今日の商店会長 (早稲田商店会相談役 安井潤一郎)

日本でただ一人、商店会の会長現職で衆議院議員になった、早稲田商店会前会長日記。公式ホームページは左下ブックマークから。

リフォームを主にした耐震補強活動

2011-05-30 17:24:09 | 商店会長のコメント
本日(5月30日)午後1時30分から新宿区役所の大会議室で新宿区耐震補強推進協議会の
第3回総会が開催され出席しました。来客面談の予定があり途中で退席しましたが来年度の
事業について2点お願いして出て来ました。

先ず第1点は、耐震補強工事の着工件数が伸び悩んでいるなら、今期は大胆にリフォームを
主にした活動に舵を切っるべきだと思います。

玄関の段差を解消する、お風呂、トイレに手すりを付ける、キッチンをシステムキッチンに
変える、バスタブをまたぎ易いように変えるというリフォームの着工件数は耐震補強工事
とはケタが違う多さです。だったらその時に、
・システムキッチンの下の基礎は大丈夫ですか?
・カベや柱は劣化していませんか?
・この機会に屋根を軽くしませんか?
等々の工事をお知らせする、これはまさに耐震補強工事なんです。

こういうお薦めを、行政、地元商店会、町会、自治会の信用を付与したポスターでお知らせ
することは、地域の大工さん、工務店さんの大きな仕事になると思います。大工、工務店
さんとの打ち合わせには耐震補強推進協議会から派遣された建築士の先生が施主サイドで
立ち会ってくれれば安心して相談が出来ます。

2点目は費用の問題として耐震補強工事に特化した融資制度の創設です。金融機関から耐震
補強工事費としてだけ使う目的での融資額には地元の行政が信用保証をする、という融資
制度の創設です。返済はお亡くなりになった時に相続税に上乗せする、というのも一つの
案だと思いますが、金融機関と行政サイドでもっと上手な制度を作る事は可能だと思います。

なにはともあれ、マグニチュード9というとんでもない大震災が起こったのですから、近々に
何かとてつもない事が起こるような気がしてなりません。この時を迎え討つつもりになって
本年度は徹底した耐震補強の年にするべきだと強く感じています。
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