猛暑のために乳の出が悪かったのと放射能汚染のために原乳を廃棄した事が原因で
チーズ、バターが値上がりしています。政府が卸売業者に売却する小麦価格が上がった
ためにうどん等の小麦製品も値上げされます。
「生活が苦しいからもっとお金を」という声に今の政府、政治は果たしてどの様な対応を
取り続けるのでしょうか。もちろん「生活保護」というのは国民の権利です。しかし打ち出の
小槌が有る訳ではないのですから税金を払ってくれる人たちが税金を払うことに達成感を
持てるような施策を考えるべきです。
野田政権は復興に関わる費用を10年で返済するという増税策を見直す気持ちはない
ようです。朝霞の公務員宿舎建設を凍結する考えは持っても、インフラ整備にかかる
復興費用を償還60年の建設国債、もしくは政府発行紙幣でおこなうという発想には
意図的に封印しているようです。もちろん財務省の意図だと分かりますが。
こうなれば達成感と使命感を感じていただける寄付、義援金の受け皿を7月から参与
というお役をいただいた内閣府所管の財団法人「日本広報センター」に作ります。
寄付、義援金を集めるだけでなく、どの様に使いそして、その結果がどうなったか、
例えば仮設住宅にお住まいの人を対象にした「炊き出し」に寄付金を使った。働けない
方達には大変喜んでいただけたが、働かない、仕事をしない人も増やしてしまった、
等々の報告をする組織が必要なのです。
我が国の補助政策は一番モチベーションの低い所にお金が、税金が流れる仕組みです。
ここが問題なのです。有権者各々が責任を持って仕組みづくりを変えていきましょう。
次世代に借金を残さないという考えには賛成はしますが、間違いなく人口が減るの
ですから今までと同じ発想では次世代に禍根を残します。