防災担当大臣は環境大臣が兼務、なんじゃそれは！

災害が起こった時に先頭に立って指揮命令するのが防災担当大臣です。自民党政権下
では警察を動かす必要が有るので、国家公安委員長がそのお役でした。

民主党になって最初は国土交通大臣が務められていましたが、政権交代直後は八ッ場
ダムだ、普天間だと前原国交大臣は忙しくとても防災対策を腰を落ち着けて出来る状況
ではなく、内閣改造後は環境大臣が兼務になっているそうです。

その環境大臣も環境問題の国際会議で国外に出ている方が多いと言われています。
切迫していると言われている首都圏直下型地震の対応はいったいどうなっているので
しょうか？

国民の生命と財産を守るのが国会議員の仕事であるなら、一瞬を争う震災対策、防災
対策の指揮命令権者に「暇な環境大臣に兼務させる」というような、ふざけた職務構成
は止めていただきたい。

阪神淡路の大震災の時「なにしろ初めての事で」と当時の村山首相はおっしゃいました。
もう二度とこのような言葉は聞きたくありません。