今、NHK総合でやっている『トンイ』
最近、地元ローカルで始まった『イ・サン』
韓国の歴史ドラマですが、なかなか面白いです
制作・放送された順番は『イ・サン』の方が先ですが、
時系列で見ると『トンイ』が先で『イ・サン』の方が後になります。
簡単にいえば、トンイはイ・サンの曽祖母に当たります。
同伊(トンイ)と19代王・粛宗(スクチョン)の息子が21代王・英祖(ヨンジョ)で、
英祖の息子・荘祖(チャンジョ)の息子がイ・サンです。
全く別々のドラマなのですが、演出家が同じなので、
同じ小道具が使われていたりして、話の繋がりを感じられることもあります。
たとえば、『イ・サン』の中で、英祖からソンヨン(イ・サンの友で後に側室になる)へ
絵のお礼として贈られるヒスイの二連の指輪があります。
その時、英祖が生母(トンイ)から貰った指輪であることを説明するのですが、
この時使われた指輪が、『トンイ』の中では、粛宗からトンイへ贈られています。
ヒスイの二連の指輪が
粛宗
トンイ
英祖
ソンヨン
と繋がっているのです。
しかも、この指輪が、茶母(タモ:宮中の下働き)だったソンヨンが
イ・サンの側室になるための重要なアイテムになっています。
同じといえば・・・
出演の役者さんも他のドラマに出演していたりするので、
ちょっとしたセリフに遊び心があったりもします。
たとえば、『トンイ』でトンイ付きのポン尚宮(サングン)が
水剌間(スラッカン:宮中の厨房)に出向いた時、
「ここに来ると何だか懐かしい気分になるのよね」
と言う場面があります。
このポン尚宮を演じていた女優さんは、『チャングムの誓い』(同じ演出家)で
水剌間のミン尚宮を演じていたので、思わずクスッとなります
(ちなみにこの女優さん『イ・サン』では嬪宮(ピグン)付きの尚宮でした
)
演出家とか全く別のドラマになりますが、
『剣士ペク・ドンス』『風の絵師』『トキメキ☆成均館スキャンダル』などは、
このイ・サンの時代のお話です。
『剣士ペク・ドンス』の主人公ペク・ドンスは、『イ・サン』では、
イ・サンとソンヨンの友:パク・テスとして登場します。
『風の絵師』は、『イ・サン』でソンヨンが茶母として
働いていた図画署(トファソ:宮中の行事などを画で記録する部署)が舞台で、
実在した絵師を基にしたドラマです。
『トキメキ☆成均館スキャンダル』は、当時の最高教育機関“成均館”が舞台で、
日本のドラマ『イケメンパラダイス』の李氏朝鮮版みたいな感じです。
『イ・サン』『風の絵師』『トキメキ☆成均館スキャンダル』ともに
思悼世子(サドセジャ:荘祖)に関わる“画”が
キーアイテムとして出てきます。
画の内容は、それぞれ違いますが、
思悼世子の追尊に“画”が関わっていたことが想像できます
そんな風に時代背景等が分かると、
歴史ドラマも面白く見られるんじゃないかなと思います。
衣装もすごく華やかで、
目の保養にもなりますしね

最近、地元ローカルで始まった『イ・サン』

韓国の歴史ドラマですが、なかなか面白いです

制作・放送された順番は『イ・サン』の方が先ですが、
時系列で見ると『トンイ』が先で『イ・サン』の方が後になります。
簡単にいえば、トンイはイ・サンの曽祖母に当たります。
同伊(トンイ)と19代王・粛宗(スクチョン)の息子が21代王・英祖(ヨンジョ)で、
英祖の息子・荘祖(チャンジョ)の息子がイ・サンです。
全く別々のドラマなのですが、演出家が同じなので、
同じ小道具が使われていたりして、話の繋がりを感じられることもあります。
たとえば、『イ・サン』の中で、英祖からソンヨン(イ・サンの友で後に側室になる)へ
絵のお礼として贈られるヒスイの二連の指輪があります。
その時、英祖が生母(トンイ)から貰った指輪であることを説明するのですが、
この時使われた指輪が、『トンイ』の中では、粛宗からトンイへ贈られています。
ヒスイの二連の指輪が
粛宗



と繋がっているのです。
しかも、この指輪が、茶母(タモ:宮中の下働き)だったソンヨンが
イ・サンの側室になるための重要なアイテムになっています。
同じといえば・・・
出演の役者さんも他のドラマに出演していたりするので、
ちょっとしたセリフに遊び心があったりもします。
たとえば、『トンイ』でトンイ付きのポン尚宮(サングン)が
水剌間(スラッカン:宮中の厨房)に出向いた時、
「ここに来ると何だか懐かしい気分になるのよね」
と言う場面があります。
このポン尚宮を演じていた女優さんは、『チャングムの誓い』(同じ演出家)で
水剌間のミン尚宮を演じていたので、思わずクスッとなります

(ちなみにこの女優さん『イ・サン』では嬪宮(ピグン)付きの尚宮でした

演出家とか全く別のドラマになりますが、
『剣士ペク・ドンス』『風の絵師』『トキメキ☆成均館スキャンダル』などは、
このイ・サンの時代のお話です。
『剣士ペク・ドンス』の主人公ペク・ドンスは、『イ・サン』では、
イ・サンとソンヨンの友:パク・テスとして登場します。
『風の絵師』は、『イ・サン』でソンヨンが茶母として
働いていた図画署(トファソ:宮中の行事などを画で記録する部署)が舞台で、
実在した絵師を基にしたドラマです。
『トキメキ☆成均館スキャンダル』は、当時の最高教育機関“成均館”が舞台で、
日本のドラマ『イケメンパラダイス』の李氏朝鮮版みたいな感じです。
『イ・サン』『風の絵師』『トキメキ☆成均館スキャンダル』ともに
思悼世子(サドセジャ:荘祖)に関わる“画”が

画の内容は、それぞれ違いますが、
思悼世子の追尊に“画”が関わっていたことが想像できます

そんな風に時代背景等が分かると、
歴史ドラマも面白く見られるんじゃないかなと思います。
衣装もすごく華やかで、

