都立神代植物公園には比較的大きな温室があります。その内部の一部屋がベゴニア専用の部屋です。
四季折々何時訪問しても色とりどりの見事なベゴニアが華麗に咲いているのです。その花は日本古来の花のように可憐ではありません。楚々としていません。如何にも西洋の花のように色彩鮮やかに豪華絢爛と咲き誇っています。
私はその花を栽培している人々の情熱に感動しています。何時行っても2、3人の作業服を着た男性が花の手入れをしているのです。肥料液を少しだけやっています。枯れかかった花を摘んでいます。下に落ちた葉を拾っています。鉢の向きを動かして一番良く見えるようにしています。色とりどりの花をバランス良く配置して絵画的美しさを追及しています。見物客の邪魔にならないように身をかがめて作業をしているのです。
展示室の他に同じ大きさの栽培用の部屋が見えます。そこでも作業服を着た男性が2、3人働いています。
このベゴニアの栽培の丁寧さや情熱に頭が下がるのです。花が好きな人には悪人がいないと言います。そんなことを考えながら花々の写真を撮っていると心が豊かにになります。幸福感が湧いてきます。
下にその写真をお送りいたします。
そして、今日も皆様のご健康と平和をお祈り申し上げます。後藤和弘(藤山杜人)
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