八咫烏神社 ときどき社務の備忘録

旧大和國宇陀郡伊那佐村鎮座・八咫烏神社から発信。
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今こそ元気出していきましょう。

2020年02月01日 | お祭り


本日早朝、月次祭を斎行いたしました。
写真は今朝の朝焼けの様子です。
今年は例年になく暖かい冬ですね。
年末年始から現在に至るまでに境内が白く染まらないのは、ちょっと珍しいことかもしれません。
世界的にも気候変動がおかしい昨今ちょっと心配になってしまいます。
さらには、ややこしい新型ウイルスがあちこちに広がりつつあります。
ところで先日、奈良市の春日大社では「新型ウイルスの蔓延を阻止すべく悪疫退散の特別祈願を始めた」という報道がありました。
その報道に対するSNSの反応は概ね春日大社やその職員方への感謝や労いのコメントでしたが、中には(不思議なことに)批判的な内容も目につきました。
的外れなリプライは放っておくとして、気になったのは「苦しい時の神頼み」「最後は祈るしかない」といった内容の言葉でした。
以下は全くの私見です(聞き流していただければ思います)。
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まず、苦しい時に「神頼み」をせずして、いつするのか?と思います。
「神社は感謝の場であって闇雲に個人的な願掛けをするもんじゃない」という言説は確かに的を得ているとも思うのですが、いいじゃないか、頑張って頑張って、頑張ったのなら個人的な願掛けだって(にんげんだもの)と思うんです(ていうか春日大社は自発的に国を護る祈りを捧げている。尊い)。
この流れの中で「最後は祈るしかない」という言説につながるのだと思いますが、これもちょっと違和感があります。
祈りのタイミングは別に最後じゃなくたっていい。
いつでもどこでもできる。
それこそ営業の途中で立ち寄ったコンビニでコーヒーを買って車内で休憩の束の間でさえ、できる。
そういう心根のある人の足は、近いうちに必ず神社仏閣に向かうものですよ。
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…さてさて、なんだか内容が的外れな感じになってきてしまいました。
とにかく目に見えない悪いヤツをやっつけるのは、手洗い!うがい!手洗い!うがい!(大事なことなので2回いいました)。
笑顔!楽しい食卓!団らん!じゅぶんな睡眠!(←本当のパワースポットはここだよ)。
それから、ご先祖様に感謝。みんなに感謝。
あとは神様が見て御座る、です。
このような時節に、近く「節分」の行事がやってくることは何とも奇しき巡り合わせだと思いませんか。
さあ今月はわざとらしいくらい元気だしていきましょう!








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