1. 硬貨を見分けることがなぜ大切かというと、スイスではスイスフランは当然ながらユーロも使えるから問題はないが、ドイツではスイスフランは全く通用しないからである。
2. 硬貨の見分け方を、
ユーロは「金色と銀色の二色硬貨」又は「金色の硬貨」、
スイスフランは「銀色の硬貨」と教えられたが、
結局最後まで見分けることができなった。
小銭で支払うとき困まったので、ポケットからばら銭を掴んで取り出し、必要な分だけ摂ってもらっていた。
3. ただこの手が通用しないのが、有料トイレのときである。
多くの場合、トイレは有料である。
そして料金は、ドイツでは0.5ユーロ、スイスでは1スイスフラン。
(約90円相当)
トイレの入り口に回転式のバーがあり、自動販売機のような箱に硬貨を入れると、バーを押して入場できる。
更にトイレに近接する売店の割引券兼領収書(割引額は、トイレの料金と同額だったようだった)と場合によってはお釣りが出てくる。
ドイツの場合には、スイスフランを誤まって投入すると、トイレができないことになる。
ユーロの補助通貨は、CENTである。
スイスフランの補助通貨は、ドイツ語圏がサンチーム、フランス語圏がラッペンである。
誠にややこしい。字が小さいうえに、擦り切れていてよく見えない。これで判れと言う方が無理だと思った。