何気なく出荷しているトマトですが、調べてみる栄養満載、魅力満載であることがわかりました。
健康料理研究家で女優の海藤純さんのブログから。
http://ameblo.jp/purej/entry-11311707704.html
トマトの魅力♪(長いです・・・)
こんばんは♪
ここ2年間トマトについていろいろと研究してみましたよ。
私は 毎日食べています。体を冷やしすぎないように、根菜や玉ねぎもいっしょにとったりと工夫をしています。大体購入した日に生で食せないものは全てピューレやジャムにしてしまいます。
夏野菜なので冬には絶対食べません 笑。
そんなトマトの ステキをご紹介。
トマトのステキ その1 ネーミング
フランスでは「愛のりんご」
イタリアでは「天国のりんご」と呼ばれています。
なんだか愛情を感じるネーミングです。
トマトのステキ その2 3大抗酸化ビタミン
トマトには、3大抗酸化ビタミンが含まれています。
βーカロテン ビタミンC ビタミンE ですね。
血液を健康にしてくれるため、動脈硬化や抗癌作用にも関係があります。
また、ルチンや鉄なども含まれており、ルチンはビタミンCと一緒に働き
血圧を下げる働きがあるんです。
細胞をさびつかせる「活性酸素」というものが 老化原因の一つとなっています。
血管内でさびついたLDLコレステロールは、異物とみなされ、白血球の一種のマイクロファージによって処理されます。
この状態が続くと処理しきれず変性したマイクロファージは 血管壁になるんですね。
そして、血管内にたまり、血管内が狭くなって血液が流れにくい状態
そうです 動脈硬化になってしまうんです。
トマトにある抗酸化作用は、その発生を防いだり、活性酸素を安定させ、反応しにくくしたり、抗酸化生成物を無毒化したり、損傷した細胞を修復したりと大活躍なんですよ。
トマトのステキ その3 色
完熟トマトと未熟のうちに、もいだトマトって何が違うの?
酸度も糖分もほとんどかわりません。
しかし、まったく違うのは栄養素の一つです。赤熟するとリコペンと遊離グルタミン酸が増加します。
トマトの赤い色素 リコペンにはβーカロテンの2倍。ビタミンEの100倍という強力な抗酸化作用があると言われています。
リコペンはカロテノイドの一種で樹上で熟したトマトに多く含まれています。
野菜の色、香り、アクの成分であるフィトケミカルは細胞をさびつかせないための野菜からの贈り物です。
トマトのステキ その4 旨味!
トマトが赤熟するとリコペンが増えることはその3でも触れましたが、
それだけではないんです!
赤くなると増えるものに、リコペンとアミノ酸があります、
増加した遊離グルタミン酸。
これは、うまみの成分で、
私は出汁としても利用しています。お素麺の汁にも、キムチ煮込みにも
お味噌汁にも合うんですよ。
お肉のうまみを引き出したり、生で玉ねぎと一緒にスムージーにすると、
玉ねぎの辛味も感じさせません。
そして どんな野菜でもほとんどそうですが、栄養や旨味は皮の部分に近いところにあるのです。
ということは:::::
そうなんです。
トマトも皮ごと食べるのが一番美味しいんですね。
トマトのピューレやジュース、ジャムを作るときにも、調理用トマトでもそうでなくても
皮ごと使うと旨味がぐんとUPしますよぉ。
これは、いろんなトマトで研究してみましたが確実に皮有と皮なしでは違いました。
そして、嬉しいことに、冷凍しても味の変化がほとんどないという事。
栄養素的には、加熱をしても生とほとんど変わりません。
もちろん、収穫してから日数が経ってしまったトマトではなく
なるべくフレッシュなうちにピューレやケチャップ、ジュースなどにすればですけどね。
2年前のピューレを瓶詰にして常温保存してあります。
これは、食べる目的ではないのですが、もう少し保管してみようと思います。
トマトのステキ その5
トマトのビタミンCは、たんぱく質と結びつくとコラーゲンを作り出します。
血管や肌の細胞同士をしっかりとくっつけるので
血栓の予防や、美肌効果があるのですね。
また、胃液の分泌を促進して疲労物質の乳酸を除去するクエン酸も多く含まれているのですって。
ですから疲労回復にも一役かってくれそうです。
トマトのヘタには殺菌作用があるといわれていたり、
トマトの樹木もそのような効果で畑の土壌にチップ状にしてすき込んだりします。
正に捨てるとこなし!ですね。
長くなってしまいましたので今日はこの辺で。
最後までお読みくださってありがとうございます。