Hirakata turezure 四季のなにわ

あるとき、ときどき、いろんな思いをふっと向ける事柄があります。

サザエさん初登場

2012年11月17日 | 日記
サザエさん初登場


神無月もあとわずかになっている。解散だの選挙だの騒々しい下界を避けて出雲の地ではもう帰り支度をされておいでになられよう。
こんな神無月、11月の22日が誕生日の女性がいらっしゃる。1922年生まれだそうだ。子供を含めて多くの国民が知っておられる女性だ。その生年月日を裏付けるものはどの文献にもないが、ネットで調べると、どの資料もこの日が誕生日となっている。さらには福岡県出身、B型とその情報はなかなか細に渡っている。

 その生年月日から指を折って数えてみると今年の誕生日は満90歳、卒寿を迎えたことになる。勿論、その人の名は知る人ぞ知る「フグ田サザエ」さんである
皆で見ていたテレビアニメの設定年齢は24歳とつけ加えられていた。
年齢詐称を議論するつもりは毛頭ないが、ストーリー自体が季節が移り変わっても全ての登場人物が年を取らない形式となっているらしい。そんなことは別にしてサザエさんは若いサザエさんのほうがいいに決まっている。
さて、サザエさんが地方紙を経て、全国紙、朝日新聞への初見参は昭和26年4月16日(月)となっている。その誌面を得ることが出来たので見づらいかも知れないが動画にして貼り付けた。(偶然というか話題が選挙ではないか。)

 原作者は国民栄誉賞に輝かれた日本初の女性プロ漫画家の長谷川町子さんである。先日、東京 桜新町にある「長谷川町子美術館」の前を通りかかった。時間がなかったので入館は出来なかったが、通りも「サザエさん通り」とあったし、いたるところでサザエ様とお目にかかった。機会があればその美術館のコレクションを拝見出来ればと思っている。

追記
この11月7日に、女子レスリング吉田沙保里さんが世界大会13連覇の偉業を達成され、国民栄誉賞に輝かれた。
女性では、なでしこジャパン、ひばり、キューちゃん(高橋尚子)、長谷川町子さん、森光子さんが受賞されている。おりしもその森光子さんが先日10日に永眠されていた報道があった。
1920年生まれ、B型とあった。
謹んで冥福をお祈りしたい。