伝統ある英国の10吋ユニットで聴く、音楽の父のJ.S.バッハ音楽を知る喜び・・・

音楽好きのIIILZ Monitor Goldユニットの箱を改良して楽しむダメオヤジ金ちゃんです。

久しぶりに聴くThelonious Monk「モンク」思えば勿論1960年代のジャズであった。確かにあの頃のジャズは良かった・・・・音楽を聴き良き時代を思いだす。

2022年03月17日 | JAZZ・ボサノヴァ

最近何気なく過ごしているが暗いニュースが大変多くあまり音楽に夢中になれなくなっている、今後の進展が心配です。
「中国人に聞いてみた」米中会談の裏側 習近平が自己紹介で困惑!?このようなニュースもあり事実は全く不明ではあるが事実なら失笑ものであるボケ爺さん売電である、興味のある方はご覧ください。

最近大紀元エポックタイムズの記事は、西側諸国の制裁に中露連携 その裏側を暴く、今回の戦争の裏で日本が一番注視する懸案問題は中国共産党が何を企んでいるのか、当然台湾問題であろう?

昨日も昨年大腸ポリープをカメラにより数多く摘出し、今年は摘出後の検査を行なった。前日から食事も気を配り、よく茹でたうどんを頂く、勿論当日は食事は取り止め準備をし、午後から検査したが、5mm程のポリープを数個摘出し病理検査するそうです、前回の検査も同じドクターで摘出後跡など明確にモニターを見ながら説明を受ける、無事検査も終了し、ジュニアに病院まで迎えにきてもらった。少し動くとさすが直腸の検査後の異常なガスはトイレの往復が異常である。しばらく腸の落ち着くまで安静にした。

たまドクターより2〜3か所のポリープ摘出により出血があるかもしれない、同時にアルコール摂取は2日ほど禁止、風呂はシャワー程度にしてくださいとの事でした、空腹により帰りがけに家の近くの丸亀製麺に立ち寄りうどんを頂く。
その後シャトレーゼでロールケーキを購入し淹れたての珈琲を楽しむ事にした。



検査に出かける前に火屋に火を入れた、以前安価な中華デジアンプAiyimaT7のプリを購入し、色々改良したが、本体が軽く安定しない為電磁波も防ぐ事も考慮して底に亜鉛鉄板を両面テープを敷き重さを少し加味し、ずっしりした個体は充実感が増した、その上にFMシートを貼り勿論上蓋の裏側にもFMシートを施し電磁波対策した、勿論電源にもFMテープ貼り、結果随分音質もこなれてきた。
前と比べ繊細な音質の感じになる、音楽の完成度が上がりデジプリアンプも侮れない音質を得ることになった。

AiyimaT7はオペアンプ(OPA627AU デュアル)の交換、真空管(GE 5670W)の交換も行った。メインアンプはLUXKIT/A3500にLS3/5aを繋げ聴くが、安定した心地よい音が流れる、新しいプリアンプ導入も考えているがT7が意外と良く、絶妙な鳴り方をするこのシステムは意外と満足できる。正に英国のシステムでアメリカンジャズも楽しむのも英国のユニットで楽しむ渋い音も好みである。

確かにオペアンプT7を投入し音質は極めて良好になる、FB情報に寄ると此のT7のアンプのモノーラル仕様で依り良い音質になったと呟く諸兄の投稿が気になります、今までの筆者の常識には確かにパワーアンプでのモノーラル仕様は効果があり、体験も有るがプリに関しては疑問があったが、此のT7のオペアンプは最近少し値上がりしたが価格は求めやすい金額でもあるので検討する、値は有るように思った。購入を思い立ちサイトを調べると只今残念な事に在庫切れであった。入荷したら購入し実験してみよう。


ジャズの場合やはりダブルプッシュのパワーアンプが力強く音が出るので、最近はA-3500を繋げ聴くことが多い、石のアンプと比べ音の厚みが出て演奏の配置の構成がらしく聴こえるのは雰囲気が出ます。

今後プリアンプのWEの真空管が見つかれば購入したいが、今人気が出てプレミアム価格が横行しているようです。筆者はあまり使用してないが今回のウクライナ戦争事件で当然ロシア管、ウクライナ管等も値上がりしているそうです。



