筆者が大好きな俳優のお一人の小沢昭一さんについて考える・・・筆者が思うは俳優と言うよりは随筆家(ずいひつか)と言わせていただきたい。個性的な名脇役として異彩を放った俳優小沢昭一さん。
舞台やテレビで活躍する一方、独特な語り口でラジオの名パーソナリティーとしても知られる。小沢が“口演”と称し、週代わりのテーマ(「○○について考える」)に沿って、軽妙な話術で物語る。扱うテーマは時事問題から下ネタまで幅広く、永年の固定ファンが多かった。勿論筆者もファンの一人でもあった。
お話の中での「宮坂さん」なる架空の人物が、概ねストーリーの主人公を務める。番組初期には「昭和ヒトケタ」の働き盛り、かつ悲哀漂うサラリーマンの設定(実際には小沢の分身的な役回り)が多かった宮坂さんも、小沢が年輪を重ねるに従い「宮坂お父さん」「宮坂薬局店長の宮坂さん」等、第一線から退いたことを伺わせる表現が用いられるようになった。
一寸した毒舌が小気味良く今回YouTubeから小沢昭一的こころ「一杯のコーヒーからについて考える」を聞いてみた。現在も昭一的こころがYouTubeが聞ける世の中は実に便利になったものである。
また小沢さんの声が聴ける、ありがたやですございます!『小沢昭一の小沢昭一的こころ』は、TBSラジオおよびTBSプロネックスの制作、TBSラジオをキーステーションに、平日の異なる時間に日本国内で放送されていたラジオトーク番組である。放送期間は1973年1月8日から2012年12月28日のお亡くなりになるまで続いた長寿番組です。
筆者はこの当時TBSラジオの仕事NO関係で一度TBSの談話室で「七円の唄」で有名な永六輔さんと一緒にお会いすることが出来ました。当時久米さんもTBS社員で課長職の時代でありました。懐かしい昭和の時代の思い出します。
当時も当時筆者も30代後半で皆さん大人の方で口も聞けなく皆さんのお喋りを黙って聞くだけでしたが、小沢さんなどはあの会話の面白さは今も堪らない口調を記憶する。当時の東京放送の看板番組でもあった様です。
当時の生録の2トラ10の10吋生録のテープは家の片隅にあるはずと記憶する。
当時TBSラジオも良い番組を世に送り出していたが、今や朝日、毎日、東京放送は全く方向性が変わってしまった親中路線に方向転換してしまった様相で、支那からのCM料金が入った為とも言われるが定かではない。今や東京放送は赤坂サカスの賃料で会社運営は出来ると言われています。今話題になっている朝日放送の玉川氏なども放送局の方向性重視で人間性を変えれた犠牲者かもしれない、本人の行動話の内容は悪いと思わなくされた視聴率欲しさの放送局の値打ちが低下が顕著に現れた世界かもしれない。平和ボケの結果が現在マスコミの付け上がりが日本の最大の欠点である様に思うこの頃である。
政府から格安な放映権を搾取して膨大な利益を挙げてきた会社の末路でもあろう。その筆頭が朝日新聞社と言えるのであろう。
話は戻りますが、小沢昭一の珈琲について考えるの中で、音楽は昔から密接な関係がある様で早速お話は音楽の話に飛んでみます。珈琲と言えば大変有名な曲にJ.S.バッハのコーヒーカンタータがありますが、最近少し涼しく成り始めた季節になり、今回は淹れたての美味しい珈琲をすすりながら聴く、ミーネケ・ファン・デル・フェルデンの演奏する新譜であろうと思います、筆者の好きなヴィオラ・ダ・ガンバ・ソナタの紹介です。
ミーネケ・ファン・デル・フェルデン(Mieneke van der Velden)はヴィオラ・ダ・ガンバを Jaap ter Linden、Anneke Pols、Wieland Kuijken に師事し、1988 年にハーグ王立音楽院で演奏家としての卒業証書を取得して卒業しました。それ以来、彼女は多彩なキャリアを築いてきました。ハープシコードのグレン・ウィルソン、テオルボのフレッド・ジェイコブス、アンサンブルのラルモニア・ソノーラと定期的に共演。
Mieneke van der Velden はベルリンの Tage der alte Musik、ユトレヒトの Holland Festival Early Music、アムステルダムの Grachtenfestival と Festival 'Aqua Musica'、ヘルシンキの Vantaa Baroque Week でリサイタルを行いました。さらに、ヨス・ファン・フェルドホーフェン、グスタフ・レオンハルト、シギスヴァルト・クイケン、ルネ・ヤコブスなどの指揮の下、オランダ・バッハ協会の聖ヨハネ受難曲と聖マタイ受難曲など、より大きなオラトリオで定期的にソロパートを演奏しています。
この楽器は昔はチェロで代用した時期もあり、パブロ・カザルスのバッハ:ガンバ・ソナタはチェロで演奏していた記憶があります。古楽器ヴィオラ・ダ・ガンバ(Viola da gamba)の名前はイタリア語です。”ガンバ”とは「脚」という意味で、脚に挟んで演奏します。英語でヴァイオル viol、フランス語でヴィオール viole、ドイツ語で Gambe と呼ばれます。ガンバにはリコーダーのようにトレブル(ソプラノ)、テナー、バスと音域に応じていろいろな大きさがあります。
フィリップ・ヘレヴェッヘ指揮コレギウム・ヴォーカル、ルネ・ヤコブス指揮ケルン協奏曲、ヨス・ファン・イマーゼル指揮アニマ・エテルナ。彼女はいくつかの CD を作成し、国内外のマスコミから賞賛されました。
