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「一粒の砂」の、たわごと。
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「停」血圧

2007年09月25日 07時19分53秒 | Weblog

NHKためしてガッテンより
(本稿は、健康に関する事項故、正確を期するため長文となっている、お許しください)

高血圧の診断基準は「上の血圧(収縮期血圧)が140mmHg以上、下の血圧(拡張期血圧)が90mmHg以上」の状態のこと。
では、低血圧の診断基準は?   答え:「診断基準はない」と聞いて、びっくりした。

低血圧とは「低くなったまま戻らない血圧」ということであるという。
それ故司会者はトンチで、「停」血圧という、面白い「当て字」を示していた。まさに、名は体を現す、表現である。

起立性低血圧の場合に、急に起き上がると血液が下半身に集まり、心臓や脳への血流量が低下し、この状態が続くと、立ちくらみや、激しいめまい、吐き気など「低血圧」特有の症状があらわれる。

(小生もできるだけ急に立ち立ち上がらないように心がけているのだが、立ちくらみにしばしば悩まされているのである。)

 「血圧低下の意外な場面」 入浴中のほかに、血圧が下がりやすい場面

食事中に血圧が下がりやすい場合は、「食事性低血圧」、

立ち仕事をしている時に、血圧が低下するのは「起立性低血圧」と呼ばれている。

まだ他にも色々な場面があるようであるが、それほど研究が進んではいないようである。

「改善法」
食後に血圧が下がりやすい人には、コーヒーを食事の前後に1杯ずつ飲む。
※カフェインの効果には個人差があります。とりすぎにはご注意ください。

 立ち仕事などで血圧が下がりやすかった人には、締め付ける力の強い弾性ストッキングを履く。

番組では上記2件について実験が行われた、その結果、2人とも、下がりやすかった血圧が、中々下がらなくなった。

この次が、小生の最も関心のある問題。
小生は、高血圧で降圧剤を毎日10年以上も服用している。

「高血圧でも低血圧の恐怖」
高血圧の人は、血圧が下がる心配はないのか?
「心筋梗塞」や「脳梗塞」などの危険因子として、高血圧がある。高い血圧で血管が傷ついてしまった血管に血栓などができて、血管がつまる「梗塞」の原因となってしまう。

よく「高血圧の人は入浴に注意」などといわれる。しかし、入浴中はリラックスして血圧が低くなっているから、問題ないように思える、そこで、血圧が高めの人の入浴中の血圧の変化を測ってみると、血圧が40以上も低下していた。

 血圧が下がれば血管に傷はできにくいように思えますが、なぜ恐ろしいのか?

なぜ高血圧の人が入浴すると血圧が戻りにくい?
私たちの首の血管の壁の中には、血圧を感知するセンサー(圧受容器)があり、血圧を調整する役割を果たしている。
ところが、高血圧の人では、動脈硬化などにより、このセンサーの感度が鈍ってしまうことがある。

高血圧の人たちと、正常血圧の人たちの入浴前後の血圧の変動を調べたデータによると、高血圧の人ほど、入浴直後にいったん血圧が急上昇するが、すぐに急降下してしまう。

入浴後も下がった血圧がなかなか「戻りにくい」のだという。

入浴中の血圧の問題点
「血圧の急上昇と急降下」血圧の急上昇と急降下は、次のような危険をもたらす。

1. 入浴直後の血圧の急上昇によって、血管が破裂してしまう危険がある。

2. 入浴中の血圧の急降下によって、脳貧血によって倒れてしまったり、血流が極端に滞ってしまうと、小さな血管が詰まったりして、脳梗塞や心筋梗塞の危険がある。

入浴時の注意点
1. 高血圧にならないように血圧を低く保ち、日ごろから注意する。
(今更どうしようもない、血圧硬化剤を正しく服用する以外にない)

 2. 飲酒後は血圧が下がりやすいため、飲酒後の入浴は避ける。
(これは厳守しなくてはと思っている)

3. 冬場は浴槽や浴室を温め、血圧の急な上昇を避ける。
※浴室が寒いと、血圧の上昇を招きます。
(これも極力注意しよう)

4. 42℃以上の高温のお湯や、長湯を避ける。
(ぬるい湯好きなので、問題ない)

 5. 半身浴を心がけ、腕を浴槽のフチにかけておく。
(腕を浴室のフチにかけることによって、おぼれることを防止する)
(半身浴を励行することにした)

日本では、年間一万人以上の人が、入浴中又は入浴後、急死なさっているようである。
小生も特に入浴上の注意事項を守らねばと思っている。


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