自宅に帰りのんびりし、美味しい淹れたての珈琲を焙煎し頂く、実は最近部屋を片つけていて時にCDを見つけた。blue note labelの「Thelonious Sphere Monk」ことセロニアス・モンクであった。

筆者は実はモンクについては余り聴いたことはなく最初に聴いたのが「ソロ・モンク」CBS時代のモンクはリバーサイド時代の比べて「緊張感がない」とか 「孤高のリアリズムがなくなった」とか言われるが、確かに1作目の「モンクスドリーム」を聴いても「おや、モンク変わったかな?」と思えますが、「モンクはモンク」であり、その本質は変わりようがないのだろうと思います。 本作の1曲目の「ダイナ」を聴いた最初、いかにも楽しそうに演奏しているモンクとリバーサイド時代に比べて録音のよさに驚いたことを思い出します。



筆者が続いて聴いた、当時夢中になってきいたモンクのオハコ「5 by Monk by 5」特に02. Straight, No Chaserが好きで良く聴いた記憶が残る。

モンクの演奏は今で言えばヘタウマな演奏に感ずる方もいるのだろうが、でも違う、何度も聞くうちにあの音程の外し方は一種天才しかできないジャズ演奏で、何故かやるせなさが堪らないのです。筆者が個人的に思うことは、モンクのジャズこそはなるべく良い装置で聴かなければ理解できないジャズと思う、此れがモンクのジャズなのである。オーディオ復活し最近やっと聴ける様になる。

この様な感じで聴くジャズは偏屈爺さんの独り言の様に思われるだろう、この頃のジャズ音楽は演奏の深さを感じるこの頃である。憂を残す感じに鳴る様に変わった筆者のAiyimaT7のプリにLUXKIT/A3500メインのコンビをLS3/5aは実に上手いこと鳴るジャズ音楽に満足を覚える。
このご確認のためにパワーアンプをトランジスターLINN100に替えて試聴すると音は綺麗になるのだが、モンク特有のあの灰汁のあるピアノの音がかける様うにも感じる、一般的に言えば音の厚みは断然LUXKIT/A3500の鳴り方が好みで実にモンクらしく聴こえるこのアンプを改めて見直す事であった。



これは筆者の勝手な思い込みではあるが、現在所有する装置で聴くには小難しいジャズを実に上手い具合に鳴る様に感じつように変化した様である。これにはAiyimaT7のプリアンプの仕様が大きいのかも知れない。

昔は筆者もジャズ好きで200枚程のLPを収集し楽しんでいたが度重なる引っ越しにジャズのLPは処分した、今思えば惜しいことをした。その後懐かしくCDを時々購入した記憶がある。
バイ・モンク・バイ5(5 by Monk by 5)はジャズ・ピアニストのセロニアス・モンクが1959年に発表したLPアルバム。30年後、にCD化された。5人で、モンクのオリジナル5曲を演奏している。プロデューサーはオリン・キープニュースでリバーサイド・レコード(Riverside Records)から出た。
 Thelonious Monk (p)   セロニアス・モンク 
 Thad Jones (ct)   サド・ジョーンズ
  Charlie Rouse (ts)   チャーリー・ラウズ
  Sam Jones (b)   サム・ジョーンズ 
 Art Taylor (d)   アート・テイラー 
  Recorded 6/1,2,4/1959
村上 春樹はジャズ批評書『ポートレイト・イン・ジャズ』(新潮文庫)、「このLPはずいぶん繰り返して聴いたが、どれだけ聴いても聴き飽きしなかった。すべての音、すべてのフレーズの中に、絞っても絞っても絞りきれぬほどの滋養が染み込んでいた」と評した。

そして今回引き出しの後ろから発見したこのCDである。勿論多少の変色はあるが程度は良さそうである。此れは聴かなくちゃ・・・・



モダン・ジャズ史上に輝く名盤をレーベルの枠を超えて厳選収録する"JAZZ THE BEST"シリーズ。オリジナル曲を披露したコンセプトの名盤。コルネットにサド・ジョーンズを迎えたクインテット編成で、独自の音世界を紡ぎ出している。
こして今回紛れ込んで見つけた「The Thelonious Monk Quintet」いう訳で、今週の音盤は、セロニアス・モンクの「ラウンド・ミッドナイト」を聴いた。