彼女はアムステルダム音楽院の教師であり、2009 年からハーグの王立音楽院で教鞭をとっています。
レオ・ファン・ドゥーセラール(Leo van Doeselaar )は、オランダおよび海外で有名なオルガン奏者です。彼は数多くの重要な古楽音楽祭 (フランダース、ユトレヒト、ヨーク、サント、ベルリン、サンアントニオ、モスクワ) でソリストおよび教師として世界中のコンサートに頻繁に出演しています。1995年、彼はベルリンの「ドイツ国立大学」のオルガン教授に任命されました。
彼は、ライデン ピータースケルクのヴァン ハーガーベーア オルガン (1643 年) のオルガニストであり、コンセルトヘボウの名誉あるオルガニストでもあります。
これらの活動に加えて、彼は熱心な室内楽奏者であり、歴史的な楽器と現代の楽器の両方を使用して、広く評価されているデュオ ピアノ チームの Wyneke Jordans のパートナーでもあります。このデュオは頻繁にコンサートに出演し、Etcetera、Challenge Classics、Globe の各レーベルから 12 枚の CD を録音しています。
上記のような案内があり早速聴くと、全体に落ち着いた渋めの品の良い音に聴き惚れる、オルガンの音も良く馴染み拡張を高口感じられる、特に最初の演奏のフルート・ソナタ ト長調 BWV 1038をガンバで演奏しているのですが、実に上手い具合にバランスよく響き渡るしっとりとした音楽に聴こえた。
J.S. バッハ:ヴィオラ・ダ・ガンバのための室内楽作品集(フェルデン/ラルモニア・ソノーラ)
ヨハン・ゼバスティアン・バッハ - Johann Sebastian Bach (1685-1750)
・フルート・ソナタ ト長調 BWV 1038 (ヴァイオリン、ヴィオラ・ダ・ガンバと通奏低音編)
・天は神の栄光を語る BWV 76 (ヴィオラ・ダ・ガンバとオブリガート・オルガン編)
・ヴィオラ・ダ・ガンバ・ソナタ ト短調 BWV 1029
・幻想曲 ト短調 BWV 917
・ヴィオラ・ダ・ガンバ・ソナタ ニ長調 BWV 1028
・3声のインヴェンション(シンフォニア) BWV 787-801 - シンフォニア第3番 ニ長調 BWV 789
・ヴィオラ・ダ・ガンバ・ソナタ ト長調 BWV 1027
【演奏】
アンサンブル・ラルモニア・ソノーラ
ミーネケ・ファン・デル・フェルデン(vg)
フランソワ・フェルナンデス(vn)
リカルド・ロドリゲス=ミランダ(vg)
ジーベ・ヘンストラ(cmb)
レオ・ファン・ドゥセラール(org)
【録音】
2007年6月 ケペル教会,レンスウォウデ,オランダ
アンサンブル・ラルモニア・ソノーラ
ミーネケ・ファン・デル・フェルデン(vg)
フランソワ・フェルナンデス(vn)
リカルド・ロドリゲス=ミランダ(vg)
ジーベ・ヘンストラ(cmb)
レオ・ファン・ドゥセラール(org)
【録音】
2007年6月 ケペル教会,レンスウォウデ,オランダ
録音も比較的新しく、教会での録音状態はすこぶる良い効果があ流様です、ヴィオラ・ダ・ガンバ独特の低域の音質は何故か疲れの癒しとも思える響きである、
確かに教会に手のライブ感のある響きも手伝いアンサンブルの調和が見事である。
昔筆者が愛用したTANNOY IIILZ in Cabinetではこの曲を聴くには重低音のオルガンの音の再生が上手い具合に再生できない、当時は10吋ユニットでの再生は大変難しくこの手の曲は迂回していた様に思う、自作したGOODMANS AXIOM 80の箱がなければオルガン曲、オペラ、交響曲等の編成の大きい音は体感出来なかった様に思う。
以前インシュレーターは大型のWELLFLOATは大変高額の為
エラストマーゲルを使い自作使用していますが、ちょうどWELLFLOATのような動き方をして塩梅は良さそうである。スピーカーの底面の面積くらいの板を2枚用意してエラストマーゲルを適切な枚数と配置にしてサンドイッチにしたものを使っています。ラストマーゲルの代わりにプロケーブルの1cm厚のソルボセインに変えても同じ効果はありました。詳しくは下記をご覧ください。
GOODMANS AXIOM 80とIIILZ Monitor Goldの組み合わせは大変ありがたい効果を感じています。実に凄く塩梅よく鳴っています。兎に角最近になって音楽が楽しむ時間が増えていて、最新の新譜を探し聴くことも楽しみではある。
今回特に気になったのはヴィオラ・ダ・ガンバ・ソナタ ニ長調 BWV 1028 Viola da Gamba Sonata in D Major, BWV 1028 ミーネケ・ファン・デル・フェルデン - Mieneke van der Velden(ヴィオラ・ダ・ガンバ) レオ・ファン・ドゥセラール - Leo van Doeselaar (オルガン)オブリガードオルガンと言われるかもしれない、ヴィオラ・ダ・ガンとオルガンのハーモニーにも注目させられた。音色の近いガンバの音とオルガンの音を想像した時一瞬疑問に思ったが、演奏は想像を遥かに超えて素晴らしいソナタでした。今まで聴いてきたガンバ・ソナタはチェンバロとの演奏が多かったが、レオ・ファン・ドゥセラール(オルガン)との共演でこれが又恰好な癒し音楽を奏でる。誠に残念なことにYouTube配信はありませんでしたが、一度お試しされることをお勧めする次第でもある。ブラボー!