【 ここに あるもの いるもの いきものがたり 】 矢ばなの里

「カタクリと生き物3Dの森」桜が教えてくれたカタクリの群生地が広がり、そこにはフクロウムササビといった生き物がいる。

コスバシカの駆除

2011年10月19日 | そば畑

10月13日に日本花の会結城農場長の田中さんが

矢村の桜を見に来ていただきました。

さくら・神代曙の胴枯れ病症状についての調査のためです。

がんしゅ病の疑いが強いとのことでした。

詳しくは、持ち帰った資料と情報を詳しく調べて見てからだそうです。

原因についても羅病した周囲の土を持ち帰り詳しく調べることになりました。

今回の調査でコスバシカが多く見られたので、

農薬による駆除方法を教えていただきました。

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コスバシカ駆除方法 

農薬は【ガットキラー】

散布する濃度が高く浸透性も強いのでゴム手袋などで直接、肌に触らないように

注意しながら、被害部周囲に散布します。

虫糞入りのヤニが多くでている個所はヤニを取り除くと農薬がしみこみやすくて効果的です。

時期的にはこれから11月中旬頃までに実施すると効果的です

 

コスバシカに被害を受けた桜(夏)

胴枯れ病ではないかと思われた桜の症状

夏に、葉が黄色に変化、同時に葉が巻き始めて、枯れ落ちました。

この桜は枯れてしまいました。 今はしだれ桜に植え替えました。

胴が凹み、ひび割れが目立ち始めます。

翌年にははっきりした症状が出ました。

形成層が幹の周り360度やられれた桜は枯れてしまいます。

形成層が残った桜は生き残っています。

矢村の桜の場合、植樹時に籾殻堆肥と化学肥料を与えました。

その後も4年ほど化学肥料を与えました。

急激な成長で菌が入りやすくなったことが原因かもしれません。

 

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