皆様はブログを始めた時、どのようないきさつで始めたのでしょうか?
私は2007年の10月に下のようなきさつで書き始めました。
その時、甲斐駒の眺めを楽しみながら車をゆっくり走らせていました。
私の山小屋のそばに住みついている木内正夫さんが歩道の上で挨拶しています。車を止めたら、相談事があるので後で私の小屋へ行くといいます。
1番目の写真は熊さんの手になる芸術作品です。先端からワイヤーが下がっていて巨大な鉄球がぶら下がっています。広い公園の中心にあり甲斐駒の景観に負けない迫力があります。
小屋の前で焚火をしていたら木内さんが来ました。そして、いきなり、「ブログを始めませんか?」と薦めるのです。
ブログという言葉を聞いた事がありません。何かサッパリ分かりません。しかし、手取り、足取り、教えてくれると言うのです。
木内さんの山荘はここから600mくらい離れた林の中にあります。30年以上前から住民票を横須賀から旧武川村(現在の北杜市)へ移して独りで住んでいます。
それ以来、木内さんはインターネットの使い方やデジカメで撮った写真をブログへ掲載する方法を丁寧に教えてくれました。
その頃、コンピューターの故障を直しに来てくれたPC修理のプロがこのブログを数分間で立ち上げてくれたのです。2007年の11月5日がこのブログの創刊日です。
考えてみると不思議です。インターネットやブログの事をまったく知らなかった私がそれ以来、毎日、毎日、記事を書いて掲載したり、写真を撮ってブログへ掲載しています。
その技術を教えてくれたのが木内さんです。何度も彼の山荘の3階にあるコンピューター室に行きました。彼は約束通り手取り、足取りしてくれるようにして教えてくれたのです。
それ以後、時々木内さんを私の小屋へ招待して2人でビールを飲みました。
足元には下の写真のような薪ストーブがパチパチと音と立てて燃えています。
前の日に東京の自宅で自分で作ったビーフシチュウを鍋ごと持ち込み、薪ストーブで温めて2人で食べた事もありました。
ついでに書けば、伊豆に住んでいる木内光夫さんという方とも友人になりました。彼は木内さんの弟で、山荘で知り合ったのです。伊東市で「岩漿」という文学会を主宰している方です。地方で文学の灯を掲げています
このように、このブログは木内さんのおかげで順調に出発出来たのです。
その後、独自に幅を広げ色々な方々と友人になることができました。
ネットの上でできた友人も増えました。ブログは引退後の楽しみとしてかけがえの無いものになっています。
皆様はどのようないきさつでブログを始められたのでしょうか?
今日も皆様のご健康と平和をお祈り致します。後藤和弘