八咫烏神社 ときどき社務の備忘録

旧大和國宇陀郡伊那佐村鎮座・八咫烏神社から発信。
のんびり更新です。最新情報はSNSをご覧ください。

ウバユリは優しく。

2016年08月09日 | つれづれ
先日、神社の役員さんたちが草刈り奉仕の時に
残してくださっていた背の高い謎の花。



この花、ヤマユリだとばかり思っていたら、
そうではなくてウバユリであることが判明しました。
(情報提供いただきましたS様、ありがとうございました)

フリー百科事典のウィキペディア先生にも
《花が満開になる頃には葉が枯れてくる事が多いため、
 歯(葉)のない「姥」にたとえて名づけられた》
…とご教示いただきました。

どおりで!
花が満開にならないうちに葉っぱが枯れかけてきたので、
ここ数日、毎朝灌水していたのですが…。
ウバユリとはそういう種類なのですね(!)。



近くで観察していたら、いいにおいがしました。
背丈は大きいですが繊細で優美な香りです。
機会がありましたら、ぜひ優しく観察してあげてください。









WCIにご参加の皆様、ご来訪(7/9)。

2016年08月05日 | つれづれ
報告がおそくなりましたことですが、去る7月9日(土)、
WCI(World Campus International)にご参加の皆さんがお参りになりました。
WCIとは、世界各国の若者が集い日本の各地をホームステイしながら周る、
学習・交流ツアーを行う団体だそうです。



当日は宇陀市で彼らをサポートするメンバーの皆さんのご案内で、
近所の蓮昇寺で座禅体験のあと、当社へとお参りになったとのことです。
ご参加の皆さん方が外国の方ということで、
どう伝えたらいいのだろうと思いましたが、
ちゃんと通訳の方がいらっしゃいました。
でもメイン通訳の方も外国の方だったので、
なるべくわかりやすい言葉で説明しようと思ったのですが…。
これが、なかなかこれが難しい。
結果、サポート通訳(日本人)の方に、
僕もメイン通訳さんも度々助けていただきました。
誠に僭越ながら、神社のご由緒をはじめ、
ご祭神について、お参りの方法(二拜二拍手一拜)
などなどについて説明させていただきました。



それにしても皆さん方、日本文化を知りたい、
学びたいオーラがむんむんでした。
「宗教上の理由でお参りできない人もいるかもしれない」と思い、
二拜二拍手一拜のお参りは予め「よろしければ、ご一緒に」と
先導をさせていただいたのですが、
皆さん方全員が作法通りにお参りしてくださったのが印象的でした。

学ぶ心意気、いいですね。








暑中お見舞い申し上げます。そんな真夏のエトセトラ。

2016年08月01日 | つれづれ
時間がたつのは早いもので、あっという間に1年の半分が経過しました。
暑い日が続いております。
暑中お見舞い申し上げます。
時はまさにハーフタイムです。
残り半分もいきいきと元気よく過ごしてゆきたいものですね。

さて、
7月17日(日)、伊勢市にお住いの脇山様が、
クリスタルボウルという楽器の演奏を奉納してくださいました。
クリスタルボウルというのは、その名のとおり水晶の器で
叩くと深みのある澄んだ音が響く楽器です。
脇山様がくださったメッセージから、
神さまに聞いていただきたいというお気持ちを(勝手ながら)汲み取りましたので、
コンサートではなく、演奏奉納奉告祭というお祭で御奉仕させていただきました。



当日はあいにくの強い雨でしたが、演奏奉納が終わるころには雨も上がり、
やがてお天道様もちらほらする気候となりました。
これが神さまの思し召しなら、なかなか心にくい演出です。
脇山様、この度は誠に有難うございました。


7月30日(土)、神社の役員さんたちが境内の草刈り奉仕をしてくださいました。
おかげで見違えるようにさっぱりした境内に、なにやら見慣れない植物を発見。



ヤマユリ?でしょうか。
里山の神社は野趣あふれる境内(笑)ですので、特に頼みもしないのに、
自然のいたずらで思いもよらぬ植物が根を下ろすことがあります。
これらもその類なのでしょうか。
どうやら役員さんたちが、刈ってしまうのはもったいないと、
わざわざ残してくださったようです。



嬉しい心づかいですね(^ ^)
さて、どんな花を咲かせてくれますことやら。
楽しみです。