八咫烏神社 ときどき社務の備忘録

旧大和國宇陀郡伊那佐村鎮座・八咫烏神社から発信。
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秋のお祭りダイジェスト(前半編)

2015年10月26日 | お祭り
前回の更新から随分と間が空いてしまいました。

近ごろ、世間のネット上の広報は、
FacebookやtwitterなどのSNSが主流になってきており
当社といたしましても決して得意ではないながら、
「世の人がすなるといふSNSといふものを神主もしてみむ」
としたわけですが、これがなかなかどうして、
使い勝手が良すぎてブログがおろそかになりつつあります。

万一、当ブログの閲覧の常連さんがいらっしゃるとしたら、
たいへん申し訳ありません。
もし、よろしければ、こちら↓もチェックいただければと思います。
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さてさて、というわけで、
今回はこれまでの間に起こったあれこれを
ダイジェスト的にお送りしたいと思います。
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まず9月23日、秋分の日の朝日です。

毎年この時期、境内から日の出を眺めておりますと
一の鳥居の上辺りから、
お天道さまが昇ってくるのを見ることができます。
世に云う「レイライン」といった考え方によって
この神社が造営されたかどうかは定かではありません。
でも、ちょっと信じてみたくもなりますね。

さて、10月に入りますと「お祭り月」ですので
ムラの鎮守の杜のそれぞれは何かと忙しくなってきます。

僕も旧伊那佐地区にある各大字のお宮の祭りで
ご奉仕させていただいておりますので
他の月と比べてチョッとだけ忙しくさせていただいています。

時には珍しい慣習や
貴重な文化に触れさせていただく機会もあります。

どんなお祭りも大切な地域の伝統行事なわけで
あれが素晴らしくて、
これが素晴らしくないということはないのですが。

例えば、こんな立派な御幣が毎年の秋祭りの度に
神社と氏子さんのお宅をつなぐ神聖な道具として
設えられる神社があります。

例えば、他に類を見ない神撰が
毎年の秋祭りの時だけお供えされる神社があります。

(念のため神撰の写真掲載は自粛しました)

この祭りのときは、祭り(宵宮祭)が始まる時間に
きっちりとお日様が西の山に沈むのを眺めて、
ひとりで勝手に感動する僕でした。

そして、いよいよ。当社の例祭は11月3日です。

それに先立ち、10月下旬の日曜日に
神社の役員さんをはじめ各大字のトウヤさんたちが集い
朝も早よから大清掃奉仕をしてくださいました。


皆さん方が1日じゅうかけて清掃奉仕をするなか、
僕は午後から他のムラの祭りで中座して帰ってくると
もうすっかり境内は綺麗にされてピッカピカになっていました。

あんなとこや!

こんなとこや!

そんなとこまで!

地元の大人たちが本気をだすと本当にすごい!
感動です。
皆さん、有難うございました!!

さて、ムラ生活のなかでのお祭りラッシュも
いよいよ後半に入ります。

しっかりと弛むこと無くご奉仕させていただきます。