Hirakata turezure 四季のなにわ

あるとき、ときどき、いろんな思いをふっと向ける事柄があります。

ピカピカコイン

2016年04月10日 | 日記
ピカピカコイン(動画は数秒です。)


京阪「枚方市駅」東口を出て北に歩くと天野川にかかる橋があり、そのたもとに新古今和歌集で藤原俊成が歌った桜の句の石碑がある。

「又や見む 交野の御野(みの)の桜狩 花の雪散る春の曙(あけぼの)」

とある。

(いつかまた見ることがあろうか。交野の御野での桜がりで花が雪のように散ってくるこの春の曙の景色を」という意味です。)

この歌にちなんだ「片野桜」という銘酒が交野市にある。製造元は山野酒造である。
飲めないが春先に毎年、新酒が販売される頃に桜の文字の入ったこの日本酒をお土産用に買ってストックしている。交野市在住の女子職員から新酒販売開始の情報を頂くとともに手配までして頂いた。感謝。まだ、一本残っている。

 さて、東京の出張の際にキオスクでお茶を買った。そのおつりに新品の100円硬貨が3枚混じっていた。製造年は平成26年、同27年、そして今年の28年となっている。
この4月に早や、平成28年製のコインにお目にかかったわけである。しばし、何度も裏返しながら3枚のコインを眺めることに。

当然ではあるが、表面はピカピカの桜がそれぞれ満開になっている。
硬貨の流通が活発なのか、偶然,旧貨と交換されたものが出回っていたのかわからない。が、携帯の情報欄に「日本銀行が始めたマイナス金利政策の影響で利息が低下した銀行預金ではなく、自宅などで現金を1万円札で保有する「タンス預金」が増え、1万円札の発行枚数を前年度より1億8000万枚多い12億3000万枚(12・3兆円分)とする計画を財務省が決めた」というニュースがアップされている。



 世の中に出回っている現金の量(月中平均)は、前年同月比6・7%増の90兆3000億円で、13年ぶりに高い伸び率だったそうである。
100円硬貨の流通の速さといい、逆に1万円札増刷のニュースといい、消費マインドの低下を物語るトピックスと感じ入っているところである。

コインで思いだしたが、独立行政法人造幣局の桜の通り抜けは先週8日から今週14日(木)まで行われ、なにわの桜のフィナーレとなる。




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2 コメント

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Unknown (ゴー隠居マン)
2016-04-11 21:57:34
ぴかぴかコインの動画早すぎてよく分からなかったけど、100円玉のピンクの桜は良かった。
ところで新札の一万円。そんな枚数発行されてるのに、未だうちに来ていないのは何故?
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Unknown (yanasun)
2016-04-12 04:23:08
拙宅も同じであります。
コインの桜のカラーリングは大変な作業でした。
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