東京は東西に長い土地です。西半分の昔の行政区は、西多摩郡、南多摩郡、北多摩郡とよばれていました。武蔵野の畑作地帯が広がり、美しく手入れされた雑木林があちこちに有りました。現在は家が建てこんできましたが、それでも小さな雑木林が残っています。
私は何故か雑木林を見ると、心が振るえます。シーンとした静かな気分になり、体が透明になったように感じます。汚い考えが消えます。老年であることも忘れてしまいます。
今日は、二年まえの2月8日に掲載した、雑木林の写真をお送りします。昨日、カメラを持ってこれらの場所を見て来ましたが、2年前とまったく同じ風景でした。少し木々が大きくなっただけです。昨日は暗い曇り日で良い写真が撮れなかったので、2年前の写真をお送りすることにしました。
雑木林はクヌギ、コナラ、エゴの木、シデ、カシワなどの落葉樹にシイ、ヒノキ、スギ、マツなどの常緑樹も少し混じっています。
大きな写真をNo.1とし、下の小さな写真をNo.2とし順に右方向へ番号をつけるとNo.10まで番号がつきます。それぞれの撮影場所は;(1)府中市北部の浅間山がNo.2,3,5,7,10、(2)浅間山から甲州街道へでる欅並木がNo.6、(3)府中市営、郷土の森博物館敷地内がNo.1、8、9、(4)武蔵境浄水場近くの千川上水の写真がNo.4です。
お楽しみ頂ければ嬉しく思います。
(撮影場所;東京都調布市、都立神代植物公園、深大寺門より入ったアカシデ林などです。)
今日も皆様のご健康と平和をお祈り致します。藤山杜人