自分の病気についての経験から、下記の3つの分類方法があることに気がついた。
1. 病名がつき、対症療法・根治療法・その双方・の少なくともこれらのいずれかがある。
2. 病名がつくが、処置が無い。
3. 病名もつかないが、処置も無い。
素人の直感的な思いつきなので、間違いがあるかもしれないが、思いがけなく新鮮で目新しい分類法だと思えた。
小生の場合には、上記の2と3に相当する位置づけにあることが判ったのだが、次のような経緯で、これ以上検査をしないという選択をした。
23日に神経内科で、2月中に行ったいろいろの検査の結果を聞いた。
「眼球運動障害と眼瞼下垂が、初期症状として認められる幾つかの病気の内、何らかの治療法がある病気に関しての検査を全て実施したが、これといった原因を特定出来なかった。」と説明がされた。
当初最も可能性が高いと危惧していた「重症筋無力症」でもないという。
入院検査という検査が残っているが、これらで特定できる病気は治療法の無い病気だという。
入院検査で「治療法のない病気」であると判った場合には、その後の病気の進行についての予測ができ、これからの生き方の参考のなるメリットが有るという。
しかし入院検査でも、全ての病名を特定出来るわけではなく、「特定不可能な病気もある」という、この場合には「骨折り損のくたびれ儲け」となってしまう。
入院検査をどうしますかと聞かれたが、治療法の無い病気だと判明してもあまり有難くないような気がした。
もし何にも解らない場合には費用だけでなく苦痛や痛みや危険性を伴う検査なので、あまり良い事なしの丸損である。
それで当面は入院検査を見合わせ、定期的に経過観察をすることにした。
いずれにしろ、当分(死ぬまでか)居心地の悪い状態が続くようで、憂鬱である。