伝統ある英国の10吋ユニットで、いい音で音楽を聴きたい・・・・・

音楽好きの、古いオーディオ機器10吋TANNOYを改良して聴くダメオヤジの金ちゃんです。

RCAプリ管12AU7のクリヤートップ管でポール・デスモンドのアルト・サックスを聴く

2018年08月04日 | JAZZ・ボサノヴァ

以前も紹介したが、真夏の季節に聴きたいBossa Novaを聴いてみました

ポール・デスモンド(Paul Desmond)を聴く、17才の時にはすでにアルト・サックスを手に

していて、テナーも試していたが、ポールにとっての第一の楽器がクラリネットであることは

しばらく変わらなかった。

この時期のクラリネット奏者から学んだことはその後のスタイルに大きな影響を与えた。

特に顕著なのはアーティー・ショーの影響だろう。透明度のあるアルト・サックスが心地よい

ポール・デスモンド(Paul Desmond、1924年11月25日 - 1977年5月30日)は、アメリカ

合衆国のジャズ・サックス奏者、作曲家。

ウエストコースト・ジャズを代表するミュージシャンの一人で、

デイヴ・ブルーベック・カルテット在籍時に作曲した「テイク・ファイヴ」等は有名である。

Dave Brubeck - Take Five 

気性の激しい一面を持つポールは度々トラブルを起こしたが、我が侭な弟に接する兄のような

ブルーベックに支えられて晩年に至るまで共に演奏を続けた。

「テイク・ファイブ」の作曲者としてのクレジットをポール一人に委ねたし、2人の最後のアル

バムはデュオ・アルバムであり、最後のステージは1977年2月のニューヨークでのブルーベック

とのものだったことが彼らの関係を象徴しているように思える。

ジム・ホール~ジーン・チェリコ~コニー・ケイのトリオをバックにクールに吹きまくるポー

ル・デスモンドを捉えた人気盤。デスモンドのRCA盤はいろいろな面でポピュラリティと音

楽性を両立したスバラシイ作品が多いがその中でもジム・ホールの『素晴らしいプレイに支え

られた本作はクールなアルバムと親しまれている。

Paul Desmond Bossa Antigua Jazz Album

デイブ・ブルーベック・クァルテット後のポール・デスモンドです。

メンバーは、

ポール・デスモンド(as)ジム・ホール(g)パーシー・ヒース(b)コニー・ケイ(ds)

60年代にボサノヴァで一世を風靡したのはなんといってもスタン・ゲッツだが、

他にもズート・シムズ、キャノンボール・アダレイ等にもボサノバの作品があり、

これらもなかなか良い。ポール・デスモンドもその中の一人ではあるのだが、

その独特の音色とメロディアスなフレーズ、他のジャズマンのボサノヴァとは完全に世界が違

う。耳で聴いているのだが、一曲目の出だしからなんか優雅な舞でも見ているような気になる。

透明度のある音の底にある彼独特の音があるように感じます・・・・・・彼こそ水面下でもが

く白鳥だと言った人がいたが、まさにすさまじい努力と練習があったのだろう。ポール・デス

モンド使用のアルト・サックスと思われるがすごく綺麗です。

デスモンドの模倣者がいまだ一人もいないというのはやはりすごいことだと思うのだもう何

十年も前「テイク・ファイヴ」で初めて接したデスモンドのサックスでしたが、やはりボサ

ノバのリズムに乗っかると、こんなに心地いい曲調になるのですね。Jim Hallのギターとア

ルト・サックスの音色とも良くマッチし、良くスイングしてますJazz Bossanova 特に自然

なドラムの音豊かベース音がが良く響きご機嫌です。

先日スピーカーケーブルをWE18GA単線に交換したが情報量が多く今の装置には良く響く、ヴィ

ンテージのエンクロージャーには単線が相性が良い、スピーカーケーブル同様だ。久しぶりにプ

リ管を交換して聴く、JAZZは勿論RCAのクリヤートップで聴きたくなる。逆光で撮影してみた

が、このような撮影が好きで昔から撮るが現在は簡単に写真が補正され効果的な逆光写真と仕上

がる事があり素敵なワンショットを得られる、勿論撮影後は一手間必要ですが表示面が見やすく

補正も出来ることは便利なツールである、オーディオもカメラもよく似た所があるようだ、下の

写真ですが手前に影が出来、プリ管の絵柄も克明に表現出来面白みのあるショットになった。

色々聴いてみたがJazz Bossanova聴くには意外と味のある外せないプリ管のようです、現在GE

の軍事用の12AU7の管もあるが、やはりヴィンテージ管が雰囲気が好きで聴き始める歴史は

1919年設立のRCA(Radio Corporation of America)は1930年代から1978年頃までは自社で

真空管を製造していましたが、1979年にGEに吸収された後、1987年にGEの家電部門ごとフラ

ンスのトムソン社の傘下に入り現在に至ります。現在筆者所有のプリ管はクリアートップと呼ば

れるヴィンテージのプリ管12AU7であろう購入後、この管は今まで余り聴いたことはなく年代も

不詳である。でもJAZZ系統を聴くには良いと思い購入してみた、JAZZ、Bossa NovaはRCAの

クリアートップで聴いてみたくて、聴くと分かるが、やはり少しレンジは狭く感じるが全体的に

はスッキリした仕上りに聴こえ、特に優れた部分は陰影が感じる球のようです、相当癖が強い

プリ管ではあるがハマるとこの音に魅せられる!このような曲には相性が良く、まさにJAZZ系

統にはピタリとハマる!

特に音の粒立ちが良く、透明度のあるアルト・サックスを一層クリヤーに聴かせる。

此の程度の大人のノリの良さは実に好きな感じです。ジム・ホールとのギターも雰囲気が伝わり

良い響きだ。それと久々に聴いたデイヴ・ブルーベック(P)の音が以前の装置では聴けない深み

のある音がした、余り聴かないデイヴ・ブルーベックのピアノがが凄く良く聴こえた、

今聴くなら1961年から1965年の間に残した6枚のリーダー作品の中から、ギタリストのジム・

ホールとの共演を中心に、ボッサ、スタンダード曲等、全12曲を収録したTHE BEST OF・・・・

をお薦めします。

勿論デイヴ・ブルーベックと一緒の「テイク・ファイヴ」も注入され、

当にTHE BEST OF・・・である。この装置になり演奏者の距離が程よい近さになり音楽が部屋

に響く様になった、

勿論音は話が聞こえる程度の音で聴くが、しかも低域まで聴こえる此のような音はブックシ

ェルフスピーカーではが味わえない。快く響くアルト・サックスが良い雰囲気ボリュームは

調整して聴くが、JAZZ系統には、豊かな自然に響く音は当に大人の音が部屋に響き渡る、

これでAXIOM80の箱に移植したタンノイIIILZ inCabinetも改良のおかげで十分な重低音が

響く今までは聴けなかったウッドベースの音がご機嫌なJAZZも聴けます、ブラボー!



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