インド人は日本人に好意を持っているようです。非常に親しげにします。そして多くので日本人の面倒を見てくれるのです。
その優しさの原因には長年にわたり植民地として過酷に支配してきた大英帝国と戦争をして、インドの独立に貢献した日本人への恩義もあるのかもしれません。
第二次大戦後、東京裁判でA級戦犯全員の無罪を主張したのはインド人裁判官ただ独りであったのです。
その後、ネール首相が愛娘の名をつけたインド象を送ってくれ、敗戦で打ち沈む日本人の心を慰めてくれたのです。
一方、アメリカ人もインド人を尊敬しているようです。アメリカにいるインド人は忠誠心や責任感が強く、頭脳明晰な人が多いからです。
1990年前後に働いていたオハイオ州立大学の同じ学科には、2人のインド人教授がいました。
私が指導していた学生にも一人のインド人がいました。彼はとにかく全てについて熱心で、よく徹夜で実験をしていたのです。
アメリカの仕事場で知り合ったインド人は皆紳士で、よい思い出しかありません。
私はインド人が好きです。
写真はシーク教の寺院でインド西北にあります。