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後藤和弘のブログ

写真付きで趣味の話や国際関係や日本の社会時評を毎日書いています。
中央が甲斐駒岳で山麓に私の小屋があります。

「美しい樹木の姿を求めて旅をする」

2024年10月27日 | 日記・エッセイ・コラム
樹木の美しさを見ると心がやすまります。心が静まります。自分の愚かさに気がつきます。
ですから私は樹木を愛しています。尊敬しています。
幼いころからの樹木とのお付き合いを時々思い出しています。
戦前、戦後に仙台の郊外に育った私は山林の中で一人遊びをしていました。雑木林を抜けると亭々と聳える赤松の林があり、何故かいつもトンビが舞っていたのです。その鳴き声が今でも耳に残っています。私は樹木に憧れ、樹木を友にし、樹木を尊敬していたのです。
中年になって少し心の余裕が出来たころ、山林の中に小さな小屋を建てました。
山梨県北杜市の甲斐駒岳の山麓に広がる深い、深い森の中です。
どんなに深い森かを示すためにその小屋の窓から撮った森の写真を示します。

1番目の写真は小屋の西側の生い茂っている赤松の写真です。冬になり雑木が落葉すると森の梢の向こうに雪を頂いた甲斐駒岳が見えます。
窓の外の自然林を眺めながらビールをゆっくり飲みます。夕方から次第に暮れて行く山林の呼吸を感じながら時を過ごします。
この鬱蒼とした自然林の奥には鹿や猪や猿が静かに棲んでいるのです。たまにサルの一群が窓のそとに遊びにきます。
自然に生えている樹木はこの写真のように荒々しいものです。原始の姿です。
しかしそれに人間の手が入ると風景が一変します。

2番目の写真は時々樹木の美しさを見る為に通っている畑の向こうの雑木林です。埼玉県の所沢市の農村の風景です。
このように人間は樹木の美しさを畑の広がりで引き立てています。野菜を収穫するだけの目的なら、この樹木は不要かも分かりません。しかし畑作をしている人が大切に守っているのです。
一生懸命、写真を撮っていると近づいて来て、「美しいいでしょう。ゆっくり写真を撮って行ってください」と言っていました。やはり彼は野菜を育てながら樹木の美しさを楽しんでいたのです。心の豊かさに感動します。
このように樹木の好きな私は自分の家の近所でも大きな木のある所を沢山知っています。
小金井公園、武蔵野公園、野川公園には巨大な樹木があるのです。春夏秋冬、よく訪れては巨木を見上げています。
このように樹木のことを書き出したら止まりません。白神山地のブナの林も美しいものです。そして昨年の夏に行った長野県の八千穂高原の日本一の白樺林の広がりを思い出しています。
その上北海道には美しい樹木の思い出が尽きません。
北海道大学の植物園の楡の大木、ポプラ並木、そして富良野や美瑛の牧草地の境に立っている白樺林などを思い出すたびに心が癒されます。
とにかく樹木の事を考えると心が静まり幸せな感じになります。
写真に数年前の10月に帯広空港から知床へ行く途中で撮った樹木の姿を示します。

3番目の写真は帯広空港から知床へ行く途中で撮った写真です。秋風にそよぐ葉が何かを語りかけているようです。

4番目の写真も帯広空港から知床へ行く途中で撮った写真です。
風で一方に延びた枝が何かを訴えているようです。超然とした喬木の姿です。人間の矮小さが恥かしくなります。
樹木は私に心のやすらぎをくれます。静かに語りかけてくれます。自分の悪い心を直してくれます。元気もくれます。
こうして私は88歳になるまで長い、長い間、いろいろな樹木のお世話になった来たのです。感謝しています。

それはそれとして、今日も皆様のご健康と平和をお祈りいたします。後藤和弘(藤山杜人)

「2024年10月27日 年間第30主日ミサ」

2024年10月27日 | 日記・エッセイ・コラム
2024年10月27日 年間第30主日ミサです。
今日はインターネットを通うして広島のカトリック幟町教会のミサにあずかります。

ミサの動画配信は下記です。
https://www.youtube.com/watch?v=2G0_8cLrFDw
第1朗読 エレミヤ書 31章7~9節
第2朗読 ヘブライ人への手紙 5章1~6節
福音朗読 マルコによる福音書 10章46~52節

カトリック幟町教会
〒730-0016 広島県広島市中区幟町4−42

添付のは写真はカトリック 碑文谷教会です。

「宮城野の萩が美しく咲く季節です」

2024年10月27日 | 写真
宮城野の仙台で生まれ育った私の家の庭には萩の花がいっぱい咲いていました。大きくなって知ったのですが宮城野の萩は万葉集の時代から有名だったのです。
 
宮城野の萩のことを歌った万葉集の歌です。
 
高円の 野辺の秋萩 いたづらに 咲きか散るらむ 見る人なしに
(高円の 野辺の秋萩は 虚しく 咲いては散っていることだろうか 見る人もいな いので)  笠金村(巻二―二三一)
 
秋風の 末吹きなびく 萩の花 共にかざさず 相か別れむ
(秋風に 吹かれてなびく 萩の花を 一緒に髪に挿すことなく 別れていくのか)    大伴家持(巻二十―四五一五)
 
源氏物語にもあります。
宮城野の 露吹きむすぶ 風の音に 小萩がもとを 思ひこそやれ
(宮中の涙をそそる風の音に 若宮のことが偲ばれる)
この宮城野の萩の写真をお送りいたします。
写真の出典は、「宮城野の萩の花の写真」を検索して、インターネットの写真から綺麗な写真を選びました。

「秋を代表する花々」

2024年10月27日 | 写真
秋を代表する花は何と言ってもコスモスです。それにキクです。その他は意見が分かれるでしょうが私はキンモクセイとガーベラにしたいと思います。
この4つの花々の写真を順にお送りいたします。