八咫烏神社 ときどき社務の備忘録

旧大和國宇陀郡伊那佐村鎮座・八咫烏神社から発信。
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平成24年 新しい年が明けました。

2012年01月05日 | ブログ

新しい年がやってまいりました。
本年も何卒よろしくお願い申し上げます。

平成23年は東日本大震災をはじめ
日本各地が大きな災害に見舞われました。

被災なさった方もそうでない僕たちも
本年が安らかなものであることを
祈る気持ちに違いはないことでしょう。

それだけに
おそらく今年にかける想いは
例年よりも深く大きなものがあったのに違いありません。

当神社は、
昨年、福島県神道青年会の方から譲っていただいた
「復興支援のぼり」を掲げさせていただきました。


そののぼりには、このような文言が記されています。
「祈り 雄々しく ただ一心に
 平らかに 安らかに 豊かな故郷」

ここは被災地から遠く離れた田舎の山村ですが
上記の文言は日本中の「故郷」に当てはまる気がして
また、真の復興とは被災地ばかりではなく
日本の国じゅうが精気を取り戻すことのようにも思えて
この正月元旦に掲載させていただきました。

さて、本年の元旦は天気のいいこともあって
たくさんのお参りをいただきました。
ささやかではありましたが
氏子さま崇敬者さま方と歳旦祭を斎行させていただき
ともに玉串奉奠し御神酒を召し上がっていただきました。

事後報告となりますが、今年も例年通り
御神酒と玉串をしばらく拝殿に用意させていただきました。
(「売り切れ御免」ではありましたが…)
皆さん、思い思いに玉串を捧げていただいたようです。
この試みは続けて参りたいと思っております。



僕自身、兼業神主ではありますが
本年は一日本人、一神主、一社会人として
できることやすべきことについて「思う」だけでなく
ひとつでも実践する年にしたいと思っています。

できるかなあ。
否、やれる!(…はず)。