明日(12月9日)で国会は閉会するようです。津波被害を受けた地域の建築申請も
受け付けず、復旧復興も出来ない状況のままで国会を閉幕させて良いのでしょうか、
大いに疑問を感じます。
第2次大戦で焼け野原になった東京の復興と津波被災地をダブらせてお話をされますが
大きな違いは焼け野原にはバラックが建ち、人が住み、集まって来た事です。人が住めず、
集まれない所で復旧復興は出来ないのです。方向を示すためには暮れも正月もなく日本中
の頭脳を集めて強靭な国土を作らなければならないと強く感じます。
自民党が協力しないから重要法案が通らないと民主党は言っているようですが全くの嘘、
復興関連の予算案、法案には全面協力を申し入れているのに民主党内の対立で政府案が
出て来ません。このまま政治不信に陥る、危険な水域に入った来た様な気がします。
鹿やイノシシ、猿等の被害で農家が大変な痛手を受けている事に対して「有害鳥獣被害
防止特措法」という法案を自民党は議員立法で提出しているのに与党民主党は10月以来
今日までに2回しか部会を開いていません。
その中で出て来たのは「有害鳥獣という文言を削除する」とか「猪さんがかわいそう」など
というピント外れの対案だそうです。「寄せ集め団体だから党議決定というものが出来ない」
と言いますが自民党だっていろいろな経験をしてきた人の集まりなのです。