスのエラート・レーベルと契約し、
バッハの鍵盤楽器のための作品全集の録音を開始。
1975年に世界初の全集録音を完成しました。2016年10月、
ワーナークラシックスが彼女の90歳の誕生日を記念した。
1927年、西ボヘミア地方のプルゼニュに生まれたルージチコヴァは、その並み外れた個性が讃えられ、
「チェンバロのファースト・レディ」とも称されました。20世紀を代表するチェンバロ奏者で、
チェンバロをひとつの独立したコンサート楽器として認知させることに尽力した、草分け的存在となりました。
ランドフスカのあとを引き継ぎ、モダン・チェンバロだけでなく、歴史的チェンバロによる演奏も積極的に行いました。
Zuzana Růžičková, Bach French Suite No.5 in G major BWV 816
最近筆者のTANNOY IIILZ in Cabinet(Chevening)も相当前の物ですので
一度マグネットの再着磁を薦められ早速お願いをする、やはりマグネットも自然放電するようで
此れで低域等が出れば幸いなんですが、ただ時間がかかるそうです。
その間はサブシステムのKEFで音楽を楽しむ事にします、個体は小さいが意外と低域も出ます。
現在KEFに使用のアンプは1978年頃販売したアンプなので、40年前のアンプです。
当時大手メーカーもオーディオに参加し技術的にも随分進化した時代です。
以前Y氏よりAurex SC-M15/SC-M15にはノイマンが相性が良いとご教授頂きノイマンのRCAケーブルに繋ぎます。
此のAurexアンプはBTL接続でモノラルパワーアンプで使用すると実力を発揮するようです。
音質はかなり素直なアンプで長い間聴いていても疲れない、BTL駆動で100Wあるので底力はあるようです。
最初の音出しは少し物足りなさを感じますが、聴いた見ますと素直な音が気に入っています。
ノイマンのRCAケーブルを調べると以下ののようなコメントを見つけました。
『ノイマンのケーブルは、ドイツの音源ばかりではなく、フランス、イタリア、スペイン、
ロシアの音源にもドンピシャで合い、非常に生々しい音で、
それらの国籍の音楽が聞けたとのことです。なお、フィンランドの音源の場合には、
バイタルが合ったそうです。』
現在Belden 8428も使用していますが、現在Belden 8414が米国のスタンダードと言われている、
一度使用してみよう。それとも最新のBelden 9451が良いのか調べて見たくなります。
実に興味津々である。RCAケーブルだけでも音が随分変わりますヨ!
前からKEFを聴く場合はノイマンのRCAケーブルに繋ぎ聴くが、今回は以前購入した銀線コード
型番PRM-4S / 2.5S / 1.5S 形式スピーカーケルブルを選び
繋ぎ替えて聴いたが以前より良く聴こえる・・・コードにも馴染み時間が必要なんですかね?
尚メーカーのコメントは
『インクースティックのコーア・マテリアルである純銀コートのOFC成分を最も手軽に楽しむハイ・パホーマンス・モデルです。
銀特有のアドヴァンジェである優秀な高域特性が、システムに艶と煌びやかさを加えます。』
確かに以前聴いた時感じた印象より幾分中低域が良く感じられる。
ズザナ・ルージチコヴァーの演奏も優しさの中にしっかりした中低域が出て実に心地よい。
サブシステムはKEF Q300であるが以前聴いたいたときより低域がふくよかに良く感じる?
もっともこのKEF Q300と言うスピーカーは何方かと言えばドンシャリ型のスピーカーなのですが、
高温をシャカシャカ出さないように音出しすると意外とJAZZからclassicまで聴けるスピーカーなんです。
音質も良くなった感じがする、便箋のスピーカーコードの良さか?
TANNOY IIILZ in Cabinet(Chevening)で試聴した時より良くなっている?
しかしズザナ・ルージチコヴァの演奏を聴くと彼女の代名詞といえるのはやはりバッハの演奏解説と言えましょう。
バッハのチェンバロ協奏曲は、その大半がバハーの故作を(他人の作を含む)を編曲したものですが、
チェンバロを「通奏低音」から「独奏楽器」へ引き上げたアイディアは非常に斬新で、
音楽史上、ピアノ協奏曲の先駆としても意思をもいっています。
但しこのスピカーケーブルを使い音楽を聴くと、ヴァイオリンの弦楽器の古楽器がモダン楽器に聴こえる感じもする
ピアノ演奏は少しハリが以前より良くなった感がする。しばらくこの銀線コードで聴いたが最終的には
Western Electric 16GA(撚り線)single(緑)が安定して落ち着いて聴けるような気がする、
ご承知の如くWestern Electricは1881年頃からあるメーカーで未だにその製品は現役で活躍している歴史がある
たかがスピーカーケーブルですがその影響は凄い物があるようです。
此の程度の音楽はKEFのブックシェルフスピーカーでも一応満足は出来る。音楽愛好家なら此の程度で良いのかも知れない。
後は気分良くオケを聴いて再度評価してみようと思います。 ブラボー!
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