上の一連の写真は、ビデオカメラに表示された映像である。
ピンが立っている場所が撮影された映像(ビデオ)や画像(静止画)がある場所で、撮影後ピンをタッチすると場所毎に再生出来るのでとても便利である。
当然、現在地も表示するので、自分がどこにいるのかも判るような仕組みも持っている。
韓国一人旅を目指してあれこれ調べているのだが、重要な調査項目の一つに現在地確認手段がある。
お寺参りは大半が山間部で人口の少ない地域であり、行き交う車や人がほとんど居ない場合が想定される。それで、万一迷子になったとき、他人に聞かなくても自分がどこにいるのかを正確に知る手段が不可欠であると考えている。
有望かつ有力な手段が、地図表示が出来るGPS機能付きの携帯電話やスマートフォンである。(これは、出発直前になって最新型を手に入れれば良いと思っている。・・・一番の心配は電池の持続時間である。)
最近では携帯電話だけでなく、デジカメやビデオカメラでもGPS機能を持つ機種が販売されている。先日、娘と交換したビデオカメラ(HDR-CX500 2009年)にもこのGPS機能が付いているので、今回の全羅南道の旅で実験してみた。
写真のように、国内例えば岡山市内の場合には、カーナビほどではないがそれなりに詳しい地図を表示出来るのだが、韓国では詳しい地図が全く表示されないのである。Sony に問い合わせると、次のような回答があった。
「詳細な地図データを表示できる国はどこですか?」
”お使いの"ハンディカム"には、主に以下の国・地域の詳細な地図データが搭載されています。
(五十音順)オセアニア、北アメリカ、日本、ヨーロッパ など ”
アレアレ肝心の「アジア」が含まれていないのである。ビデオカメラのバッテリーは大型で長時間使用可能で、携帯やスマートホンでは太刀打ち出来ない長時間使用が可能である。それで有力候補と思っていたが、迷子対策には現有のビデオカメラは残念ながら失格となった。(ビデオカメラやデジカメを購入するとき、GPSの地図表示性能まで調べる必要がある。)