マギ 第５夜 迷宮攻略者

　呂斉の策略により闇討ちされるババ様。アラジンは何を思うだろうか？黄牙一族が兵士を襲った、、、これは、罠。呂斉は、ただ戦争がしたいだけなのだ。本性をむき出す戦争が好きなのだ。練白瑛は村に向おうとする。真相を知るために・・・。武力による支配を望んでいない白瑛。彼女は高き理想と志しを求めている。
　怒れる黄牙一族。奴隷狩り。ババ様への闇討ち。一族の未来の為に戦うと。
生きる為の心の戦はできないのか。一族の誇りの為に戦うと武器を取る者たち。怒号と共に馬で走り出した。もう、止まらないのだろうか？アラジンはどうしたい？ババ様の力になるんだ！
　練白瑛はアラジンを信じている。同じ迷宮の攻略者として通じ合う何かを。話し合いがしたいのだ。そこへ放たれる矢。１人で怒れる黄牙一族の前に立つ。その怒りの刃を動かずに受け止める白瑛。たとえ、どんなに傷ついても、、、戦意がないのだと。まだ、止まらない怒り。そこへババ様がアラジンと共に自分の命を懸けて一族の暴走を止めるのだった。本当に守るべきもの見誤るな！ババ様の未来を選択する勇気がここにある。家族の命を守る為に。ババ様の遺志を継承し黄牙一族を傘下に加えた。そして、武器を捨てた。
　アラジンには何もすべき事はなかったかもしれない、、、だが、何を感じ取ったはずだよ。それでいいんだ。そんなアラジンにババ様に語りかける。一人ではない。全ての魂を繋ぐ世界の血潮。ルフに愛される者。その力を借りられるお主が「マギ」。その生命たちと共に生きる。導き世界を創るもの。だから、一人ではない。いつでもソロモンの子供の味方なのだ。アラジンは涙を流す、、、ババ様は眠られた。
　白瑛にもやるべき事がある。呂斉が軍隊を使って村を滅ぼす。ただ将軍になりたいだけ・・・。白瑛はその悪意に羽扇を振るった。そして、パイモンの力を借りて呂斎を逆臣として捕らえられる！アラジンは、この村で自分を知る事をわかって来たようだった。だが、白瑛は呂斉の策にはまってしまい、その力を使い果たして捕まってしまう。
弟とも殺されてしまう、、、体に突き刺さる矢・・・。そこに、アラジンの声が響く！
アラジンに救われた。マギなんだ。マギが羽扇に触ると混沌と狂愛のジン・パイモンが現れる。アラジンが実体化させた。パイモンはウーゴ君と何かを話している。世界の異変。王の器。王を選ぶ。契約。ほかにマギがいる事を知ったアラジン。出発するアラジンはババ様の形見の杖を貰った。ゴルタスの事。彼は黄牙一族みたい。それは偶然ではない。アラジンは外へ出る時が来たのだ。自分が何者なのかを知る旅。思いのままに旅をすれば、きっと見つかる。生まれた意味が。たくさんの人と出会って、自分を見つけて行く。そう導かれて行くんだ。何かが変わり出す為に！アラジンはアリババに会いに行くんだ！