伝統ある英国の10吋ユニットで、いい音で音楽を聴きたい・・・・・

音楽好きの、古いオーディオ機器10吋TANNOYを改良して聴くダメオヤジの金ちゃんです。

こんなJAZZが聴きたい!マリガンとデューク・エリントン楽団の至宝、ホッジスと「Gerry Mulligan Meets Johnny Hodges」演奏を聴く。

2019年02月19日 | JAZZ・ボサノヴァ

ホッジスとの共演ではマリガンの軽やかさがいい塩梅に生きてます。最高の共演です、サックス好きには堪りません!

今月は仕事も余り忙しくなく、通院の合間に音楽を聴く時間が多いのは嬉しい、最近思うは、オーディオの音を文章にするのはかなり難しく思う、

一般的文章もままならないのに、特に音の表現方法に苦しむ・・・

筆者の持参するAXIOM80 TANNOYのエンクロージャーの音色には300B真空管との相性は相当良さそうである、このスピーカーシステムはいわゆる据え置き型の部類に属する箱の中に10インチのⅢLZが移植してある、特に今回管球王国の季刊誌の記事を見るとますます火屋のアンプが欲しくなりますね!

現行の300Bの中では高レベルな音質で人気もある球のようですが?

本文にこの様なコメントがあった!

「ELEKITの2A3/300Bシングルコンパチブルアンプ TU-8233に挿して聴いています。当初、中国曙光電子製の300B‐98を2年程使用していたのですが、ハイ上がりで締まりの無い音質だったので、2A3の方を聴いていた時間が長かったですね。今回のGOLD LION PX300Bですが…素晴らしいですね!

抑揚の効いた彫りの深い陰影のある音質は聴いていて凄く楽しいですね!ジャズ、クラシック共に高レベルな音質!勿論J-POPもいい感じです。」と綴ってあった。

PSVANE(プスバン)社の300Bも人気が高い商品だそうです、整流管によってもかなり相当音質が変わるそうですが?

今話題の国産真空管TA-300B マッチドペア2本組み高槻電器工業 真空管UX4ピン直熱3極管などの商品もあるようです。

でもこの金額を出すのならWEのレプリカが買えるのかもしれない。音はどのような音か!本家WEの球と聴き比べたいですね期待出来そう!

価格はかなり高額なのですが、国産品と聴くと、何時かは聴いてみたくなる代物で(車のフレーズのいつかはクラウン?)の願望ですかね!

筆者も昔アリストに乗っていた事があるがやはり格が違う、静粛感、加速感は全く違った。以前乗っていたBMW320より早く感じた、でも静粛性は論外でる。現在英国がEU離脱問題で今後多くのイギリス製品の知名度のある多くのメーカーの今後離脱後オーディオ機器はどうなるのか気になる処である、

音楽内容もクラシックファンだけでなくJAZZファンにも沢山の真空管ファンは多いと聞く、そんなことを想像して、こんなJAZZが聴きたかった、演奏を楽しむ、筆者が昔から聴くバリトン・サックス独特の音が好きで良く聴くビレッジ・バンガードのジェリー・マリガンも良いのだが・・・・・

今日の本命は・・・・・・・ホッジスとの共演を聴く!

このようなGerry Mulliganを聞き、昔マリガンを聞き出した頃からもはや50年も立つが、あのバリトン・サックス特有の音が良く、べッと唸る音が堪らない。他にもマリガンの名作パリ・コンサートは優れていて実に良く聴いたが、今は幾度の引越で紛失してしまった。

今思えば大変の過失をしてしまった訳で、CDも探すが未だに探せない。

マリガンのパリ・コンサートも名盤の1枚であろう、再度聴きたいと思う。

マリガンがデューク・エリントン楽団の至宝、ジョニー・ホッジス(Johnny Hodges)との共演がイケる!

