Hirakata turezure 四季のなにわ

あるとき、ときどき、いろんな思いをふっと向ける事柄があります。

The first day of spring   立春

2012年02月05日 | 日記
立春


「立春や つかぬまの陽に 雀らの 語る言葉は また 雪のこと」(柳子)

昨年の気象庁の長期予報のとおり、関西も今冬の寒さは大変厳しい。
節分をすぎ、立春を迎えたが、お水取りまでこの寒さは続くのであろう。


友人から新聞記事を頂いた。
少し以前にこのブログでとりあげた大阪市水道局が委託生産していたブランド水で「モンドセレクション」(国際的な食品品評会)で金賞を受賞していた「ほんまや」がまもなく生産中止になることが決まったと書いてある。
 知らなかったが、相当な赤字であったらしく、このボトルの販売による民間企業への圧迫の現状からの回避、なにより赤字部門の整理を目的とした橋本市長の決断は早かったようである。
もちろんこの施策には反論するつもりは全くなく、市民の負担軽減につながるのであれば、「こんなものもあった。」でよいのであって、府民、市民にとっては、むしろ感謝すべき決断ではなかろうか。
こんなことを思いつつ、自然の名水が大阪府下にもあるのかと思いきや、どうして、どうして、河内潟のあったこの地、大阪にも弘法大師にまつわる名水やら、いろんな伝説がある湧水やり井戸が結構あることに気が付く。
また、古今東西、酒つくりに名水は欠かせないのはよく知られており、灘五郷、伏見の酒造りの本場の水もその例外ではない。
交野市にも地酒がある。機会があれば、その酒造りに利用されている水について是非、伺ってみたいものだ。