後藤和弘のブログ

写真付きで趣味の話や国際関係や日本の社会時評を毎日書いています。
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アメリカ人の強力なトヨタ支持論を直接、是非お聞きください(翻訳字幕付き)

2010年02月28日 | 日記・エッセイ・コラム

アメリカの今回の公聴会は、昔から自働車会社の集中していたデトロイト地方の下院議員や韓国自動車会社に関係の深い民主党議員が中心になって、野党の共和党議員を弱い立場に落とすために開催されたと言われています。そのような側面は確かにあります。

しかし事故が起きてからのトヨタの対応が悪かったのも事実で、その失敗が政治的に利用されたのです。トヨタの責任は否定しようもありません。

ところが理路整然としたトヨタ支持論を堂々と述べているアメリカ人が居ます。そのビデオを是非ご覧下さい。翻訳の字幕付きです。

http://www.youtube.com/watch?v=oSCcC42G9DA&feature=topvideos

このビデオはBYOOLの会員でマイフレンドの0099さんが送って下さったものです。

この擁護論は従来のGMやフォード、クライスラー、オールズモビル、などなどの過去のリコールの回数の平均に比べてトヨタのリコール回数が非常に少なく、品質が良いことを証明しています。そしてトヨタの悪い点も否定していません。

このような公平、且つ客観的な意見をインターネットで公表出来るアメリカ、その自由と平等な社会に感心します。この自由と平等こそがアメリカの強さであり、決して軍事力だけが強いのではありません。

それにしてもトヨタ車は日本でも使っている人が多いのに豊田社長は日本では謝罪しないのは何故でしょうか?アメリカだけでなく世界へ広がっているトヨタ車のユーザーへ謝罪する方法を考えるべきと思います。アメリカだけが五月蠅いからアメリカだけで謝罪すれば良いと考えているとしたら豊田社長の人間的スケールの問題です。

それにしてもトヨタの支持者がアメリカに居ることは、他の分野の日本企業全体にとっても大きな励みになります。「品質の良い製品を誠意をもって供給すればユーザーは必ずその会社の支持者になる」ということを強く証明しているのです。

今日も皆様のご健康と平和をお祈り致します。藤山杜人


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