伝統ある英国の10吋ユニットで、いい音で音楽を聴きたい・・・・・

音楽好きの、古いオーディオ機器10吋TANNOYを改良して聴くダメオヤジの金ちゃんです。

(極め道)親父の無駄使い、TUNGSRAM(タングスラム),ECL82(6BM8)の購入、Julia Schrödeの演奏でヘンデル、ヴァイオリンソナタを、RCAケーブルの自作の出来上がりを聴く。

2019年06月12日 | 真空管アンプ・オーディオ

拙宅のSV-501SEパワーアンプに替え早8ヶ月を経過した、真空管もPSVANE 300B Hifi に交換して以来初段MT管での音質の変化が面白く、ついつい種類も数多く収集してしまった。いわゆる球転がしで楽しんだ・・・・・・?

悲しいかな、かなり散財してしまった。当初はSV-501SEにはelectro harmonix/300Bが差し込んであり、勿論初段MT管はelectro harmonix/ECL82(6BM8)が付いていた。

海外製品の初段MT管の相性は良く特にSIEMENSとの相性は良く明るさは優れているようですが、現在使用するPSVANE 300Bが音が緻密で意外と透明感もあり、JAZZもそれなりに鳴り響いてほぼ満足はしている。

今後は勿論PSVANE WE300B復刻版を是非手懐けてみたいが・・・・・。

PSVANE 300Bに相性がよい初段MT管は国産品が優れ楽しんではいるが、不思議と海外の初段MT管との相性は思わしく無い、これまでTELEFUNKEN、SIEMENS、RCA、Amperex(笛吹童子)と揃え視聴するが、海外製品の欠点はガラス管の表面のシルク印刷は多分水性のインクを使用の為か手で触ったり箱に入れるだけでも印刷面が消えてゆく、シルク印刷なのでせめて国産品のように油性のインクを使ってほしい。

だがPSVANE 300Bには初段MT管は国産品との相性がよく筆者には東芝、NECも良いが中でも松下製が一番相性は良いと思う、中には日立製が良いと聴くが、機会があれば視聴したい。

特にヴァイオリン、カンタータのソプラノ等は透明度が良く出て実に綺麗に響く、勿論低域もよく響くアンプ脇に初段MT管を整理したが、知らぬ間にアンプの隣のダンボール一杯になってしまった。現在合計36本になり在庫は多い先日松下がガラス部分が白くなり不良品に・・・寿命であろう。

球転がしもこのあたりでやめようと何度も思うが、入手していないメーカーがあると欲しくなる。PSVANE WE300Bを購入できる程MT管を仕入れてしまった、これは猛烈に反省しなければならない事です。

でも玉転がしは面白かった事は事実です。そこで今回で最後に確かめたい前段管あり、適度な前段MT管を仕入れてみる。

エッガーによる1862年の起業まで源流を遡るハンガリーのTUNGSRAM(タングスラム)は日本での知名度は高くありません。しかし、ヨーロッパでは EDISWANやCOSSOR等と並び、最古の歴史を誇る電球や真空管の製造メーカーの一つです。

そのステイタスは、東欧のトップメーカーであったTESLAやRFTをはるかに凌ぎ、世界の一流メーカーであったMULLARDやTELEFUNKENの上位にさえ君臨するほどの数々の新発明特許を取得し、それらの新製品を製造する高い技術を堅持したメーカーです。

この度TUNGSRAM(タングスラム),ECL82の程度の物がありロゴはかすれていたが早速購入した、

MT管の足の部分は随分汚れが酷く、歯ブラシで丁寧にをよく清掃し接点回復剤を塗布し視聴するが、ガラス面は程よい硬質な音がした。早速試聴すると、今までの海外製の中では一番良く響く。

どちらかといえば国産の音とよく似てかなり繊細は音もする、この先エージングすれば詳細な事は明らかになるかもしれないと期待が持てる。

数多くMT管は仕入れたがMullardは偽物が多く本物は異常に高額で控えている。このTUNGSRAM(タングスラム)はお値打ち品があれば予備も購入したいMT管であるがこの辺りで最終にしてみるつもりである。海外製品の中ではPSVANE 300Bとう相性は一番良さそうである。

五味先生も絶賛された英デッカ盤のカンポーリの弾くヴァイオリンの音、で有名な曲を視聴するご存知ヘンデル:ヴァイオリン・ソナタを聴く、視聴曲は筆者も勿論大好きなヘンデルのヴァイオリン・ソナタを、とりわけ「ソナタニ長調Op.1-13,HWV.371」が好きで昔から色々は演奏者で楽しんでいる、甘みのあるヴァイオリンの音色が堪りません。

