伝統ある英国の10吋ユニットで、いい音で音楽を聴きたい・・・・・

音楽好きの、古いオーディオ機器10吋TANNOYを改良して聴くダメオヤジの金ちゃんです。

古楽器での演奏でブルーノ・ヴァイル(指揮)でターフェルムジーク・バロック管弦楽団のベートーヴェン:交響曲を聴くの巻

2019年02月03日 | クラシック音楽・オーディオ


正月を迎えもう、きさらぎ(如月・衣更月)節分であり暦は春の始まりである。筆者の庭にもフキノトウが咲き始める、ほろ苦く美味しい天ぷらが食べたくなる。

連絡があり、仕事の関係で海ほたるに勿論愛車で出かける、雲ひとつない天気に恵まれ風も穏やか・・

新橋駅で待ち合わせて汐留から高速で海ほたるに向かう、高速から見える海上は実に穏やかで少し春の如し霞がかかるが景色は大変綺麗である。

以前「ゴジラ」映画で見た人工の浮き島、風の塔も良く見える、当時海ほたるにもゴジラの足跡があったが、今は削除されたようだ。

日中は霞のせいか富士山が見えないが、夕方になると美しい富士のシルエットが浮かぶ、富士山が綺麗に見える時は風が強く、波けもありこの程度の感じが穏やかである。意外と都心からは近く海風に触れたいときには便利である、良い気晴らしになる。

昼間は海ほたる近くに遊漁船が多く出ていた、この時期は海底トンネル工事で岩礁帯が増え、伴い根魚が増えたと聞く春告魚の黒メバル釣りの船であろうか?

昔良く行った、メバルの釣りが懐かしい、針の細いヤマメ針1号のハリスで釣る、尺近くのメバルはスリリングな釣りが面白いヒコイワシをチョン掛けして泳がせて釣る黒メバル、特に大型のイワシメバルの焼き魚が絶品で懐かしい、勿論普通サイズのメバルは煮付けで、特に夕まずめ以降の夜釣りはよく釣れた、潮目もでて夕凪から潮の流れが変わろうとしている。

近くで見ても、遠くでみても、やはり富士のお山は美しく見える、特に海上浮かぶ姿は絶景かもしれない。夕焼け時の綺麗なシルエットをスマホに収めてみた。

今回はスマホの写真ですが、意外と綺麗に撮れる、お手軽に勘弁に撮れる写真はスマホの画像で十分で最新のスマホの画像は素晴らしく良く撮れる。

日が落ちると今に時期はクリスマス前よりイルミが点灯し綺麗な景色が見れるのもこの時期の楽しみである。来年までは点灯しているため当分は楽しめるようです。

翌日写真を見ながらの楽しみは、淹れたての熱い珈琲を頂きながら音楽を聴く。

オーディオマニアの泣き所、冷静になって考えれば当たり前のことだが、オーディオ機材といえば今風に考えるとオーディオインターフェイス、パソコン等までも含まれる、但しこれらの機材は音も含めた機材なので、

実際にはレコードプレイヤー、CD、アンプ、エンクロージャー辺りをオーディオ機器と称する機材であろう、しかし現実にはパソコンの電源コード、パソコンからのUSBケーブルも良い物と交換すると音質が良くなるようだ。

実は先日フルテックの電源ケーブル(PC用)とオーディオインターフェイス用のフルテック、銅銀合金導体のオーディオ用USBケーブル(GT2Proシリーズは、USB 2.0に対応したオーディオ用USBケーブルの販売していることが分かった。

メイン導体にα-OCC素材に銀を混入した26AWGの銅銀合金線材を採用。電源導体には24AWGの純銀メッキα-OCC素材を採用している。)を購入、現在インターフェイスはUR22を使用しています。筆者のインターフェイス本体より、フルテックのUSBケーブルのが高額なのは笑えるがケーブルが馴染めば音質は良くなるのは確実です。

オーディオアクセサリーのFURUTECH (フルテック)製品は良いかもしれない?勿論電源ケーブルもフルテックのアブソリュートパワー15PLUSにProCableと交換するが、違いは変えた瞬時に素直な音がした、正直最近思うは、ProCableのコメントには疑問を感じる、特にRCAケーブル、スピーカーケーブルについても、BELDENのコードに疑問視する。

