後藤和弘のブログ

写真付きで趣味の話や国際関係や日本の社会時評を毎日書いています。
中央が甲斐駒岳で山麓に私の小屋があります。

写真で見る韓国の知られざる秘密

2018年08月14日 | 日記・エッセイ・コラム
知られざる韓国の秘密とは日本で報道されない韓国の珍しい光景や習俗のことです。
日本のマスコミは何かというと慰安婦像の立っている風景写真だけを掲載して他の韓国の写真をほとんど掲載しません。
それからテレビでは韓国の昔の宮廷の愛憎劇だけを放映しています。
したがって多くの日本人は韓国に関して大変バランスの悪い歪んだイメージを抱いています。
特に悪いのは高齢者です。仲良くすべき隣国に対して偏見を持っているのですから実に困ったものです。しかし若い日本人は韓国が好きなのです。
前置きは止めて早速写真で説明します。

1番目の写真は2014年8月14日から18日まで韓国を訪問したフランシスコ教皇の写真です。
韓国は人口が5000万人でその2割がプロテスタン信者で、カトリック信者は約1割の544万人です。日本は約3%がキリスト教信者で、0.3%がカトリックの信者です。
こんな大きな相違があるのに日本のマスコミはこの事実を報道しません。

2番目の写真はフランシスコ法王を歓迎するため集まった韓国の大群衆です。
こんな写真は日本の新聞に出なかったので多くの日本人は知りませんでした。

3番目の写真はフランシスコ法王をが中心に立って韓国人の神父さんとミサの司式をしている光景です。
フランシスコ法王はその年に起きた大型客船沈没の遺族に会い慰めました。そのときある遺族が遺品を法王に手渡したそうです。すると彼はそれを随員に渡さないでポケットにしまい大切に持ち帰ったそうです。その人間味溢れる態度に人々が感動したそうです。
そしてソウルでは 124人の殉教者の列福式をしたのです。その時は100万人が集まったそうです。

さて韓国はキリスト教が隆盛ですが仏教や伝統的な民族宗教も大切にされています。
人々は日本と同じように祭が好きです。韓国の祭りの様子は政府の文化体育観光部が公表している「韓国のお祭り2014」に数多く紹介してあります。
その資料から韓国の祭の写真をお送りしましょう。

4番目の写真は菊の花が主役の祭りのカゴパ菊花祭りの写真です。
馬山は韓国で初めて菊の栽培を始め、日本に輸出もしました。2000年から開催されたカゴパ菊花祭りのイベント会場では、フラワーゲートや5千輪の菊で作った菊の丘、菊のキャラクターのある花の塔など美しい菊が満喫できます。 会場は慶尚南道 昌原市 馬山第1埠頭の一帯です。

5番目の写真は漢城百済時代の文化が感じられる祭りの漢城百済文化祭の光景です。
ソウル特別市松坡区一帯は2000年前、約500年間漢城百済として都があった場所です。ソウルの歴史が始まったといえるこの地には、風納土城や夢村土城など遺跡があります。燦爛たる花の漢城百済時代の歴史や文化を感じられるお祭りです。

6番目の写真は旌善アリラン祭の光景です。旌善アリランの哀歓をこめたアラリいかだの再現、旌善アリランや拍子を覚えるアリラン体験などが出来ます。会場は江原道 旌善郡です。

7番目の写真は薬草と韓方薬の祭りである智異山(山清)薬草祭りの光景です。
この祭りでは自宅でハーブのように育てて食べられる薬草の鉢植えや薬草を材料にした韓方料理などを展示しています。観光客にわかりやすく薬草を伝えています。
会場は慶尚南道 山清郡 山清インター入口の祭り広場および東医宝鑑村の一帯だそうです。
この他に ソバの花が主役の祭りもあるから驚きです。それは平昌孝石文化祭りです。
この祭りは白い蕎麦の花が蓬坪一帯を覆う最も美しい時期に開催されます。場所は江原道 平昌郡 蓬坪面の一帯(文化村一帯)だそうです。

このように韓国では日本と同じように何十、何百という数多くの祭があるのです。
韓国人は祭りやイベントを開催して楽しく暮らしているのです。日本人の祭り好きとよく似ています。
日本のマスコミはもっと、もっと広い視野で韓国人の喜びや悲しみを文化ニュースとして報じるべきではないでしょうか。
今日は韓国の日常の一端を示す写真をお送りしました。蛇足ながら私は右翼がかった純粋の日本人です。

それはそれとして、今日も皆様のご健康と平和をお祈りいたしす。後藤和弘(藤山杜人)

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