やさいの会で卵を取り扱っている諫早の橋本農園の橋本さんが寄稿してくれました。
卵の味 橋本農園 橋本義則
私たちの朝食は、ご飯と味噌汁です。妻はパン食が嫌いなので。時々、ニラ玉や目玉焼きが出ます。目玉焼きは半熟にして、白身と黄身の味見をした後、醤油をかけます。市販の特殊卵もそうやって味見します。最近は、配合飼料に混ぜると味の出る添加物も出ているので、少し旨味のある卵もありますね。卵が美味しいと、カツ丼の味が違いますね。
数年前にNCCのTVで放送してもらった後、ケーキ作りが趣味の女性が長崎から来てくれます。自分が死ぬまで養鶏を続けてくれと・・・・・。有り難いことです。
長崎に「きびんな」という消費者グループがあります。20年前は120世帯で250パック(店舗もありましたので)。少しずつ減って今年3月に閉店しました(卵は私達のをと、20パック程度スタッフが配送してくれます)
パック野菜やレトルト食品等、時代の流れの象徴でしょうか。私達は安心して食べられる美味しい卵を作りたいと努力していますが、食卓の必需品でなくなりつつあるか、と寂しい気がします。
本物を目指す生産者と、それを求める消費者の努力によって、やさいの会が存続、発展することを願っています。
橋本農園のホームページです。
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