デューク・エリントン楽団のリード・アルト・サックス奏者、つまりスター・プレーヤーで、あのビバップの天才と謳われた(チャーリー・パーカー)も崇めたといわれます。

小柄な身体でブルース(ブルーズ)を奏でるジョニー・ホッジスのビブラートの効いた、美しいアルトの響きは他に類が無いと称えられスイング・バンド(スウィングジャズ)時代のサックスのカリスマ的存在でした。

元々リード楽器のJAZZへの導入は新しくクラリネットから始まり、以降リード楽器は、ソプラノサックスからバリトンサックスまで淘汰されたが今やリード楽器サックスはJAZZには重要な楽器となっている。

Gerry Mulligan & Johnny Hodges - Bunny 

ポール・デスモンド、スタン・ゲッツ、セロニアス・モンク、ベン・ウェブスター等とコラボレーションを続けてきたジェリー・マリガンが次に共演したのはデューク・エリントン楽団の至宝、ジョニー・ホッジスでした。このアルバムはマリガンが全面的にホッジスを主役に立てたものになっています。

作曲家、アレンジャーとしても大変な名声を博したマリガンですが、ここではそれを最小限にとどめ、アドリブ重視のジャム・セッション・スタイルで聴かせるのも特徴です。

いっぽう、レギュラー・グループによるアレンジや作曲面を重視した、ファンにはおなじみのマリガン・サウンドを楽しむことができます。

なんと良い感じのリズムセッションであろうか?

GERRY MULLIGAN MEETS JOHNNY HODGES

 Johnny Hodges (as)

 Gerry Mulligan (bars -1/4,6)

 Claude Williamson (p)

 Buddy Clark (b)

 Mel Lewis (d) 

 Los Angeles, CA, November 17, 1959

  1.Sunny

  2.What's the Rush

  3.Back Beat

  4. What It's All About

  5.18 Carrots for Rabbit

  6.Shady Side

ジャズ界では数少ないバリトン・サックス奏者ジェリー・マリガンと、デューク・エリントン・ビッグバンドで活躍したジョニー・ホッジスの共演アルバム。

ヴァーブ・レコーズ創始者ノーマン・グランツのアイデアによる、ジェリー・マリガンとビッグ・アーティストのコラボレーション・シリーズの中でも正名盤中の名盤と思う。

張り詰めた空気とは正反対の"casual air"(カジュアルな雰囲気)の中レコーディングは行われ、そのリラックスした雰囲気の中、二人のピッタリ息の合った温かいアンサンブルが心地よい深い安らぎの中う。

"thecompetition"(競争)ではなく"co-operating"(協力する)セッションの真髄を見る。

渋い感じのマリガンとデューク・エリントン楽団の至宝、ホッジスと共演久しぶりに聴いて、そう言えばこのLP持っていたけどどこに行ってしまったんだろうと思う、今回の一枚。ジョニーホッジスのアルトが聴けるというのに。

へたに鳴らしすぎたり情感過多にならない二人のブロウが極上の雰囲気で文句無し。今聴いてもこれぞ大人のJAZZ!今思えばガキの時代に生意気に聴いてたんだと思う。

ピアノ演奏がクロードウィリアムソンというのがちょっと得した気分か。ブラボー!

後日真空管アンプSV-501SEのパワーアンプを仕入れ、初段管も相当数の玉転がしの結果6MB8が松下製が一番相性は良かった、300BもPSVANE300BHifiに交換しある程度のケーブルも取り替えて最終的にはLANケーブルKB-T8でスピーカーケーブル、RCAケーブルを自作して適当なエージングをした後、購入後のチューニングに5ヶ月以上は過ぎてしまったが、後同じ曲を聴くも、この様な音が録音されていたかに驚く、今聴くも新鮮である。

電源ケーブル、スピーカーケーブル、RCAケーブル等の影響が強くオーディオの深さを知る。

マリガン、ホッジスの又二人のブロウは最高で実に大人の音を聴かせてもらった。特にドラム演奏も程よく、決してあの乾いたアメリカ西海岸のジムランの音とは違い、さすがイングランドの音は違い、しっとりした大人のドラムの音が聴けた、全体の雰囲気も実に良く、素敵なアルバムであるとこが再発見出来た。まさに「目から鱗」である。

この様な音でジャズを聴きたかった思うがやっと実現した瞬間でも有るようだ。