勿論視聴は最近見つけたヴァイオリニスト、ジュリア・シュレーダーJulia Schröder(指揮者)がのびのびと歌い上げるの演奏が大変気に入ったので聴いてみる。

Händel HWV 371 I&II - Julia Schröder

1978年生まれ - ドイツ、ローワーバイエルンのシュトラウビングドイツのバイオリニスト兼指揮者JuliaSchröderは、南ドイツの音楽家に生まれました。5歳の時、彼女は父親から彼女の最初のバイオリンレッスンを受けました。彼女はすぐに室内楽とヴァイオリンのソロのコンペティション"Jugend musiziert"で1位を獲得しました。

15歳の時、彼女はミュンヘンの音楽院「Gasteig」に入学し、そこでUrs Stielerと共に若い学生として勉強しました。 その後、アナ・チュマチェンコ、メロス・カルテット、ローラン・フェニヴ、サシュコ・ゴウリロフ、アデリーナ・オプレアン(バーゼルで1999年以来後者)と、とりわけ、いくつかのマスタークラスが続きました。

彼女演奏のバーゼル室内管弦楽団のコンサートミストレス、ジュリア・シュレーダー初のソロ・アルバム「EU直輸入盤」

レーベル:deutsche harmonia mundi

【録音】2010年10月4~7日, レフォルミールテ教会, スイス (デジタル:セッション)

【演奏】

 ジュリア・シュレーダー(バロックVn) 

 クリストフ・ダンゲル(バロックVc), 

 ジョルジョ・パロヌッツィ(Cemb)  

 ダニエーレ・カミティーニ(リュート, アーチ・リュート, テオルボ,バロック・ギター)

【収録予定曲】

Händel Violin Sonata HWV 359a - Julia Schröder

 ヘンデル:ヴァイオリン・ソナタ集

  「ソナタ ニ短調HWV.359a」

  「ソナタ ト短調Op.1-6,HWV.364a」

  「ソナタ ト長調HWV.358」

  「ソナタ イ長調Op.1-3,HWV.361」

  「ソナタ ト短調Op.1-10,HWV.368」

  「ソナタ ニ長調Op.1-13,HWV.371」

ジュリア・シュレーダーは、「繊細で官能的、新鮮さに満ちたヴァイオリニストの一人」と高い評価を得ているモダン&バロック・ヴァイオリニストです。

モダン・ヴァイオリンだけでなくバロック・ヴァイオリン奏者としても評価は高く、DHMからも弾きぶりとしてのファッシュやヘンデルの協奏曲集を録音。そして今回はヘンデルでのソロ・アルバムの録音となりました。 

ヘンデルのヴァイオリン・ソナタ集には、マンゼ、ヒロ・クロサキ、寺神戸亮、ベズノシウク盤などの優秀演奏盤ありますが、シュレーダーの演奏はイタリア風の切れのある最もアグレッシヴな演奏といえるでしょう。弓の短い音の中に音の強弱や即興的装飾音を付けるなど、研ぎ澄まされた感性には驚きを感じます緩章楽章では、深い呼吸と女性らしい温かみをもった音色も魅力的である。

通奏低音にも、チェロとチェンバロ以外にも様々な種類のリュートやギターを弾き分けて、色彩豊かな演奏が繰り広げられています。 

ただし、この曲は現在筆者の自宅で聴いている音の評価で、後日試しに以前は筆者のメイントランジターアンプTEACとTANNOYが共同開発した(TEAC MA-7)で聴くが誠に残念ではあるが真空管で聴いた瑞々しさ、甘味のあるヴァイオリの音は聴けなかった、トゲトゲしさの残る刺激的な音がした、以前購入したハーモナイザーを仲介し試聴したが、SV-501SEの奏でる響きの再現は聴けなかった、特にヴァイオリンの弦の音は比べ物にならないがオブリガードチェンバロのふくよかな低域は石のアンプでは聴けない、こんなにアンプで音で変化するのか不思議な気持ちになったことは事実である、現在安価な300Bの音で満足しているがこれらは勿論、所詮作られた音ですが奥は深いようである。益々PSVANEWE300Bに興味が沸くようです。


それと最近J.Sバッハのそれも初歩的なカンタータ等を聴くことが多いようですが、勿論キリスト教信者でもないので、宗教曲を聴く事は少ないが、曲の内容は宗教に関する内容も伺えるが、無信心の筆者にはあまり関係無い内容です。RCAケーブル、スピーカーケーブルはWE製の単線で満足していたが、CAT7A LANケーブル(単線)の流用が大変優れていることを聞き、製作には自信がないが今回自作してみる。

