八咫烏神社 ときどき社務の備忘録

旧大和國宇陀郡伊那佐村鎮座・八咫烏神社から発信。
のんびり更新です。最新情報はSNSをご覧ください。

春の出来事ダイジェスト。

2022年04月19日 | つれづれ

とある場所で「ブログ、ぜんぜん更新していませんね」とご指摘を受けました。
まったく、おっしゃる通りです。
昨今、SNSがたいへん便利で、ブログのほうはとんとご無沙汰しておりました。
というわけで、今年3月1日から現在の出来事をダイジェストでお伝えさせていただきます。

3月6日、紅梅のつぼみに開花の兆しを発見。

3月11日、東日本大震災の追悼を出先の綱越神社(桜井市)にて行いました。

3月27日、紅梅は終わりかけ。かわりに桜の開花。
季節の彩のリレーを目撃しました。

4月1日、朝、月次祭を斎行しました。
境内の桜も見頃に。

4月某日、朝の散歩の道中、芳野川沿いの桜の花見に野ガラスも来ていました。
ちなみにTwitterの文章はアニメ『魔女の宅急便』からウルスラ姉さんの台詞を引用。

4月1日~6日ごろ、挿し木したオオデマリやアジサイにつぼみしていたことに感動。
猛烈に感動。

4月10日、当社の真東にある伊那佐山の山頂に鎮座する都賀那岐神社の例祭。
今年は晴れてよかったです(暑いくらいでした)。
下駄に背負子、金剛杖で氏子さんと共に山頂の神様に遭いに行きました。

4月14日、境内のシャクナゲにつぼみが。
今年は少し小ぶりのようですが、境内の彩のリレーはたいへん有難いことです。

4月17日、境内の草引き中につい懐かしのメロディーを口ずさんでしまったために中途半端な仕事になるの巻。
出典は『宇宙刑事ギャバン』の主題歌から引用。
https://youtu.be/ER6CVQq41jM

さて、ここで大事なお知らせです。
長年にわたり『八咫烏神社 週刊ねぎ生活』として、このブログを綴って参りましたが、なかなか更新が滞りがちですので、ここで心機一転、タイトルを変更しました。
というか既に変えています。

『八咫烏神社 ときどき社務の備忘録』

今後とも「細く長くのお付き合い」をどうぞよろしくお願いいたします。

 

 

 

 


古い祝詞

2020年08月13日 | つれづれ

お朔日がくる度、徒然に大正時代から昭和初期の古い祝詞の整理をしようと思い立つも、その都度々々に挫折しています。どうやら片手間では無理っぽい。
なにしろ時代の濃度が強すぎて何度も手が止まってしまうのです。
二・二六事件に触れる内容の祝詞を見つけた時は、ほええ…となりました。

探して見ると、桜田門事件・盧溝橋事件・支那事変・南京陥落にまつわる祝詞も見つかりました。
このように古い祝詞のなかには戦争関連の祝詞も多いようです(全部把握できてない)。


ところで、8月に入ると先の大戦の敗戦日を意識せぬわけにはいきません。
古い祝詞のなかには学校の授業で年号を暗記するような類ではない、息吹ある歴史があると感じています。
だから、とりあえず息子どもが中学生になる頃までにデータ化のうえ、文字起こしして祝詞の内容を読ませてやりたいと思います。
あの時代の先人たちが何を大切に思い、どのように行動したのか。
きちんと伝えられる大人になりたいです。
まだまだ勉強不足の僕にとっても良い教材になるはずです。

あと、天保二年の祝詞も。
これは下鴨神社(賀茂御祖神社)から出向された神職が忘れて行ったようです。

 

 

 

 

 

 

 

 


令和元年。その穏やかな幕開けと大根の花。

2019年05月14日 | つれづれ
令和元年。
あたらしい時代が穏やかにやって参りました。



日本中のあちらこちらで奉祝ムード。
大型連休と相まって神社仏閣へのお参りもとても多かったと聞いています。

当社も例年のゴールデンウィークよりは、お参りの方や御朱印をお求めになる方が多かったようではありますが…。
概ね、穏やかでした。

まあ、いいではないですか。
ただただ穏やかな時を慶びと共に過ごすことが出来たのは、ほんとうに有難いことでした。

穏やかすぎて、猫の額ほどの畑に放置されていた大根はおおらかに成長していました。

大根の花って背が高くて、そのうえ清楚な白。
スレンダービューティーですね。



もったいないようですが、次の実りのために一筋だけ耕しました。



ありがとう大根。
また次代に逢おう!








「春」を感じる今日この頃。

2019年02月22日 | つれづれ


ここ奈良県宇陀市の伊那佐山麓の里も、この2、3日は暖かい日が続きました。
そのおかげか、境内の紅梅もちらほら咲き始めました。
そういえば、この間はウグイスの声も聞こえたような…。
しかし、まだまだ油断は禁物です。
奈良では「お水取りが終わるまで春は来ない」といわれているように寒の戻りの激しい土地なのであります。
やっかいな風邪も流行っていますから、皆様どうぞご自愛くださいませ。

さて、先日、伊那佐山の山頂に鎮座する都賀那岐神社にお参りしてきました。
考えてみれば今年初の登山です。すなわち初詣。
いささか遅くなった初詣をお詫びしつつ、山頂からの風景を堪能しました。



都賀那岐神社は、昨年の台風による倒木で本殿前の玉垣が倒壊する被害がありました。
倒木も倒壊した玉垣も処理は終わっていましたが、現在はご覧の通りの状況です。



復旧は3月いっぱいまでかかるようですね。



でも、すこし安心しました。
それはつまり、4月の中頃に行われる例祭には間に合うという意味で。

春という季節はいろいろなワクワクを連れて来るようです。

さてさて、話は変わりまして業務連絡。

現在当社ホームページは改修中です。



この度の改修は当社の氏子さんの御子息が有志で行ってくださっています。
有難うございます!!!
完成まで、もう少々お待ちくださいませ。








【CM】9月23日(日)は「伊那佐『灯』Mate2018」!!

2018年09月12日 | つれづれ


【突然ですがコマーシャルです】

来る9月23日(日)、当社の東側を流れる芳野川の少し上流に位置する宇陀市榛原比布にて「伊那佐『灯』Mate2018」が開催されます。
このイベントは、伊那佐地区まちづくり協議会が開催するイベントで今回で2回目。
イベント当日は、宇陀市のマスコット・キャラクター「うっぴー」とのふれあい・お楽しみ抽選会などのお子さんや家族向けの催しもありますが、なんといってもメインイベントは、緩やかな芳野川の川面に「灯」を浮かべる「未来への『灯』送り」=灯篭流し、です。
ゆったりとした川の流れに未来への想いを乗っけて、往く夏に思いを馳せてみてはいかがでしょうか。
たくさんの方がこのイベントに参加されますことをお祈り申し上げます。

【お願い】

会場が河川敷ということもあり、また活動するほとんど全員がボランティアということもあり、準備はなかなか骨の折れる作業のようです。広報もなかなか儘ならないようですので、ここで皆様のお力をお借り出来たらと思います。
ぜひこの情報の拡散ご協力のほどお願いいたします。