モンクの場合は「ラウンド・ミッドナイト」がずば抜けた人気曲なのはマイルス・デイヴィスのコロンビア移籍第1弾アルバム『'Round About Midnight』'57のタイトル曲にカヴァーされたからで、アルバム・タイトルではモンクの原曲通り「'Round About Midnight」なのに収録曲としては「'Round Midnight」とされ、そのうちダッシュも取れて単に「Round Midnight」とされる場合も多くなりました。勿論マイルもいいですね!

今ではダッシュも「About」も略す方が通りが良くなっています。この曲は無数のカヴァーがあるので曲についてのご案内はその折にし(モンク以外に2人の共作者名があるのは、モンク本人以前にこの曲を録音したバンドリーダーとアレンジャーが共作登録したからです)、モンク自身による初録音が'47年録音のブルー・ノート盤、ソロ・ピアノによる再演が'54年録音のヴォーグ盤で、リヴァーサイド社にはモンクは再びソロ・ピアノによる'57年版と同年ジェリー・マリガンと共演したカルテット版、リヴァーサイドへの最終録音となった'60年のサンフランシスコのジャズクラブでのクインテット編成のライヴ版があり、ソロ・ピアノ版は'54年版と'57版では各段に迫力を増し、マリガンとの共演(黒地がモノラル盤、写真入りがステレオ盤です)は発売当初から評判高かった緊張感の高い演奏で、ここには引きませんでしたが'60年のライヴ版はくつろいだ好演です。



実は本命はモンク沒後の'84年にリヴァーサイド社の後身マイルストーン社から出た未発表テイク集『Blues Five Spot』収録(現在ではリヴァーサイド社のライヴ盤『Mirterioso』'58/89のCDリイシューにボーナス収録)の、ライヴ盤『Mirterioso』収録時のテスト録音でアルバム本編には収録されなかったジョニー・グリフィン在籍時のカルテット編成ライヴ版「ラウンド・ミッドナイト」なのですが、これはグリフィン最高のバラード演奏がモンクのバンドで聴ける超目玉なのはお聴きの方は皆さんご存知でしょう。末尾には'66年3月~4月のヨーロッパ・ツアー中のセロニアス・モンク・カルテット(テナーはコロンビア移籍後不変のメンバーだったチャーリー・ラウズ)のテレビ出演の「ラウンド・ミッドナイト」演奏映像を載せました。

久しぶりに、ジャズ音楽鑑賞には以前使っていたKEF Q300に真ん中ににある防音材を取り、バスレフ仕様ににして試聴したが、音質の密度差と陰影等は断然LS3/5aが上回ったが。ジャズ独自の解放感、打楽器の抜けの良さはQ300が心地よい、ただしヴォーガルを聴くとその差の違いが分かる、暫くQ300も設置する事にした、確かにオーディオ入門用のスピーカーとしては優れている製品かもしれない。



Thelonious Sphere Monkことセロニアス・モンクは、1917年10月10日に生まれ、ニューヨークに移住した後、このジャズのメッカで育ち、5歳にはピアノを始めていたという。