最初から申し上げますと、このケーブルは直径10mmと太く単線8本のため硬いという短所があるので非常に加工は不向きです、筆者のような自作初心者には相当自作するのが大変でしたが、試聴したときの喜びは替えられないものがあり十分満足しました。

装置もそこそこ変えて楽しんでいますが、最近はメインアンプは真空管のアンプが断然勝っているように思う、そこで筆者のような機械音痴で電気のことなど全くわからないのだが、真空管のファンの中に自作派と称する、人達が多くいるようです、電気の事は熟知して知っている知識を使いアンプを作り楽しみ事素晴らしい事だと思う、ただ機械音痴の筆者などは誠に羨ましい事と思う。

現状自分の使っているアンプの配線コードを交換すれば音質は向上するようだが、どのようなケーブルに交換すれば良いか?コンデンサーは?全く解らない世界です。

しかも、J.Sバッハの音楽はどれもクリスタルな感じで透明度のよく奏でる装置が聴きやすく、それにリアル感が加われば最高なんですが、余り突き詰めると違う方向に行くのでさじ加減が肝心である、

CAT7 LANケーブルは単線の商品は無く、サンワサプライのCAT7A(単線)ケーブルを10M購入、CAT7A LANケーブルは最初スピーカーケーブルを作るが、製作後より良い配線方法を指摘頂き補修した、次に10mmの経のRCAジャクを購入しケーブルの加工は8本を加工した、CAT7A LANケーブルは硬く太いのでRCAケーブルは1メートルの長さに揃える。

CAT7A LANケーブルが約2メートル余りRCAジャックも余分に購入したので予備に1セット製作し保存します。このRCAジャックの太さは現在この10mm経が最大と言われました。

かなり太いケーブル加工は苦労したがRCAジャクには赤のフイルムを貼りよく分かる様にして早速ケーブル交換をし視聴する、又ハンダも銀入のハンダが良いと言われ購入してみる。今まではスズの入ったハンダを使用していた。

又スピカーケーブルを繋ぐ接続プラグの金属はロジウムのものが音質は良いことが解った。電源ケーブルもコードの繋ぎ部分はロジウムの物が相性は良さそうである。今後とも色々な新しい材料、最新の技術と合わせの技術改革から目が離す事が出来ないでしょう。

以前と比べ全体に音質は向上したようだ、CAT7A LANケーブルは太く、初めてのRCAケーブルを自作したが最初からの太いケーブルには随分作るのに苦労したが苦労は実ったのだった。

以前WEの単線RCAケーブルで聴いていたがこれ以上のケーブルは桁違いの価格がすると思ったが、今回CAT7A LANケーブルを自作して交換して試聴する、まだエージングをして無く心配してボリュームを上げると音がでました。

WEより塩梅が良いじゃありませんか?全体的に透明度は上がった、低域が少ししまった感じに聴こえる。若干だが音が大きく聴こえる感じがする、欠点が無いのだ、特にピアノの音色がワイドレンジで生ピアノのような感じする。

魔法のケーブルかもしれない。エージングが十分で無いがこのRCAケーブルを使って聴くと今までより情報量が多いように聴こえる、今まで見逃していた音もさらけ出してくれるようである、自作しなければならない負担はあるが是非お試しいただきたいRCAケーブルとスピーカーケーブルになった。

ケーブル、ジャック等で原価一万円かかったが、この音を入手出来たのを考えれば格安と感じる。電線病は欲を言えば切りが無い世界のようで、このあたり一旦様子を見ることも大切かもしれない?今回始めて自作したが接続し音の出た瞬間、何か何時もと違う満足感が得られたようである。

残るは電源ケーブルのバージョンアップがある、現在安価なPRO CABLEの電源ケーブル、フルテックの電源ケーブル等使用しているが上記写真の電源コードを使い接続部分に金属はロジウムを使ったケーブルを自作すると仕入れ価格は2万円以上する、考えもののようである?

後日MT管をTUNGSRAM(タングスラム)から松下(ナショナル)製に交換して聴くがやはり松下製MT管のが、音はより緻密で透明感に優れた感じを受けた、PSVANE 300Bには実によく合うMT管と思う、初段管ケーブルも数多く揃えて視聴したが、初段管病、電線病患者はこのあたりで一時退院して暫くは様子を見ることにしよう、・・・・(笑)

今回のCAT7A LANケーブル転用はすこぶる良い方向に好転した、情報量が多くなった感じはありがたいのだ、好きな音楽を聴きながらエージングが効けば益々音質は安定すると思う、ブラボー!

その後間もなくして最新のCAT8 LANケーブルの発売がありCAT8でケーブルは新しく製作した音質等は後日述べる予定です。

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