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INORI.

2022年02月25日 | シリアス
【無関係ではいられないんだよ、ぜったいに】

強大な軍事力を誇るといわれる大国が、肥沃な大地を持つかの国に侵攻しているという。

ずっとそうだったのだが、名実共に…なのだろうなあ。

戦争は常にある。

地球のどこかで必ず今も昔も起こっている。

戦争(WW2)を知る大先輩たちに

「お友達を大切にね。

 後悔があるままに今日を終わらせてはダメだよ。

 気持ちはちゃんとすぐに伝えてね」

「人生を楽しんでね」

と教えを授けられたあとに必ずくる言葉は

「戦争に…なるかもしれないんだから…」

だった。

大学時代の数少ない面白い講義のひとつだった国際政治学の授業は一番最初に

「全ての戦争は終わってなどいない」

「冬将軍に守られし大国は社会システムゆえに内部崩壊しただけで、新時代と前時代がせめぎあうかの大国に負けてはわけではない」

(もちろん実際は固有名詞でした)

「君達がいざというとき守ってくれると信じているかの連合が有事にいかに無力で、そうさせる仕組みと歴史」

を徹底的に教えられました。

「第3の大きな戦はいつ起きても不思議ではないし、常に起きているともいえる」

「では、君たちの生きるこの国が果たすべきこと、持たされた可能性はなにか」

とか。

…。

ね…。

当時の私くらいの年であろう、未来の紳士淑女たちが

「怖いです。

 ここが平和な国でほんとうによかった!」

と無邪気におっしゃるのを聞いて私は…。

「無関係でなんかいられないんだよ。

 感情でも綺麗ごとでもなく、もっと容赦ない現実問題として」

と考えるなどした。

言い返したりはしないけど。

去年(2021年)に電車で起こった無差別殺傷事件…実際はあきらかに弱い人を狙った事件。が報道された頃、

「怖すぎる!

 どうして電車でそんなことが起こるの!

 電車のらなきゃ仕事にいけないのに!」

「俺達はさー、そういうやつに遭遇したら、仕方なかったって、運が悪かったってあきらめなきゃいけないわけ?!」

と怒っている方たちを街で見かけた。

仕方ないなんて思いたくないし、運が悪かったで命を諦めることもできない。

生まれながらに過酷な運命…宿命なのか…を負わされる、言葉にならない何か。

肥沃な大地をもつ国の人たちも、過去や現在のあらゆる被害者たちも、そうなんだよ。

平和で安全な場所で生きたいに決まってる。

…。

…軽い言葉をかけたら、後悔しそうだからここで留めておく。

祈りを捧げます。
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