12345・・・無限大  一粒の砂

「一粒の砂」の、たわごと。
無責任結構・ 中途半端・ちゃらんぽらん・ 出たとこ勝負、で参りましょう!

折込都都逸

2007年09月18日 06時49分47秒 | Weblog

土曜日のお昼前、よく聴く番組が、「折込都都逸」である。たまたまこの日は、TVの「特集俳句王国 豪華メンバーによる特別編」と重なっていた。
うっかりして、俳句王国のビデオ録画をセットし忘れていたが、そのうち再放送もあろうと、ラジオの方を選んだ。

 「折込都都逸」は、読んで字の如く、七七七五のそれぞれの頭にある言葉の一字を折り込むのである。
この日「折込まれる言葉」は、「マケナイ」であった。

とんでもなく変わった面白い句が出てきたので、御披露する。

 (ま)まきば群れるは
    (け)毛糸の原料
      (な)眺め焼肉 
         (い)息をのむ

 当然男性の句である。これには選者もびっくり仰天のようであった。 
全くの型破り、奇想天外というべき句。

おまけにもう一句、こちらは小生が特に気にいった句であった。

 ママという名の
     化粧と色気
       流して寝た子の
         今は母

選者から都都逸の作り方指導があった。
七七七五の取り扱いを次のようにするとよいそうである。

 「七」七七五の最初の七を一段目と言うのだそうである。
これは三文字+四文字の単語で構成せよとのこと。

七「七」七五の二番目の七を二段目と言うのだそうである。
これは四文字+三文字の単語で構成せよとのこと。

 七七「七」五の三番目の七を三段目と言うのだそうである。
これは三文字+四文字の単語で構成するか、あるいは、四文字+四文字の単語で構成せよと言う。(字余りを許すのである)

七七七「五」の最後の五を四段目と言うのだそうである。
これは字余りを決して許さないと言う。

 あとがき;
俳句の先生からは、決して、短歌・和歌・川柳などを併行して学んではいけないと厳しく戒められているのだが、面白いことに対する自制が利かず、浮気をしっぱなしである。
いつかお目玉を頂戴することであろう。