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またまた寒冷渦参上!9日は北日本、東日本は天気急変に要注意!

2014-05-08 23:20:13 | インポート

①5月8日15時の天気図 気象庁HPより引用

14050815

②5月8日15時の日本付近雲画像図(水蒸気画像で拡大版) 気象庁HPより引用

20140508150000

                           ↓

③5月9日9時の予想天気図 気象庁HPより引用

14050809

日本付近には、偏西風の蛇行に伴い、寒冷渦(偏西風帯が蛇行し、上空に寒気を伴なった低気圧が偏西風帯に発生したもの)がまたまた参上!引用図②より、寒冷渦の中心は、中国東北部からロシア国境ふきんにあるものの、これに伴う発達した降水域が、8日15時現在、日本海中部へと進んできました。

引用図①より、地上天気図上には、前記した、水蒸気雲画像上で、白く輝く御玉杓子状に写っている発達した降水域のすぐ西側に2つ描かれておりますが、引用図③より、9日9時には、日本海をゆっくり東進する予想で、これに伴い、引用図②での、白く輝く御玉杓子状の発達した降水域も、東進して、9日には、北日本や東日本へかかってくる予想ですね。

こういった、寒冷渦にともなう降水域は(以下全て筆者調べ)、

ⅰ:帯状に広がるもの 

と 

ⅱ:引用図②のように、御玉杓子状になるもの 両方見かけららますが、

ⅰ より ⅱ の形状の降水域が上空3000m付近に顕著な上昇流域に伴って発生し、降水域自体強くなるものです。とりわけ、この御玉杓子状の尻尾の形状が、暖湿流が流れ込んでくる方向に一致し、当該、尻尾に当たる箇所で、激しい落雷、強い雨、降雹、突風などの激しい気象現象が発生しやすいですから、要注意です!

9日は、山梨県内でも、天気の急変にどうかお気をつけてください!


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