モンクにおける最大の素晴らしさは、演奏だけでなく、ライヴ映像が物語る、他の追随を許さない“カリスマ性”を持った姿、「ジャズのプリースト-高僧」と呼ばれる孤高の姿。そして、現代に至るまでジャズというジャンルを超えた、アヴァンルドな魅力などである。
初期のモンクの演奏を聴くとわかるようにスタイル確立以前は、テディ・ウイルソン・スタイルのストライド・ピアノ系の演奏をしており、モンクのスタイルが、ストライド・ピアノにおける「間」の存在を無視しては考えがたい。
また、エリントン・サウンドがバンドと作曲が一緒になったいたように、モンクの隣り合った鍵盤を同時に弾くことによって生じる「唸り=不協和音」から生じる独自のオリジナリティこそが、ジャズ史上もっともユニークな存在としてのモンクの真骨頂といえる。
作曲面においても、一番難しいとされる作曲家としてのモンクだが、その作品も持つ一種異様な雰囲気は作品が持つめメロディアスなメンというより、エリントンにおけるサウンドそのものといったほうがあたるだろう。
Genius of Modern Music Vol1 ブルーノート75周年記念スペシャル企画、名盤アナログ再発シリーズ第8弾!!
セロニアス・モンクの1956年にオリジナル・リリースされたコンピレーション・アルバムでモンクの数々のイノヴェーションのハイライトを聴くことのできる1枚。
初期のモンクの楽曲で今や有名なジャズ・スタンダードそして有名になった曲も多数収録。ゲスト・ミュージシャンもアート・ブレイキー、ミルト・ジャクソン、サヒブ・シハブ、ジョン・シモンズなど多数参加!
本作はイギリスの音楽誌Qマガジンで"Best Jazz Albums of All Time”や アメリカの音楽誌Vibeでの “100 Essential Albums of the 20th Century”にも選出されているジャズを知るうえで欠かすことのできない1枚。

 A1. 'Round Midnight
 A2. Off Minor
 A3. Ruby My Dear
 A4. I Mean You
 A5. April In Paris
 A6. In Walked Bud
 B1. Thelonious
 B2. Epistrophy
 B3. Misterioso
 B4. Well You Needn't
 B5. IntrospectionB6. Humph

まさにこのアルバくは記憶に残る一枚か?世の中には、奇人・変人と言われる人たちがいます。彼らは、時に世の常識からすると風変わりな行動を取ります。突然、何かを閃いて声をあげたり、発言は歯に衣を着せません。そう意図している訳ではないのに、周りに敵をつくってしまうタイプかもしれません。独立独歩の気持ちが強いので、周りに自分を合わせることもしません。結果、迷惑をかけることもままあります。それでも、常人には思いも及ばぬ凄いチカラを発揮することもあるのです。



ここぞというところで、その恐るべき才能が発揮されれば、素晴らしい結果に結びつくことは想像に難くありません。しかし、最大の問題は、奇人・変人の異才を見抜く発見者がいるかどうか、です。まして、10年後に開花するかもしれない才能など、無いのと同じだと思われても仕方ないのかもしれません。
 もし、奇人・変人の才能が真に偉大なものであり、かつ運が良ければ、発見者は現れるのです。それは時に意外な形かもしれませんが…。

モンクの原点というべき作品。これを聴かなきゃ話になりません。彼ほどの長いキャリアを持つ大物で、このような形で初リーダー盤に、その後の主要曲が集約されている人は例がない。
有名オリジナルのほとんどが、初録音前の10代にできていたのは、すごいこと。結果的に、デビュー盤がヒット曲集になっている。初演でも譜面どおりには全く弾かないのはさすがモンク。装飾とシンコペーションは、モンクの個性が光る。
自作曲の他スタンダード曲も多いこの初リーダー盤だが、何れも独特の間合いと音程で完全にモンクカラーに仕上がっている。1947〜48年の当時としては最も前衛的で質の高い演奏だった筈だと思う。



最近おジャズ音楽も勿論聴いているがこの時代(1960年代)のような演奏者は随分減ったように感じる、偶にあの時代の曲に思わず新鮮差を感じることは、爺さんになった証拠です。
口直しに、この後最新録音のデンマークの歌姫のジャズ・ヴォーカリスト。『シーネ・エイ/ドリームス』を聴くが確かに音質も良く大変素晴らしいが途中でやめてしまった。筆者には口直しにはならなかった様である。

中華デジアンプT7のプリを導入し2ヶ月が過ぎ音も随分落ち着いた様に思われる此のプリは確かに良いアンプに感じる、ある程度使うと音質が落ち着き素直な音楽が耳に入る感じに聴こえる。チューニング無しで何処まで聴こえるのかは不明ではあるが、ノーチューニングでどの様な音に仕上がるのか実に興味深い。

筆者にはどうやらジャズ音楽は1960~70年台のジャズ音楽が好きらしいこ事を認識した次第だ、当時の演奏は実に熱かった記憶が蘇る、ブラボー!