初め接続時は以前から使用のBELDENを使用して試聴するが、イメージとは少し違って聴こえたのだ、どうも筆者には馴染めない。

そこでWEの単線ケーブルに変えてみると、相性はWEが断然良さそうである。しかも単線はWE1910年製のコイルから取り出した貴重なケーブルと明記され更に単線には上質な絹が包んであり現在では考えられない仕様に思う、RCAカーブルと同封の説明書にケーブルサンプルが貼り付けられていた。

音質は矢張り一口に言えばスッキリ隅々まで聴ける音になる、ヴァイオリン等弦楽器もある程度甘味な音になり良い塩梅に聴こえるが、しかし考えるに合計金額は締めて3万以上になった(笑)

これで音質が変わらなかったら最悪なんです、それと筆者のPCLANケーブルで繋いでいるのでそのうちLANケーブルも交換かな?ケーブル地獄はどこまで続くのか?

あまり神経質にならずとも良いと思うが、オーディオインターフェイスの価格より今回の電源及びUSBコードが価格は高くなってしまった!実に馬鹿げた話であろう、実に本末転倒な話である。

これでオーディオインターフェイスの将来グレートアップすればと期待してしまう!オーデイオの世界で電源ケーブルに嵌まるとあれやこれやの情報に追われ、次々とキリがないしかも欲しいものは金額が上がる傾向だ。

しかし間違いなく、慎重に探して試聴を続ければほんの少しずつ音質は向上するように思うか?自己満足か?疑問だが?筆者の使わなくなったケーブルはダンボール一杯になる、これぞ無駄使いだ、金額も相当の額である。

そこで今までは交響曲のことになるが、やはり交響曲といえば大音量で無くともベートーヴェンの交響曲をフォルテで音が「らしく」聴こえる(感じる)装置は欲しい!理想は隣の会話の出来る音量で視聴しフォルテを感じる事ができれば最高なんである。

最近筆者の10吋のTANNOYの虎の子のウレタンエッジをセーム革から、普通のウレタンエッジに交換したが、するとオーケストラの厚味が聴ける様になる、不思議な事だがエッジの張替え後、仕上げてからダンプ剤を塗布し視聴するとこれが中々宜しい、少しハリのある低域と勿論癖の強いTANNOYの音質は変わらず10吋のTANNOYとは思えないような自然な低域が響く、演奏の厚味が聴こえ「らしく」聴ける様になったのだ。



その後アンプは色々迷いに迷ったがやはり真空管の300Bシングルで聴いているが、確かに綺麗に聴こえている、しかし今後は上等のEL34辺りの真空管で聴くことが最終目標になる予感がする、今後も火屋のアンプは外せないシステムであろう。

筆者が好きなバッハの作品から試聴する、勿論HPD295、ⅢLZCabinetをGOODMANS AXIOM 80のA.R.U付きの箱に移植した、勿論特殊な装置のA.R.U効果があり、自然に聴こえる低域を得たエンクロージャーで聴いているが以前のⅢLZCabinetのオリジナルの箱では想像出来ない音が鳴っている・・・・GOODMANSの箱は実に魔法の箱かもしれない。

ここでバッハの作品を聴くがカナダを代表するピリオド・オーケストラ、ターフェルムジーク・バロック管弦楽団の演奏は好きな演奏で音楽監督でもあるジャンヌ・ラモン、引く手あまたのカウンターテナー、ダニエル・テイラーなど、ソリスト陣も実力派揃い演奏が楽しめます。

最近バッハの音楽は特に「序曲(じょきょく)」を聴くことが多いなぜなら現在のオーケストラの感じに近く、聴く機会が多い。

【曲目】

J.S.バッハ:カンタータ第170番《満ち足りた安らぎ、うれしい心の喜び》BWV.170

管弦楽組曲第2番ロ短調 BWV.1067

カンタータ第54番《いざ、罪に抗すべし》 BWV.54

オーボエとヴァイオリンのための協奏曲ニ短調 BWV.1060a

【演奏】

ターフェルムジーク・バロック管弦楽団

ダニエル・テイラー(カウンターテナー) ジャンヌ・ラモン(ヴァイオリン) ジョン・アッバーガー(オーボエ)

【録音】2011年

実にテンポの良い演奏で曲も筆者好みの曲がノミネートされ一種コンサート会場で聞く感じがたまらない。

Symphony No. 7 In A Major, Op. 92, Allegretto

処がベートーヴェンが作曲した頃の演奏は?多分バロック用の楽器、古楽器使用で演奏していたのだろう?と言う疑問が持ち上がる。

その思いを含め此処で最近よく聞くベートーヴェン交響曲をブルーノ・ヴァイル(指揮)でターフェルムジーク・バロック管弦楽団(The Tafelmusik Baroque Orchestra)を聴く、確かに当時はこの様な演奏をしていた事と思うがこの演奏を聴くと迫力充分な音質に圧倒される。

勿論、筆者の好きな第7番も満足出来た、このグループを調べるとカナダのトロントを本拠地とする"ターフェルムジーク・バロック管弦楽団"1979年に設立され、1981年よりジーン・ラモンが音楽監督兼コンサートマスターを務めています。

またバロック期と古典派の音楽を得意とする指揮者ブルーノ・ヴァイルとは長年共演しており、これまでの数多くの録音でも「透明感に満ちた響きと、力みなく自然に流れる音楽」が高く評価されています。

【収録情報】

ベートーヴェン:交響曲全集

交響曲第1番ハ長調 Op.21 (1800) ● 交響曲第2番ニ長調 Op.36 (1802)

交響曲第3番変ホ長調 Op.55『英雄』 (1803) ● 交響曲第4番変ロ長調 Op.60 (1806)

● 交響曲第5番ハ短調 Op.67『運命』 (1808) ● 交響曲第6番ヘ長調Op.68『田園』 (1808)

交響曲第7番イ長調 Op.92 (1812) ● 交響曲第8番ヘ長調 Op.93 (1812)

交響曲第9番ニ短調 Op.125『合唱』 (1824)

 【第9番のソリスト、コーラス】

ジークリート・プルンドリヒ(ソプラノ) マリー=エレン・ネジ(メゾ・ソプラノ)

コリン・バルツァー(テノール) ジモン・ティシュラー(バス・バリトン)

ターフェルムジーク室内合唱団 イヴァルス・タウリンズ(合唱指揮)

 ターフェルムジーク・バロック管弦楽団(音楽監督:ジーン・ラモン)

ブルーノ・ヴァイル(指揮)

録音時期:2004年(5,6)、2008年(7,8)、2012年(3,4)、2013年(1,2)、2016年(9)

録音場所:トロント、ジョージ・ウェストン・リサイタル・ホール(5-8) コーナー・ホール(1-4,9

録音方式:ステレオ(デジタル/ライヴ)

唯一の不満は交響曲第9番ニ短調 Op.125『合唱』の合唱の部分がありません、一番のハイライトが総括してあることは大不満です。ところが実は訳ありなんですネ・・・・・・♪

トロント王立音楽院のケルナー・ホールにて20162月に行われた最新録音となります。

この録音は、ターフェルムジークが創立以来初めて呼びかけた「クラウド・ファンディング」により実現したもので、120人を超える支援者から16千カナダドルが集められました。

この第9番ニ短調 Op.125『合唱』を聴き満足して次第である。

おそらく古楽器オケによるベートーヴェンの中では一番穏健で美麗な演奏と思います。

ありがちな金管と打楽器の過剰な強調がなく、テンポ設定も現代楽器の伝統的なものに近く、緩徐楽章もせかせかした感じを与えません。録音も自然で秀逸。

躍動感に満ちた表現、風通しの良いサウンドは、現代のピリオド・アプローチによる演奏の基本でありながら、新鮮な驚きにも満ちています。

筆者の好きな迫力満点のショルティ&ウィーン・フィルハーモニーも好きだが昔から聴くフランツ・コンヴィチュニー指揮ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団のベートーヴェンも好きだ、如何にも古典的でしかも録音が良いブルーノ・ヴァイル(指揮)も光る演奏で好感を持った、結論はベートーヴェンのオケ好きなのかも知れない。

勿論迫力もあり、納得出来る、古典ベートーヴェンのオケに、ブラボー!